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原題:MICHAEL CLAYTON 監督:トニー・ギルロイ 出演:ジョージ・クルーニー (マイケル・クレイトン) トム・ウィルキンソン (アーサー:マイケルの同僚) ティルダ・スウィントン (カレン:農薬会社の法務トップ) シドニー・ポラック (マーティ:法律事務所のトップ) ショーン・カレン (ジーン:マイケルの弟) デヴィッド・ランズベリー (ティミー:マイケルの従兄弟) ストーリー: ニューヨークの大手法律事務所ケナー・バック&レディーンに所属するマイケル・クレイトン。公に出来ない案件を裏で穏便に処理する“フィクサー”を長年務めている彼は、かつての弁護士職に戻るタイミングを失い、問題山積の私生活でも、ついには従兄弟が抱えた8万ドルにも及ぶ借金を肩代わりする羽目に陥っていた。そんな中、巨大農薬会社U・ノース社に対する3000億円の集団訴訟でU・ノース社の弁護を担当していた同僚のトップ弁護士アーサーが、原告との大詰めの協議の最中、突然服を脱ぎ出すという奇行に出てクライアントを困惑させてしまう。そこで上司から事態の収拾を任されたマイケルだったが、やがてアーサーがU・ノースを敗北に導く決定的証拠を掴んでいることを知ってしまう。一方、U・ノース社の敏腕女性弁護士カレンもこの緊急事態に対処するため秘かに行動を開始するが…。 allcinemaより 初公開年月:2008/04/12 クルーニー&ソダーバーグの社会派ドラマというと、映画館では完全敗北を喫してしまった『シリアナ』が過ぎり、本作も構えて観始めたのですが、『シリアナ』ほど背景の奥深さはなかったようで、なんとかついていけたし楽しめました。 …とはいっても、前半部分の、出世街道から外れたやさぐれ弁護士マイケル・クレイトンの日常は、観ていて楽しいものでもなく…(^^; 借金の金策に追われたり、たちの悪いクライアントの尻拭いをさせられたり、子供の学校の送り迎えだってしなければならない。 それに友人でもある同僚アーサーは、躁鬱病?を患っていて、テンションの高い電話をかけてくる…。 集中力が途切れそうになる中、今回は寝てはいけない;;;と踏ん張りましたよ。(『シリアナ』は、見事に寝てしまったので…^^;) が、今日は最近の中ではすこぶる調子がよく、無事乗り切れると確信したあたりで、何故か一部記憶が…? あれれ??(一部分だけでよかった^^;) 冒頭のシーンが再び繰り返されるあたりからは、スリリングな展開で、ぐいぐい惹きつけられました。 前半部分のマイケル・クレイトンの日常も、後半部分への伏線となっていて、ちゃんと観ていて良かった(笑) それにしても、本作の原題は主人公の名前なのですが、邦題は『フィクサー』。 わざわざ”もみ消し屋”を強調しているし、冒頭でマイケルのフィクサー用の携帯電話が意味深に鳴っていたので、そんなNYの一流法律事務所の裏家業をメインにした映画かと思っていたので、本作の展開はちょっと意外でした。 フィクサーのマイケル・クレイトンより、農薬会社の裏工作員の方が、ハードに仕事してましたね(^^; 私的に、本作のお目当てはジョージとティルダなのですが、二人とも昨年末からの賞レースの常連で、ティルダは見事オスカーを手にしました。 監督のトニー・ギルロイは、マット・デイモンのボーン・シリーズの脚本を手がけた人物で、本作が監督デビューとのこと。 映画的には私はボーン・シリーズの方が好きですが(マットのサクサクした仕事振りが好きなので^^)、本作のやさぐれたジョージも色っぽい〜、素敵だぁ〜^^。 ってか、本作でティルダが演じたカレンは、私的に、他人事とは思えませんでした;;; カレンは、一見クールなやり手ビジネスウーマンですが、実は気が小さく、努力に努力を重ねて巨大企業の法務部門のトップになったのでしょうね。 予定されたことについては完璧な準備で当たるのですが、突然の事態には臨機応変に対処できないのですよ。 彼女は意外な弱さでオスカーを手にした…ということになるのでしょうか。 |

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