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原題:THE SCARLET PIMPERNEL 監督:サイモン・ラントン 原作:バロネス・オルツィ 出演:リチャード・E・グラント (サー・パーシー・ブレイクニー) エリザベス・マクガヴァン (レイディ・マルグリート) マーティン・ショウ (ショーヴラン) アンソニー・グリーン (サー・アンドリュー・フォークス) ジョナサン・コイ (プリンス・オブ・ウェールズ) クリストファー・フェアバンク (フーミエ) ロナン・ヴィバート (ロベスピエール) ジェラルド・マーフィ (G プランチェット/プランシェ) ストーリー: 1792年。革命の嵐の真っ只中にあるフランス。オーストリアとの戦争が始まり、貴族・聖職者階級の人々が、ただ貴族である、聖職者である、というだけでオーストリアとの密通を疑われ、片っ端から捉えられ、ギロチンに送られようとしていた。 そんな中。鮮やかな手口と大胆な知略で捕らえられた貴族を救い出し、イギリスへ亡命させる謎の一団が現れる。革命政府が血眼になって捕らえようとするが、そのたびに彼らはその追跡を振り切り、貴族達と共に逃げ去ってしまう。残された紋章からいつしかその一団は「紅はこべ」と呼ばれるようになる。 Wikipediaより こちらもLaLaTVの放送で観たのですが、『紅はこべ』が3話、『紅はこべ2』が3話、計6話からなるBBC制作のドラマシリーズです。 1話完結なのですが、その1話が90分程もあるので見応えのあるドラマでした^^。 ブルボン朝〜フランス革命〜ナポレオン戦争のあたりのフランス史はとても興味深く、それらを題材に多くの本が書かれ、多くの映画も作られています。 が、その中で、フランス革命時に革命政府を支配し、恐怖政治で多くの反対派をギロチンに送ったロベスピエールなる政治家がいたことを私は知りませんでした。 本作は、イギリスの作家、バロネス・オルツィの同名小説が原作なのですが、主人公の”紅はこべ”ことサー・パーシー・ブレイクニー(架空の人物)は、ロベスピエールによりギロチンに送られたフランス貴族を助けるために暗躍する英国貴族です。 演じているのはリチャード・E・グラント。 私的には『ゴスフォード・パーク』での執事役のように、脇に控えてシニカルな表情を浮かべているイメージがあったので、本作での、社交界の中心人物パーシー卿であり、派手なアクションで斬首台から救出する”紅はこべ”を演じているのには驚き;;; が、本作でのパーシー卿こそが彼本来の魅力が発揮されているのでしょうね^^。 188cmの長身で、身のこなしもスマート、ウィットに富んだ会話ができて、シニカル。 実に英国人っぽい俳優さんです。 話を『紅はこべ』に戻すと、フランス革命と言うと、貧困にあえぐ民衆により、ルイ16世とマリー・アントワネットが斬首刑に処せられ、王政と封建制度が崩壊したという認識しかなかったのですが、その民衆に支持されたはずの革命政府が恐怖政治を行っていたのですね;;; 本作の冒頭で、後にパーシー卿と結婚するマルグリートの両親が、仕えていた貴族にわずかな食料を無心したばかりに、見せしめに絞首刑にされるシーンが映し出されるのですが、ロベスピエールの行き過ぎた恐怖政治は、貴族に両親を殺され、共和政を支持するマルグリートでさえ嫌悪感を覚えるものだったのです。 (シリーズ最終話でロベスピエールの人間的な面を観ることが出来たのがせめてもの救い^^;) 本作は、捕らえられた貴族を”紅はこべ”が救うという物語なので、幾度となくギロチンでの処刑シーンが映し出されるのですが、何度観てもゾッとし、いつもハラハラ、ドキドキさせられます。 が、毎回すんでのところで”紅はこべ”の機知で救い出され、スカっと観終えることができるのがいいですね^^。 また、この作品の魅力は、英国皇太子とも親しいパーシー卿なだけに、社交界の華やかさを堪能できるところ。 衣装、ダンス、会話…、リチャード・E・グラントのスマートな身のこなしには、ほんとホレボレです^^。 そうそう、リチャード・E・グラントと言えば、代表作に『ウイズネイルと僕』がありますが、こちらがまた、なかなかDVD化されませんね〜(^^; 凄く観たい作品だったのですが、本作で彼の魅力に気付いたことで、凄く凄く凄く観たくなりました;;; どうかDVDが発売されますように……。 |

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