|
ドイツ/フランス 原題:IRINA PALM 監督:サム・ガルバルスキ 出演:マリアンヌ・フェイスフル (マギー) ミキ・マノイロヴィッチ (ミキ) ケヴィン・ビショップ (トム) シヴォーン・ヒューレット (サラ) ドルカ・グリルシュ (ルイーザ) ストーリー: ロンドン郊外の小さな町。平凡な人生を送ってきたまじめな主婦のマギー。そんな彼女の最愛の孫、オリーは難病に苦しんでいた。そしてある日、6週間以内にオーストラリアで最新の手術を受けなければ助からないとの宣告を受けてしまう。息子夫婦にそのための費用を工面する余力はなく、マギーは自分が何とかしなければと金策に奔走するが、どれも上手くいかない。そんな時、偶然目にした“ホステス募集・高給”の貼り紙に釣られ店を訪れる。ところがそこはセックスショップで、マギーの手を見たオーナーのミキからは、壁の穴越しに手で男をイカせる仕事をあてがわれる。一度は逃げ出したものの、孫のためと覚悟を決めその“仕事”を始めたマギーだったが、意外にもゴッド・ハンドと評判を呼び、たちまち売れっ子になっていく。 allcinemaより こちら、昨年のベスト映画の一つに挙げられている方も多いですね。 私も評判は小耳に挟んでいたものの、予告編などで想像される内容に躊躇し、劇場鑑賞は見送ってしまった作品だったのですが、この度、WOWOWの放送で観る事ができました。 番組では、まずはヒロインのおばちゃん、マギー役のマリアンヌ・フェイスフルについての簡単な紹介があったのですが、そっか、そうでした。 彼女、若かりし頃はポップアイドルとしてファッションアイコンだったり、ミック・ジャガーの恋人だったりと、派手な過去があるのですよね。 その後いろいろあったようですが、最近は映画を中心に活躍しているようで、ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』では、マリー・アントワネットの母、マリア・テレジアを貫禄で演じていました。 本作はそんな彼女の初主演作とか。 ということで、マリアンヌ・フェイスフルの若かりし頃の写真も改めて見たのですが、本作のマギーおばちゃんにはそんな面影は全然ないっ(^^; 孫の病気に心を痛める優し〜いおばあちゃんでした。 それにしても、世の中ってキビシイですよね。 何が何でも職を得たいマギーに、紹介所の職員は ”あなたの年では仕事はありません” って…(><) (私も何らかの理由で次の仕事を探さなければならなくなったら、その問題に突き当たるのですよね。怖っ;;;) 夫に先立たれ(しかも夫は……^^;)、孫は難病。 家を売ったり、家事を手伝ったりしても嫁には嫌われ、仕事に就くこともできず…。 背中を丸めてトボトボ歩いていたマギーでしたが、孫可愛さで、なり振りかまわずやることにしたラッキーホールの仕事が、なんと彼女の天職!?(^^; 誰にも決して言えない仕事ですが、マギーは仕事で認められることにより少しづつ自信を取り戻すのですよね。 最初はもっさいおばちゃんに見えたマギーが、だんだん輝いて可愛らしく見えてくるところも見所。 が、毎日いそいそと何処かに出かけ、急に大金を手にしたマギーはかなり怪しい(^^; 結局、息子にバレてしまうのですが、マギーを”売春婦”となじり、”こんな汚い金はいらない”と激昂するトムのことは理解できなかった私。 母親がよりにもよってそんな仕事を…っていう嫌悪感はわからなくもないですが、それよりも、そこまでしてお金を作ってくれたんだと感謝するなり、自分の不甲斐なさを責めるなり、するものじゃないのかなぁ…。 息子の代わりに嫁のサラに見直され感謝されるのですが、そんな、女として母親同士として、嫁と心を通わせていくところも見所だから、あえて息子を悪役にしたのかな? ということで、この映画、マギーの仕事で関心を集めてましたが、実際に観てみると、女性の生き方をしっかり描いた作品だったように思います。 (なので、マギーに客を奪われ、シングルマザーなのに仕事を失くしてしまったルイーザのその後が気になってしまったのですが、彼女のことはそれ以上は描かれていませんでしたね^^;) で、映画の中で仕事に励むマギーがテニス肘ならぬペ○○肘になって笑いを誘ってましたが、私もここ1〜2ヶ月腕が痛いのです(^^; 筋肉痛だと思っていて、そのうち治るだろうと我慢していたのですが、ひょっとして私も??と調べてみたらドンピシャリ。 早速仕事帰りに整形外科に行ってきましたよ(^^; 私の場合は、分厚い資料を2〜3百枚スキャンしたために痛めた、”スキャン肘”ですが…(笑) |

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー






