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製作:2002年 アメリカ 原題:Fidel and Che 監督:デヴィッド・アットウッド 出演:ピクトル・フーゴ・マルティン 、ガエル・ガルシア・ベルナル 、パトリシア・ヴェラスケス 、セシリア・スアレス フィデル・カストロ(ピクトル・フーゴ・マルティン)は弁護士をしながら政治活動にも参加していた。しかし、選挙の直前の1952年3月、バティスタによるクーデターが起き、キューバは軍事独裁体制へと移行してしまった。それに対してカストロは、1953年7月26日、革命運動をすすめるための武器や弾薬の調達のため、モンカダ兵営を襲撃するが、準備不足もあり作戦は失敗し投獄されてしまった。1955年、恩赦で国外へ追放されたカストロは亡命先のメキシコでチェ・ゲバラ(ガエル・ガルシア・ベルナル )と出会い意気投合した。1956年、メキシコでカストロとゲバラの組織した革命軍(7月26日運動)はオンボロ船「グランマ号」でキューバへ渡ったが、上陸後すぐにバティスタ政権の攻撃を受け、80人のメンバーは12人しか生き残らなかった。カストロと弟のラウル、ゲバラら生存者は山岳部に篭り再起を図った。巧みなマスコミ戦略などにより、次第に反政府勢力が結集し、1959年元旦、カストロの革命軍は政府軍兵士の多くの軍務放棄によって、一連の勝利を成し遂げ、バティスタは亡命し、革命は成立した。 カストロはその後、独裁者としてキューバを導いている。 ゲバラはカストロ政権の要職を務めるが、ゲリラ戦争の経験を活かした革命を他の国でも成し遂げるべく1965年キューバを離れる。アフリカのコンゴで革命を指導した後、南米のボリビアに渡るが、1967年10月8日、CIAの指揮によるボリビア軍によって捕らえられ、その翌日に処刑された。 ジャケット写真がガエルくん@ゲバラなのに、もろカストロのストーリーでした(^^; オリジナルはもっと長いドラマのようですが、それを120分に短縮してるので、あらすじを映像にしたような仕上がりになってます。 手っ取り早くキューバ革命やカストロについて知りたい方には効率の良い作品だと思いますが、ゲバラについて知りたい方、もっと突っ込んで革命について知りたい方には物足りないのでは? メキシコでカストロとゲバラが知り合うシーンは、『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観ている者にとっては、あのエルネストがここにいる!という感じで再会が嬉しかったりするのですが、その後、キューバに上陸するあたりからは、えっ?エルネスト(ゲバラ)ってこういう人だっけ?と疑問も湧いてきました。ゲバラがキューバ革命で果たした役割、今でもキューバの人々の心に英雄と映っている訳は、この作品からは伝わってきませんでしたね。そこらへんは、史実をただ追っただけの感がある映画の作り方や、俳優達も全員スペイン語ではなく英語を使ってましたし、アメリカ映画だったせいかな…と(^^; …という訳で、『モーター〜』で、見事にエルネストを演じたガエルくんが、その後の革命指導者としてのゲバラも演じているんだったら、ソダーバーグ監督やベニシオが新に『Che』なる映画を作る意味はあるのか?と思ったこともありましたが、ちゃんとしたゲバラの映画を是非作っていただきたいですね。(…といっても、やっぱりアメリカ映画か?…^^;) チェ・ゲバラについて興味のある方には、『チェ・ゲバラ人々のために』というドキュメンタリー映画をお勧めします。こちらは、ゲバラとゲリラ活動を共にした人々の証言、友人アルベルト氏の証言、ご家族(娘さん)の証言、ゲバラを直接取材したジャーナリストの証言、資料をもとに作られていて、88分全部ゲバラについてで、写真、VTRは勿論本物のゲバラです。 |

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