Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

特集:高慢と偏見、オースティン

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おかげさまでジェイン・オースティン著『高慢と偏見』は終了しました。…が、『ペンバリー館』『リジーの庭』と、まだまだ続く高慢と偏見ワールド!!
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製作:2007年 イギリス 
原題:PERSUASION
監督:エイドリアン・シェアゴールド
出演:サリー・ホーキンス Anne Elliot
    ルパート・ペンリー=ジョーンズ Captain Wentworth
    アリス・クリーグ Lady Russell
    アンソニー・ヘッド Sir Walter Elliot
    ジュリア・デイヴィス Elizabeth Elliot
    メアリー・ストックリー Mrs. Clay
    ピーター・ワイト Admiral Croft
    マリオン・ベイリー Mrs. Croft
    ニコラス・ファレル Mr. Musgove
    トビアス・メンジーズ William Elliot

ストーリー: アン・エリオットは27歳。 サマーセット州の広大な邸宅に父親のウォールター卿、姉エリザベスと暮らしている。 彼女はかつて、海軍将校のフレデリック・ウェントワースと結婚の約束を交わした。 だが、父ウォールター卿は家柄が釣り合わないと結婚に反対する。 結局、母親代わりのラッセル夫人に説得され、結婚を取りやめてしまう。 しかし、ウェントワースに対する思いは消えず、未だに独身生活を続けるアン。 婚約解消から8年たったある日・・・。 LaLaTVより


オースティンの『説得』をドラマ化したものとしては、BBCが1995年に制作した『待ち焦がれて』を今年初めに観ることができたのですが、本作は2007年にリメイクされたものですね。

ストーリーについては、どちらも原作に沿って作られたものでほぼ同じだったのですが、BBC版は映像が全体的に華やかな印象。 特にお屋敷については、BBCは独自のルートでも持っているんでしょうか? エリオット家のお屋敷として登場したカントリーハウスも壮麗でした。
対して本作。 胸キュン度?(笑)に関しては、こちらの方が上かと…(笑)

『待ち焦がれて』でウェントワース大佐を演じたシアラン・ハインズは、最近では『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』でダニエル・デイ=ルイスと共演していたのが印象に残っていますし、BBC&HBO制作の大作ドラマ、『ROME[ローマ]』でのユリウス・カエサル役は絶品でした! …が、彼は残念ながらロマンス向きの俳優さんではないと思われ…(^^; ウェントワース大佐は、若い頃に身分違いなどでアンとの結婚を反対されるのですが、独身を貫きながら海軍で出世した人物ということで、その一途な真面目さは通じるものがあると思うのですが、王子様タイプじゃないというか…(ゴメンナサイ^^;)
その点、本作でのウェントワース大佐ことルパート・ペンリー=ジョーンズは、ルックス的にイメージ通りの俳優さんで、それだけでニマニマしてしまったミーハーな私です(^^ゞ

アン役のサリー・ホーキンスは、サラ・ウォーターズの『荊の城』をドラマ化した作品でスーザン(スー)役で主演していた女優さんですが、アン役としてはちょっとイメージが違ったかな(^^; ってか、アン役は『待ち焦がれて』のアマンダ・ルートがあまりに嵌っていたので…。 が、ルパート・ペンリー=ジョーンズとの相性的には良かったですね。 なので、胸キュンできたのだと思います。

二人の気持ちは8年前と変わらないのに、お互いに今の状況がわからないまま再会してしまうので、口から心臓が飛び出すくらいの緊張感とか、自分より余程お似合いの相手と一緒にいることろを見せられてしまういたたまれない気持ちとか、二人とも分別を持った大人になってしまったために、軽々しく本心を言えないところに、もどかしさを感じながら一気に観てしまいました。

結果的に、私は本作『説得』の方が気に入ったのですが、決め手となったシーンについて。
(『待ち焦がれて』にも同様のシーンがあったと思うのですが、本作の表現方法が素晴らしかったのです。)
アンが妹のメアリーの看病でマスグローブ家に滞在している時、再会して間もないウェントワース大佐が訪ねてきてメアリー夫婦、従姉妹の女の子達と一緒に散歩に出かけるのですが、大佐に夢中のルイーザが、さっさと腕を取って先に行ってしまいます。 華奢なアンは遅れ気味について行くのですが、途中悪路に足を取られて転んでしまった時、逸早く駆けつけてくれたのがウェントワース大佐なんですね! それまで、アンは自分は大佐の眼中にないものと思っていたので、それはそれはビックリ。 アンの無事を確認すると大佐は何事もなかったように、また先に行ってしまうのですが、アンのことを片時も忘れずに気にかけていた証拠で、でも、素直に気持ちを表現できない大人たちに、あぁ〜、やられた;;; 私のハート鷲掴み!?(笑)


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製作:2008年 イギリス 
原題:SENSE AND SENSIBILITY
監督:ジョン・アレクサンダー
出演:ハティ・モラハン Elinor Dashwood
    チャリティー・ウェイクフィールド Marianne Dashwood
    ルーシー・ボイントン Margaret Dashwood
    ジャネット・マクティア Mrs. Dashwood
    デヴィッド・モリッシー Colonel Brandon
    ダン・スティーヴンス Edward Ferrars
    ドミニク・クーパー Willoughby
    マーク・ゲイティス John Dashwood
    クレア・スキナー Fanny Dashwood

ストーリー:
#1: エリノア、マリアンヌ、マーガレットはダッシュウッド家の3姉妹。 父親が死去し財産を義兄が継ぐことになったため、ノーランド屋敷を出なければならなくなる。
#2: ウィロビーとの恋に浸るマリアンヌ。 そんな折、ブランドン大佐の領地へピクニックが決まるが、当日大佐はある知らせを聞くと急用ができたと言い去ってしまう。
#3: パーティーの翌朝、マリアンヌはウィロビーに手紙を書くが、返事は非情なものだった。 さらにジェニングス夫人から、ウィロビーが5万ポンドの資産家と結婚することを知らされる。 そんな折、ブランドン大佐は自分の過去をエリノアに明かし・・・  LaLaTVより


こちら、BBC制作のドラマということで、『高慢と偏見』のDVDの中で紹介されていた古いものかと思ったら、2007年にリメイクされたばかりのものだったのですね。
オースティンの小説の中では、『高慢と偏見(PRIDE AND PREJUDICE)』と共に、『分別と多感(SENSE AND SENSIBILITY)』という言葉遊びのようなタイトルがついている小説ですが、本作のほうが先に書かれ、長編第1作目とのこと。
1995年にはアン・リー監督で映画化もされていて、エマ・トンプソン、ケイト・ウィンスレットがダッシュウッド姉妹を、ヒュー・グラントがエドワード・フェラーズ、アラン・リックマンがブランドン大佐役を演じていました。 …が、邦題は『いつか晴れた日に』←何故???(^^;

本作も、安心と信頼のBBC制作ということで、原作に忠実にじっくり描かれていることはいうまでもなく、ロケーションもバッチリで、ノーランド屋敷をはじめとした豪勢なお屋敷も素敵でしたし、後に母娘たちが移り住んだ海辺のコテージも趣があって可愛い^^。 いつも俳優目当てで映画を観ている私ですが、BBCドラマは無名の俳優さんだったとしても全然OKですね。
…が、本作も脇を固めるベテラン勢は、ブランドン大佐役のデヴィッド・モリッシーは、私は未見ですが、ヒラリー・スワンクの『リーピング 』、『ウォーター・ホース』、シャロン・ストーンの『氷の微笑2』に出演していたようですし、日本ではこの秋公開のナタリー・ポートマンとスカ嬢がヘンリー8世の寵愛を競う『ブーリン家の姉妹』では、ノーフォーク公を演じているようです。 また、ダッシュウッド母娘をお屋敷から追放し苛め抜く、義兄の嫁役のクレア・スキナーは、『セカンドサイト』や『帰郷/荒れ地に燃える恋』でクライヴと共演していた女優さん。 また、ダッシュウッド姉妹の母親は、テリー・ギリアム監督の『ローズ・イン・タイドランド』で、魔女のようなデル役の女優さんだったようで、本作での上品で素敵なマダムぶりにほんとビックリですっ(@@;

さて、ドラマの内容についてですが、本作でも19世紀の英国での女性の立場の危うさを、改めて思い知らされましたね。 法律については詳しいことはわかりませんが、女性は資産を受け継ぐことが出来なかったため、『高慢と偏見』でも女の子しか生まれなかったベネット家の両親は、ベネット氏にもしものことがあったら、甥のコリンズ牧師に全財産が渡ってしまうとあって、娘達に条件の良い結婚をさせようと躍起になっていたのですが、本作でも、ダッシュウッド家の資産は前妻の長男ジョンが受け継いだために、父親を亡くした母娘は住んでいたお屋敷をジョン夫妻に追われ、田舎のコテージで慎ましく暮らすより他なくなってしまうのですよね。

が、そんな状況に追い込まれても、妹のマリアンヌの自由奔放さは相変わらずで、一方、姉のエリノアは、母親を支え家を切り盛りするしっかり者。
お年頃の二人には、それぞれ好きな人が出来るのですが、恋愛一直線のマリアンヌに対し、あくまで理性的に振舞うエリノア。 『分別と多感』というのは、この対照的な二人を表現しているんですね。
二人とも残念ながら失恋してしまうのですが、それにより本当の幸せを掴み取るあたりは、さすがオースティン印です!?
そういえば、オースティンは姉のカサンドラととても仲が良かったということですが、『分別と多感』にしろ、『高慢と偏見』にしろ、仲の良い姉妹がそろって幸せになるところが良いですね^^。

豪華キャストで映画化された『いつか晴れた日に』に比べると、本作はインパクトに欠けるかもですが、キャストのバランスは私はこちらの方が好きかも。 …が、ウィロビーは…(^^; 『プライドと偏見』でウィッカムを演じたルパート・フレンドくんのような俳優さんがイメージなんですけどぉ〜(^^;;;


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待ち焦がれて

イメージ 1製作:1995年 イギリス/フランス 
原題:PERSUASION
監督:ロジャー・ミッシェル
出演:シアラン・ハインズ Captain Frederick Wentworth
    コリン・レッドグレーヴ Sir Walter Elliot
    アマンダ・ルート Anne Elliot
    サミュエル・ウェスト Mr. Elliot
    スーザン・フリートウッド Lady Russell
    フィオナ・ショウ Mrs. Croft
    ジョン・ウッドヴァイン Admiral Croft
    フィービー・ニコルズ Elizabeth Elliot
    ソフィー・トンプソン Mary Musgrove
    ジュディ・コーンウェル Mrs. Musgrove
    サイモン・ラッセル・ビール Charles Musgrove
    フェリシティ・ディーン Mrs. Clay
    ロジャー・ハモンド Mr. Musgrove

ストーリー: 19世紀のイギリス上流社会に身を置くアン(アマンダ・ルート)。かつて、周囲の猛反対に遭い、軍人ウェントワース(キアラン・ハインズ)の求婚を断ったのだが、8年ぶりに再会することになる。お互い惹かれ合うも、なかなか気持ちが通じ合わない二人。はたして、彼らの恋の行方は…。 シネフィル・イマジカより


こちらは『高慢と偏見(プライドと偏見)』の原作者として知られている、英国の作家ジェーン・オースティンの晩年の長編小説、『説得(説き伏せられて)』をTV映画化したものですね。 ずっと観たかったのですが、シネフィルイマジカで放送してくれたのでやっと観ることができました! 同作を原作としたTV映画は、昨年も制作されたようですが、1995年に制作された本作は、信頼と安心のBBC印です^^。

本作は、ヒロインが機知に富んでいて溌剌とした印象の『高慢と偏見』などに比べると、ストーリーも俳優も”地味”という印象はぬぐえません(^^;
が、やはりオースティンの物語は、時代が良く描かれていますし、人物描写は面白いですね〜^^。 
以前記事にしたことがあるのですが、本作の原作は、サンドラ・ブロックの『イルマーレ』でサンドラの愛読書として登場してましたし、『ブリジット・ジョーンズの日記〜きれそうな私の12ヶ月』の原作の一部は、本作を参考にしたと言われてます。

 
若い頃に身分の違いなどで結婚を反対されて別れてしまった二人が、8年ぶりに再会するのですが、以前と二人の心は変わらないのに、状況は一変しています。
アンは既に27歳。 すっかり婚期を逸してしまい、さらに自分を犠牲にしても人に尽くす控えめで誠実な性格から、いつも損な役ばかりが回ってきます。
対して、ウェントワースは、海軍で大佐にまで昇進し、財も成し、正に男盛り。 年頃の娘達が放っておきません。

8年前に求婚を断った自分をウェントワースはどう思っているのか…。 アンの不安と期待が手に取るように伝わってきます。
一方、貴族の娘のアンにコンプレックスを抱えているウェントワースも、アンとの再会には不安と期待が入り混じっていたと思います。
せっかく再会できても、会話のきっかけさえ掴めない二人……。 あぁ、いじらしい;;;

私、こう見えて?”健気”という言葉に弱いのですよ(^^; そんな私の弱〜いツボをアンは刺激しまくりです(笑)
パーティの席では、”アンは踊らないわよね?”と、ピアノ伴奏が彼女の役目。(しかも上手い!)
甥っ子がケガをすれば、私が看てるから大丈夫と、楽しみにしていたパーティなのに、その母親(妹)を行かせちゃう。(しかも看護が的確!)
彼女は没落気味とはいえ、貴族のお嬢様なのですよ。 なのにあの扱い……(^^;
でも、聡明な彼女は自分を卑下したりしないし、やはり人望があるのよね! 困ったときには、皆、アンを頼りますし、そんなアンにウェントワースも惚れ直すことになります^^。


BBCドラマは、原作に忠実なストーリーにいつも好感を持つのですが、本作では原作の冒頭部分、二人の若い頃のエピソードがそっくり割愛されています。 が、求婚して断られた過去を会話の中で説明していたし、要点がコンパクトにまとめられていて、これはこれで良かったかな。
また、BBCドラマは、映像が何しろ素敵なのですが、本作でも准男爵家であるエリオット家のお屋敷の見事なこと! 衣装にも見とれてしまいましたし、風景も綺麗でしたね〜。
 

オースティンが生きた時代(1775年 - 1817年)は、ナポレオン戦争(1803年 - 1815年)と重なるので、オースティンの兄弟にも軍人がいますし、いくつかの小説の中にも軍人が登場します。
本作でもナポレオンがエルバ島に流刑されたことにより軍人たちは戦争が終わったと陸に上がったのでした。
(後に、”ナポレオンがエルバ島を脱出したから、また戦争が始まる”と言ってましたが…^^;)
なので、同戦争における、陸軍を描いたショーン・ビーン主演の『炎の英雄シャープ』や海軍を描いたヨアン・グリフィズ主演の『ホーンブロワー』を観ていると尚更興味深く観ることができると思います。
ウェントワースは、フリゲート艦などに乗り大佐にまで出世したのですが、親戚が提督とはいえ、貴族の子息でもないのに、どんなに大変だったか…。


最後にキャストについて。
ウェントワース大佐がシアラン・ハインズで、まずは私は仰け反ったのですが、アラン・リックマンより更に渋怖?
およそラブロマンスには似合わない俳優さんで(ゴメンナサイ^^;)、最近では『ROME』でユリウス・カエサルを堂々と演じてましたが、うわぁ〜驚いた;;; が、振られた恋人を8年も思い続けたこと、海軍での出世などを考えると、リアリティがあります(^^;
アン役のアマンダ・ルートは、今私が嵌っている『フォーサイト家』で主役のソームズ・フォーサイトの妹を演じてますね。 本作では控えめな賢さに好感を持ちました。
ってか、父親のエリオット氏役のコリン・レッドグレーヴも『フォーサイト家』に出演していて、もう一つのフォーサイト家の家長(ルパート・グレイヴスの父親役)を演じてます。
それに、『ハリー・ポッター』の叔母さんで有名なフィオナ・ショウがクロフト提督の奥さんで、アンの妹役はソフィー・トンプソン。 そう、エマ・トンプソンの妹さんです。 本作では、自分勝手なKY女ぶりが面白かったです。 アンの姉役はフィービー・ニコルズでしたが、高飛車な感じで、なんともまぁ個性的な三姉妹で、そんなところも面白かったです^^。


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AFP BB News - BETA -のニュースをそのまま

英作家オースティン唯一の油彩肖像画、競売で買い手つかず

【ニューヨーク/米国 19日 AFP】英作家ジェーン・オースティン(Jane Austen)の唯一現存するとされる油彩の肖像画が19日、ニューヨークのクリスティーズで競売にかけられたが、買い手がつかなかった。
 この肖像画は、足首まである白いドレスを着て緑色のパラソルを手に持った若い女性を描いたもの。予想落札価格は40万−80万ドル(約4700−9500万円)とみられていたが、実際の入札額は最低価格にも届かなかった。
 クリスティーズによると、「世界でも最も興味深い作家の肖像画」であり、英国の画家Ozias Humphryによって描かれた。オースティンの直系の子孫が所有しており、この所有者の名を取って「Rice Portrait」と呼ばれている。
 ところが1940年代、オースティン研究の第一人者であるR.W. Chapman氏が、肖像画の人物の服装は1805年以降に流行したもので、描かれたとされる1780年代後半にはこうしたスタイルのドレスは存在しなかったと指摘、真贋(しんがん)論争が始まった。また、キャンバス裏面のスタンプについても、当時の画商のものと合わないとする指摘もある。
 クリスティーズは、どちらの主張も認めておらず、「作品の来歴、作者、オースティンが死亡した1817年代初頭から彼女の子孫が代々所有してきたことなどから、『Rice Portrait』が彼女を描いた現存する唯一の油彩画だとする主張は、重要かつ信頼性が高い」としている。
 オースティンは、「最も優れた英作家の1人」と言われ、「高慢と偏見(Pride and Prejudice)」、「分別と多感(Sense and Sensibility)」、「エマ(Emma)」「説得(Persuasion)」などの小説で知られる。
 写真は19日、ニューヨークのクリスティーズで、競売に先立って展示された「Rice Portrait」。1788−89年ごろ、オースティン14歳の肖像画とされる。(c)AFP/Stan HONDA


 うわ〜〜!感激っ;;; 『高慢と偏見』のリジーそのものですね!!
 『説得(Persuasion_1818年)』/ジェーン・オースティン

昨日、キアヌ・リーヴス&サンドラ・ブロックの『イルマーレ』を観に行ったのですが、サンドラが演じたケイトの愛読書がジェーン・オースティンの『説得(説きふせられて)』でした。
この本は、2年の時を隔てたキアヌ演じるアレックスとケイトを繋ぐ重要アイテムにもなっていたのですが、くぅ〜〜〜っ;;;やられた(笑)

オースティンは200年も昔の作家ですが、その作品は今も多くの読者に愛されていて、長編の殆どは映画化やドラマ化されていますし、『イルマーレ』のように、他の映画の中でも登場することもありますね。トム・ハンクスとメグ・ライアンの『ユー・ガット・メール』の中で、書店オーナーのメグが200回は読んだ愛読書として『高慢と偏見』がでてきますし、その『高慢と偏見』はレネー・ゼルウィガー主演の『ブリジット・ジョーンズの日記』の元になっているのは有名な話です。

これまでも何度かブログで書いてきたように、私は『ブリジット・ジョーンズの日記』が大好きで『高慢と偏見』さらにはオースティンの世界へ足を踏み入れた、ただの映画好きのミーハーファンで、オースティンを語るなど、おこがましいのですが、ヒロインとしては、『高慢と偏見』のエリザベス、『エマ』のエマなどは、その若さもあると思うのですが、溌剌としていて華があって魅力的。 それに比べるとオースティンの晩年に書かれた『説得』のヒロイン、アン・エリオットは地味に映ってしまうかもしれません。

美しく聡明なアン・エリオットは、若いときに(19歳)ある青年と恋におちるのですが、その時は、身分の違い、青年の将来に対する不安などから周囲に説得されて別れてしまいます。
そして、8年の歳月が過ぎ、エリオット家は次第に凋落していき、アンも適当な結婚相手がみつからないままに婚期を逸しています…。
そんなとき、若い頃の恋人が、海軍で出世し堂々とした風貌で現れるのです。 そんなウェントワース大佐を適齢期の女性達が放っておくはずがありません。
気立てが良くて控えめなアンは、そのことを妬むどころか、ウェントワース大佐の幸せを願うのです。
互いに変わらぬ想いを抱きつつも言い出せないでいたのを、遂にウェントワース大佐がアンへ情熱的な手紙を書き、ハッピー・エンドとなるのですが、分別のある大人のじれったくもロマンチックな物語です。

こんな素敵な物語を、英国のシングルトンを描いた『ブリジット・ジョーンズの日記』の筆者が見逃すはずありません!?
というわけで、続編の『ブリジット・ジョーンズの日記〜きれそうな私の12ヶ月』の一部は『説得』が元になっていると言われていまして、そのために私も読んでいたりするのですが、確かによく似たシチュエーションがあり、大好きなシーンです。 (…が、映画版にはなく、タイ旅行に終始していたのが残念です^^;)

そんなこんなで、大人なキアヌとサンドラの時を隔てた愛を描いた『イルマーレ』に『説得』が出てきたときは、あぁ、なんて粋なこと! と、『イルマーレ』が大好きになってしまったのでした;;;

それにしては、『説得』をもとにした映画って聞いたことないかも…と、調べてみたら、英国で1995年に作られているみたいですね。 観てみたい!
SONY PICTURES CLASSICS:Persuasion 

でも、キアヌとサンドラで『説得』を映画化してくれれば嬉しいのに!?

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