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1946年6月2日、スウェーデン、ストックホルム生まれ。 幼少期より8mm映画に熱中、音楽学校在学中には16mmで音楽映画を制作しテレビ局で放映された。それがきっかけでテレビを中心に活躍を開始する。75年に長編“En Kille och en tjej(恋する男と彼の彼女)”で映画監督デビュー。77年にはスウェーデンの人気グループ“アバ”を題材に2作目「アバ・ザ・ムービー」を監督、世界的ヒットを記録した。3本のコメディ“Jag ar med barn(僕は子持ち)”(79)、“Tuppen(気取り屋)”(81)、“Tva killar och en tjej(幸せな僕たち)”(83)を経て、85年に「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」の 監督・脚本を手がけ、国際的な監督としての地位を手に入れた。やがてハリウッドに招かれ、「ギルバート・グレイプ」、「愛に迷った時」、「サイダーハウス・ルール」、そして「ショコラ」など、上質なドラマを送り出している。 番組では、生い立ちから世界的なヒット作、『アバ/ザ・ムービー』を手がけるまでについて簡単に触れた後、『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』、『ギルバート・グレイプ 』、『愛に迷った時』、『サイダーハウス・ルール』、『ショコラ』、『シッピング・ニュース』について、作品ごとに制作時のエピソードや、ラッセ監督、出演俳優のインタビューを交えて放送していました。 印象的だったのは、良質な人間ドラマを描くことで定評のあるラッセ監督なのですが、目指しているのは”リアリティ”。 リアルであることこそが観客の共感を得られるという信念を持っているようです。 なので俳優の演技にも作らない自然さを求めていて、そのためには現場の意見にも良く耳を傾け、柔軟に作品作りをしていくところは、出演者が口を揃えて言っていることでした。 そんな監督が作り出す作品は、何しろ優しい! 主人公達は辛い状況に置かれている場合が多いのですが、黙々と努力をしている姿には共感してしまいますし、ちょっとした希望を持てる終わり方なのがいいですね。 また、ラッセ監督作品では子供たちも欠かせない存在なのですが、やはり問題を抱えている場合が多く、演じるのも難しいように感じますが、監督の手にかかると、のびのび演技をしているように見えます。 ちなみに、ラッセ監督自身が一番気に入っているのは『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』で、同じくらい『サイダーハウス・ルール』が気に入っていると言ってました。 …が、これまでのところ、”これぞ、ラッセ・ハルストレム”という作品は作り出せていないようで、目標の一つみたいですね。 私的には『ギルバート・グレイプ』が一番好きなのですが、『サイダーハウス・ルール』も、『ショコラ』も…。 これまで『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』以降の作品は殆ど観ていますが、全部好きかも。 …もしかして、作品というよりは、その向こうに見えるラッセ監督自身が好きなのかもしれません。 人間的に凄く憧れる監督さんです。 ラッセ・ハルストレム監督のフィルモグラフィー (allcinemaより) ■ カサノバ (2005) 監督 ■ シッピング・ニュース (2001) 監督 ■ ショコラ (2000) 監督 ■ サイダーハウス・ルール (1999) 監督 ■ 愛に迷った時 (1995) 監督 ■ ギルバート・グレイプ (1993) 監督 /製作総指揮 ■ ワンス・アラウンド (1990) <未> 監督 ■ やかまし村の子どもたち (1986) 監督 ■ やかまし村の春・夏・秋・冬 (1986) 監督 ■ マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985) 監督 /脚本 ■ 幸せな僕たち (1983) <未> 監督 /脚本 ■ 気取り屋 (1981) <未> 監督 /脚本 ■ 僕は子持ち (1979) <未> 監督 /脚本 ■ アバ/ザ・ムービー (1977) 監督 ■ 恋する男と彼の彼女 (1975) <未> 監督 /脚本 /撮影 リアルな人間ドラマというと、やはり北欧の巨匠、イングマール・ベルイマン監督作品を思い出すのですが、最近私が映画の鑑賞記を載せられない理由がベルイマン監督だったりします(笑) (あと海外ドラマ^^;)
昨年、同監督が18年ぶりに手がけた『サラバンド』を観て以来、私も嵌っているのですが、怖いもの知らずで?!『サラバンド』、『ある結婚の風景』については感想を書きましたが、知れば知るほど、安易に書けなくなってしまったというか…。 人生を達観し、厭世的な人物が主人公だったりすることが多いのですが、そこらへんをある程度理解しないと書けないような気がして…。 今年、シネフィルイマジカで同監督作品を30本ほど放送するそうで、楽しみに観てはいるのですが、さて、いつになったら書けることやら…(^^;;; |

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