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製作:2003年 アメリカ
原題:COFFEE AND CIGARETTES
監督:ジム・ジャームッシュ
ストーリー:
始まりは1986年、ジム・ジャームッシュ監督が、アメリカの人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』から番組用の短編を作って欲しいと依頼されて撮った、ロベルト・ベニーニ、スティーブン・ライトの『コーヒー&シガレッツ/変な出会い』。
それ以来、コーヒーとタバコに関する会話シリーズとしてジャームッシュ監督が撮り貯めてきた、11本の短編オムニバス映画です。
やっと観てきました!『コーヒー&シガレッツ』
モノトーンの不思議な空気が流れる会話劇…。
訳がわからないながらも、ずーっと観続けていたい…、そんな短編集でした。
事前にジム・ジャームッシュ監督の作品集を観ていてよかった(笑)
常連の俳優さん、ミュージシャンの方も沢山出演されていましたし、第2話の『双子』のように、『ミステリ−・トレイン』を観ていたからこそ、より楽しめた作品もありました。
そんな中、ケイト・ブランシェット、スティーヴ・クーガンは監督の熱望での出演とか。
私はタバコを吸わないので、この作品で何度も語られている、”タバコとコーヒーは最高のコンビ”っていうのは、わからないんですが、この短編を撮り貯めている間に、禁煙・分煙化が進んじゃって、こんな風に、タバコを吸いながら、まったりコーヒーを飲む…なんてことが出来なくなってきたりしてます?
そのうち、タバコ容認時代の資料映像として重宝されるようになったりして(笑)
ただ、残念なのが、ヘビースモーカーであることを『デッドマン』でジョークにされて、”タバコはあるか?”としつこく聞かれ、”タバコは吸わない”と言わされ続けていたジョニー・デップが出演していないこと(笑)
監督さんには、是非、続編を撮り続けていただきたいのですが、その際にはジョニーと、たとえばベニシオ・デル・トロの不思議な空気が流れる会話を聞いてみたいものです(笑)
■STRANGE TO MEET YOU/変な出会い
ロベルト・ベニーニ、スティーヴン・ライト
コーヒーを飲む手が緊張で震えてる?(なんでお互い緊張してるの?)落ち着かない席、咬み合わない会話、不味そうなコーヒー。いきなりジム・ジャームッシュ・ワールドに引き込む、不思議な作品でした(笑)
■TWINS / 双子
ジョイ・リー、サンキ・リー、スティーヴ・ブシェミ
ジム・ジャームッシュ監督がメンフィスで『ミステリー・トレイン』を製作中の89年に撮影されたものだそうです。会話の内容が、やはりエルビス・プレスリーにまつわるもの。
■ SOMEWHERE IN CALIFORNIA/カルフォルニアのどこかで
イギー・ポップ、トム・ウェイツ
禁煙していた二人なのに、前の客が置き忘れていったらしいタバコを、ついつい口にしてしまい……。
以前、ユアン・マクレガーがイギー・ポップを演じたと言われる
『 ベルベット・ゴールドマイン』を観たのですが……うむむ……、
似ている!(役になりきた時の雰囲気がね)ユアン凄いかも;;;
?b>THOSE THINGS'LL KILL YA/それは命取り
ジョー・リガーノ、ヴィニー・ヴェラ、ヴィニー・ヴェラ・ジュニア
「コーヒーとタバコ?それが昼飯か?体に悪いぞ」
「俺は、ダイエット中なんだよ!」
『ゴースト・ドッグ』でマフィアを演じていた、オジサマ達でした^^。
■RENEE / ルネ
ルネ・フレンチ、E・J・ロドリゲス
ルネ・フレンチって誰ですの?……不思議な魅力の綺麗なお姉さん?
お代わりのコーヒーを入れたウェイターに、「ちょっと、注がないで欲しかったわ。色も温度もちょうど良かったのに…」ですと…(^^;
■NO PROBLEM / 問題なし
アレックス・デスカス、イザック・デ・バンコレ
問題ないのが、問題なのか???(笑)
「すべて順調と言っているだろ、イザック。問題は無いよ」
「わかった。だけどな、話したくなったら俺に電話するんだぞ」
イザックは、『ナイト・オン・ザ・プラネット』『ゴースト・ドッグ』に出演。
■COUSINS / いとこ同士
ケイト・ブランシェット
ケイト・ブランシェットが一人二役!。セレブなケイトに、ガラが悪い従姉のシェリー役のケイトが突っ込みを入れてて笑えました。
■JACK SHOWS MEG HIS TESLA COIL/
ジャック、メグにテスラコイルを見せる
メグ・ホワイト、ジャック・ホワイト
「共振コイルのスパークギャップが、開きすぎたんじゃないかしら?」
「ううん…、かもしれない」
テスラコイルって何?ビリビリしてて、怖いんですけど;;;
■COUSINS? / いとこ同士?
アルフレッド・モリーナ、スティーヴ・クーガン
二人が従弟だということを突き止めたモリーナがクーガンに仲良くしようと詰め寄るのですが、クーガンは自分を利用するため?と迷惑顔。ところが、モリーナがスパイク(リー監督か?)と知り合いと知り、俄然モリーナが気になるクーガン(笑)業界人の現金さを表していていますね(^^;
この作品ではコーヒーではなく紅茶。二人ともイギリス人ですもんね。
■DELIRIUM / 幻覚
GZA、RZA、ビル・マーレイ
コーヒーのお代わりを持ってきたウェイターがビル・マーレイ!
「ビル・マーレイか?あんた、ビル・マーレイだよな?」
「ああ、そうだが、ここだけの話にしてくれないか?」
……あれでも、変装しているらしい(笑)
コーヒーポットごとコーヒー飲んじゃう、とぼけたビル・マーレイ(笑)
■CHAMPAGNE / シャンパン
ビル・ライス、テイラー・ミード
コーヒーをシャンパンに見立てて乾杯!
「人生を祝うのさ」
マーラーの美しい旋律が聞こえてくる…。いい感じの終わり方でした。
…なんですが、私はラストで流れていたイギー・ポップがカバーの『Louie Louie』が大好き〜〜〜!!
最高!!! それで、無性に『ベルベット・ゴールドマイン』を観たくなりました;;;;;
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