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原題:CANDY 監督:ニール・アームフィールド 出演:ヒース・レジャー (ダン) アビー・コーニッシュ (キャンディ) ジェフリー・ラッシュ (キャスパー) トニー・マーティン (ワイアット氏) ノニ・ハズルハースト (ワイアット夫人 ) トム・バッジ (シューマン) ロベルト・ミザ・モント (ジョージ) ストーリー: 詩人志望の青年ダンは、画家を夢見る美女キャンディと出会い恋に落ちる。ダンがヘロイン常用者だったことから、ほどなくキャンディもドラッグの世界にハマっていく。やがてキャンディは、ドラッグを手に入れるため街頭に立ち身体を売り始める。そんな彼女の決意を、ダンは黙って受け入れることしかできない。ドラッグとセックスの刹那的な生活を送りながらも、確かな愛を疑わない2人だったが…。 allcinemaより DVDリリース:2008/02/22 私の記事を読んで下さっている方は、ここ数週間、キム・ロッシ・スチュアートに嵌っていたとお思いでしょうが (実際そうです^^;)、同時に、プチ”ヴァンサン・ペレーズ祭り”だったりもしてました(^^;;; で、『花咲ける騎士道』を観ていて思ったのですが、ペレーズが演じたファンファンって、あっけらかんとした明るさとか、額の生え際の具合とかも(^^;、『カサノバ』あたりのヒース・レジャーにそっくりなんですよね! 今年初めのショッキングなニュースから、ヒースのことを思い出すのも辛かったのですが、おかげで、太陽のように明るく笑うヒースを、やっと思い出すことができました。 そんなこんなで、昨秋劇場で見逃していたのですが、DVDを観る気になれなかった『キャンディ』をやっとのことで観たのですが… あぁ、やっぱ、想像通りの映画でした;;; 『キャンディ』とは、ヒロインの名前であり、同時にドラッグをさす隠語とか。 本作では、ドラッグに嵌った男女を、『天国』、『地上』、『地獄』と3つの段階に分けて、転落していく様子をリアルに描いていて、観ていて辛い映画でしたね。 本作では、ドラッグに溺れる恐怖は存分に描かれていたのですが、ダンとキャンディについては、どんな風に育ったのか、どうやって知り合ったのか等、想像はできますが、それがドラッグ中毒に結びつくほどに深く描かれてはいませんでした。 なので、やはり、ダンとキャンディのドラマなのではなく、ドラッグの恐怖そのものを描きたかったのかな? …と思ってオフィシャルサイトの解説などを読んだのですが、そうでもなく…。 こちら、原作があるのですね。 詩人でもあるルーク・デイヴィスの同名小説を元にしていているそうですが、”真実の愛にたどり着くまで”を描いているのだとか……?(^^; ってか、ドラッグ男に惚れるキャンディも、自分の彼女にドラッグを差し出すダンも、私はそもそも理解できないのですが…、相手を大切に思う時点で、普通は止めさせようとするものじゃないですか? やがてキャンディが妊娠したことで、流石にドラッグを止めようとしますが、それじゃ遅すぎですよね。 キャンディは、厳格な母親の呪縛から逃れたい一心で、その逃げ場が運悪くダンだったという感じがしましたが、ダンは……。 ヒース・レジャーが演じてるので、ダンのことも好意的に観てしまったのですが、ダンはそうとうタチの悪い男ですよね。 モラルもプライドも無いようで、自分の彼女に売春させてヒモ暮らしするのも、詐欺を働くのも、全然抵抗がないのですよ。 実際にそういう人も存在するのでしょうが、私は理解できない……。 あそこまで堕ちたダンでも、キャンディへの思いが本物だったため、やがて自分がなすべきことに気づくという内容だったと思うのですが、”遅すぎ…”以外、感想はないかなぁ…。 ま、ダンが原作者なのでしたら、その後成功したということになり、人生、やり直すのに遅いということは無いということになるのかもですが。 本作は、子供が高校生くらいになって、ドラッグの恐怖を教えたいと思ったときに、もしかしたら見せたいと思う映画かもしれません。 劇中、オーバードーズに陥るシーンや、ドラッグを抜こうとした二人が、部屋を準備する際、マットレスだけを持ち込んだシンプルなものだったのですが、そんなシーンが、ニュースで伝わってきたヒースの最後の瞬間と重なり、やはり辛い映画でした。(ヒースはODではなく、処方薬の飲み合わせが原因とされてますが…) ヒースの未公開出演作は、今月末には、ボブ・ディランを演じた『アイム・ノット・ゼア』が公開になりますし、バットマンの『ダークナイト』の日本公開は8月9日に予定されているようです。 それに、テリー・ギリアム監督の『The Imaginarium of Doctor Parnassus』が製作中で、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが未完成部分のヒースの代役を勤めるそうです。詳しくはこちら あと3作品で、ヒースの出演作も見尽くしてしまうことになります……。 |

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