Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

映画:さ〜そ

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イメージ 1製作:2007年 アメリカ 
原題:THE ASSASSINATION OF JESSE JAMES
       BY THE COWARD ROBERT FORD
監督:アンドリュー・ドミニク
出演:ブラッド・ピット (ジェシー・ジェームズ)
    ケイシー・アフレック (ロバート・フォード)
    サム・シェパード (フランク・ジェームズ)
    メアリー=ルイーズ・パーカー (ジー・ジェームズ)
    ジェレミー・レナー (ウッド・ハイト)
    ポール・シュナイダー (ディック・リディル)
    ズーイー・デシャネル (ドロシー)
    サム・ロックウェル (チャーリー・フォード)

ストーリー: 南北戦争後、仲間を率いて強盗や殺人など無法の限りを尽くした重罪人、ジェシー・ジェームズ。一方で、戦勝軍である北軍側政府の圧政に苦しむ南部州民からは抵抗の象徴として次第に英雄視されていく。そして、最初の強盗から15年あまりが過ぎた1881年。長い逃亡生活で神経をすり減らすジェシーだったが、兄フランクと新たな列車強盗を企てようとしていた。そんな彼の前に、自分を懸命に売り込もうとする一人の若者が現われる。ジェームズ一味のメンバー、チャーリーの弟で、ジェシーを人一倍崇拝する小心者の青年ロバート・フォード。フランクが相手にしようとしなかったこの青年を、ジェシーは一存で仲間に迎え入れるのだったが…。 allcinemaより
初公開年月:2008/01/12


こちら、2週間ほども前に観ていたもので、記事にするのも今更な感じなのですが、書きかけの感想があったので遅ればせながら…(^^;

私的には、ヴェネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞したブラッド・ピットと、アカデミー賞の助演男優賞を始め、多くの映画賞にノミネートされ、評判が高かったケイシー・アフレック目当てで観に行ったのですが、ジェシー・ジェームズさえ知らないまま鑑賞してしまった私は、かなりトホホ……(^^;

本作は、名うてのギャング、ジェシー・ジェームズの最後の仕事となった列車強盗から始まり、暗殺されるまでの1年と、その後の暗殺者の姿を描いていましたが、ジェシー・ジェームズはアメリカではビリー・ザ・キッドと同じくらい有名なアウトローということで、ジェシー本人についても、暗殺事件についても広く知られていることなんですね。
なので、見所としては暗殺の裏側…、ジェシーに憧れていたはずなのに暗殺することになったロバートの心の変化とか、それまで動物的なカンで危機を脱出してきたジェシーが、なぜロバートには暗殺されてしまったのかとか…。
また、ギャングなのに英雄視され、その後もずっと語り継がれたジェシーと、そのジェシーの暗殺に成功したのに、英雄になれなかったどころか、卑怯者とされたロバートとの違いなどでしょうか…。

映画には、何も知らないで観るほうが面白い映画と、予習してから観る方がよい映画があるかと思うのですが、本作は後者かと思います(^^;
私も多少なりとも調べてから観にいけば、最初の、ロバートがジェシーに取り入って仲間に入れてもらうところや、列車強盗のシーンなどから興味深く観ることができたことでしょう。
…が、無知のまま観てしまった私は、途中、ナレーションが入るとはいえ、話について行けず、途中睡魔にも襲われてしまいましたし、160分は長く感じてしまいました(^^;

でも、本作は観たい気持ちが強かった作品でしたし、やはり観て良かったですね。
私的にブラピは、『Mr.&Mrs. スミス』や『オーシャンズ〜』でのように、遊びゴコロのあるカッコ良さが好きなのですが、本作には、そんな洒落たブラピが全くありません;;; あったのは、怖いほどのカリスマ性。 ブラピが演じたジェシーの、相手を射抜くような視線に、何を考えているんだろう?何をするんだろう?と、ロバートさながら緊張してしまいました。

一方、暗殺者のロバートを演じたケイシー・アフレックについては、この映画はロバートの視点で描かれていましたし、実質の主役は彼だったと思うのですが、噂に違わぬ演技でした! ボ〜っと頼りないようでいて小賢しい、ちょっと複雑なところのあるロバートにも見とれてしまいましたね。
これまで、あまり目立たなかった俳優さんですが、これからは期待して見ていきたいです^^。
(余談ですが、彼の奥様って、サマー・フェニックス(ホアキンやリヴァーの妹さん)だったのね!)


ということで、本作の前に、コリン・ファレルがジェシー・ジェームズを演じている、『アメリカン・アウトロー(2001)』を観ればよかったと後で気づき、先日そのDVDで観ることができましたので、次の記事にしたいと思います。



再会の街で

 
イメージ 1製作:2007年 アメリカ
原題:REIGN OVER ME
監督:マイク・バインダー
出演:アダム・サンドラー (チャーリー・ファインマン)
    ドン・チードル (アラン・ジョンソン )
    ジェイダ・ピンケット=スミス (ジャニーン・ジョンソン)
    リヴ・タイラー (アンジェラ・オークハースト)
    サフロン・バロウズ (ドナ・リマー)
    ドナルド・サザーランド (レインズ判事)
    マイク・バインダー (ブアイアン・シュガーマン)

ストーリー: ニューヨークのマンハッタン。歯科医のアランは、ある日、大学時代のルームメイト、チャーリーを街で見かけ声を掛けるが、彼は気づかずにそのまま去ってしまう。その後、アランは再びチャーリーと遭遇、言葉を交わすが、驚いたことに彼はアランを覚えていなかった。彼は9.11テロで最愛の妻と娘を亡くして以来、すっかり心を閉ざしてしまっていたのだった。そんなチャーリーのことが気がかりでならないアラン。彼自身は歯科医として成功し、美しい妻とかわいい娘2人にも恵まれ、幸せな人生を送っているかに見えたが、実際には公私両面で問題を抱え、苦悩を深めていたのだった。そんな2人は次第に一緒に過ごす時間が多くなり、ニューヨークの街をさまよい昔のように遊び回るようになるのだったが…。 allcinemaより
初公開年月:2007/12/22


最近、心の病について考えたりもするので、タイムリーな映画でした。
9.11テロで、愛する妻と二人の娘を亡くしてしまったチャーリー。 彼は、PTSDにかかってしまい、現実逃避の毎日。 もちろん仕事もできる状態ではありません…。
体に表れる病とちがって、心の病は理解されにくいですよね。 私もそうですが、かかったことが無い人にとっては、症状も辛さも理解しがたいものです。

そんな時に、大学時代の友人、アランが偶然にチャーリーを見かけて声をかけるのですが、アランは仕事場では重鎮たちに、家では妻に頭があがらず、気楽に話せる友人が欲しかったのです。

そんな、二人の男の友情と再生の物語。

本作は、まず、9.11があって、その上で作られた作品のようですが、私は9.11とは関係なく作って欲しかった…。
というのも、突然愛する家族を失ってしまうっていうのは、テロ事件に限らず、何らかの事故に遭うかもしれないし、凶悪犯罪の被害者になってしまうかもしれない…、日常誰にでも起こり得る事です。 そんな時に心を病んで仕事も出来なくなってしまうと、生活をどうするかという切実な問題も出てくるのですが、本作のチャーリーは、航空会社と政府の慰霊金、生命保険などで生活しているということで、仕事や生活の心配をすることなく、マイペースで回復を待てる状況だったので…。

が、精神的に追い詰められたチャーリーが事件を起こしてしまい、裁判になってしまったシーンでは凄く共感してしまいました。
チャーリーの置かれた状況を説明するために、警察側?は、亡き妻や子供たちの写真を引き伸ばして掲げてましたが、まだ、亡くなったことを受け入れられていないだろうチャーリーにとって、それは一番酷なこと…。 必死にヘッドフォンを耳にあて、目を覆っていた姿が辛かったです。
確か、9.11から4年後といってましたが、チャーリーの心の傷はまだまだ回復にすら向かっていないような状態でした。 現実社会でも心に病を抱えてしまうと、回復までに何年かかるかも知れず、その間生活保護に頼るしかないのでしょうか…。 そして、やっと回復したとして、その後雇ってくれるところはあるのでしょうか?? 社会は強者のものですよね、弱者には厳しい……。

話がそれてしまいましたが、本作はザ・フーのアルバム”四重人格”の『Love, Reign o've Me(愛の支配)』がテーマ曲。 現実逃避のチャーリーが嵌っているのが70年代ロックで、レコードのコレクションも凄かったです。 
”懐かしい匂いがするだろう?”とアランにレコードを嗅がせるシーンがたまりません^^。
原付スクーターで走る冬のマンハッタンの風景も素敵でした。



 
イメージ 1製作:2007年 アメリカ
原題:SWEENEY TODD: THE DEMON BARBER OF FLEET STREET
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ (スウィーニー・トッド)
    ヘレナ・ボナム=カーター (ミセス・ラベット)
    アラン・リックマン (ターピン判事)
    ティモシー・スポール (バムフォード)
    サシャ・バロン・コーエン (ピレリ)
    エドワード・サンダース (トビー)
    ジェイミー・キャンベル・バウアー (アンソニー)
    ローラ・ミシェル・ケリー (乞食の女性)
    ジェイン・ワイズナー (ジョアンナ)


ストーリー: 19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営み、妻と娘と幸せに暮らすベンジャミン・バーカー。だが彼はある日、妻に横恋慕したターピン判事によって無実の罪で流刑にされてしまう。やがて15年後、脱獄に成功したベンジャミンは“スウィーニー・トッド”と名を変え、街に戻ってくる。しかし、彼の大家でもあるパイ屋の女主人から、妻はターピンに追いつめられた末に自殺し、娘は幽閉されている、という驚愕の事実を知らされる。怒り狂ったスウィーニーはターピンへの復讐のみに生きることを決意。理髪店を再開し、まずは彼の過去を知る客の喉をカミソリで次々に掻き切っていく。またそれらの死体は階下の女主人によって形を変え…。 allcinemaより
初公開年月:2008/01/19


真っ赤な血だけが鮮明な、ダークな色調の画面の中で、次々と機械が動き出す…。
オープニングから ”やった〜!、これぞティム・バートン!!” なゾクゾク感です^^。

19世紀のロンドンを舞台にしたゴシック・ホラー。
暗く湿ったロンドンの街も、ゴキブリを叩き潰しながらパイを作るヘレナ・ボナム=カーターも、雰囲気があって、とても素敵(笑)
幸せを奪われ15年も監獄にいた男は、かつての商売道具、銀製の剃刀を手に復讐の笑みを浮かべる…。
スウィーニー・トッドの誕生だ!

が、私、<R-15>指定のこの映画、甘く見ていたようです(^^;
本作はミュージカルだし、同じくバートン監督作でジョニーが主演の”首なし騎士伝説”『スリーピー・ホロウ』のように、グロさのなかにも面白さや愛嬌がある物語だと思っていたし、期待していました。
ところが、スウィーニー・トッドの復讐はターピン判事だけにとどまらず、世の中の全てに向けられているようで、ホラーどころか実に派手なスプラッター映画になってて、これってもしかしてスプラッター・ミュージカル? …って、全然笑えないって(^^;;;
観終えた感想は、哀しい男の復讐がやっと終わった…という虚無感と安堵感…。
最初のテンションの高さがだんだん落ちてきて、終いにはどうしたものか…と思ったのですが、これが19世紀なのかも。 

『スウィーニー・トッド』は、19世紀のロンドンでは”切り裂きジャック”と肩を並べるほど有名な都市伝説を元にしていて、それが舞台やミュージカルとして上映されるようになったようですね。
産業革命が一段落したイギリスは”世界の工場”となり、職を求めた人々がロンドンに集まってきたそうです。 が、一部の富裕層はますます富を手にするが、貧民街では毎日の食べ物にも事欠く始末で、誰かが突然消えても誰も気づかなかったかも? 本当に人肉パイもあったのでは? とか…。(そうそう、あのシステムは実に上手くできていましたね(^^;)

本作ではジョニーの歌を凄く楽しみにしていたのですが、映画に溶け込んでいて違和感がなかったというか、アラン・リックマン扮するターピン判事という獲物?を前にしたデュエットは、ゾクゾクするほど良かったですね〜!
ってか、そもそも、ミュージカルというよりは、やはり映画でしたね。 これぞジョニーという演技を堪能しました。
これから、剃刀を使うときには、ちょっと緊張するかも…;;; 



シルク

 
イメージ 1製作:2007年 カナダ/フランス/イタリア/イギリス/日本
原題:SILK
監督:フランソワ・ジラール
原作:アレッサンドロ・バリッコ 『絹』
出演:マイケル・ピット (エルヴェ)
    キーラ・ナイトレイ (エレーヌ)
    役所広司 (原十兵衛)
    芦名星 (少女)
    中谷美紀 (マダム・ブランシュ)
    アルフレッド・モリナ (バルダビュー)
    國村隼 (右門)
    本郷奏多 (少年)
    ケネス・ウェルシュ (ジョンクール町長)
    マーク・レンドール (ルドヴィック)
    カラム・キース・レニー (貿易商)

ストーリー: 19世紀のフランス。戦争帰りの青年エルヴェは美しいエレーヌと結婚し、幸せの只中にいた。その頃、彼の住む村では製糸工場が稼働するが、やがて蚕の疫病が発生してしまう。そこでエルヴェは、世界で最も美しい絹糸を吐く蚕の卵を求め果てなく遠い極東の国、日本へと赴く役目を任される。そして辿り着いた日本は幕末の時代。裏で様々な取引をしているという蚕業者・原十兵衛が治める村へやって来たエルヴェは、十兵衛に妻として仕え絹のように美しい肌を持つ少女と運命的な出会いを果たす。一瞬にして惹かれ合い、帰国してもなお彼女のことが頭から離れないエルヴェ。こうして彼はエレーヌに後ろ髪を引かれつつ、少女に会うため再び日本へ向かう。  allcinemaより
初公開年月:2008/01/19




ちょっと、ネタバレ気味かも知れませんので、未見の方はご注意くださいm(_ _)m





こちらは、キーラ・ナイトレイやアルフレッド・モリナと役所広司さんが共演とあって、楽しみにしていた映画です。
前評判通り、とにかく映像が美しかったですね! フランスの片田舎の村に咲き乱れるユリやフジ。 日本の寒村の雪景色…。
ちょっと抽象的なような感じもしましたが、詩的で美しい映画でした。

洋画で日本が描かれると、過剰に反応してしまいがちなのですが(笑)、やはり監督によって、日本に対するイメージや描き方が全然違いますね。
本作で描かれている日本はメルヘンチック?(^^;
丁度前日、『ユアン・マクレガーの大陸横断の旅』をヤフー動画で観たのですが、ユーラシア大陸を横断するのは、それはそれは長く危険な旅で、体力気力の全てを消耗する過酷なものでした。 そんな果てにあったものは、まさに異郷。 リアルに遠い、異文化の地でした。
が、映画では、日本との距離感があまり感じられなかったし、そこで出会った運命の少女は………
不思議ちゃん??(笑) (私的には、客人の前であのように振舞う人は理解できません^^;)
…ということで、リアル日本を描きたかったわけではなく、ヨーロッパ人が惹かれる日本を描いた……のかな?


本作のキーポイントは”手紙”でしたね。
エレーヌは、夫エルヴェが日本から戻って以来、”以前とは何かが違う”と、敏感に感じ取っていたのですよね。 しかも、それは渡日を繰り返すほどに酷くなる…。
が、そのことは心の奥底にしまって、善き夫であろうとするエルヴェに、エレーヌは問いただすこともできなかったのでしょう。 子供ができないという負い目?が、そうさせたのかも知れません。

あの、意味深で官能的な手紙は、エレーヌの賭け……?

が、エルヴェは、限りなく優しくて、でも、残酷な夫でしたね……。


日本のシーンで印象的だったのは、少年役の本郷奏多くん。 ミステリアスで可愛かった^^。 彼は『ヒミツの花園』の末っ子くんですよね。
マダム・ブランシュ役の中谷美紀さんも、異国で凛として生きている女性を好演していたと思います。
主演のマイケル・ピットくんは… イケメンなんですがねぇ〜、私、彼とは相性が悪いのかもです;;;
ってか、彼が主演ですが、結局キーラの映画になってましたね(^^;


追記:シネマトゥデイに、役所広司さんのインタビューが載ってます。原十兵衛の背景なども語られてますよ^^。
役所広司に独占インタビュー!海外進出作品3本目となった『シルク』の裏話


卒業の朝

イメージ 1製作:2002年 アメリカ
原題:THE EMPEROR'S CLUB
監督:マイケル・ホフマン
出演:ケヴィン・クライン (ウィリアム・ハンダート)
    エミール・ハーシュ (セジウィック・ベル)
    ポール・ダノ (マーティン・ブライス)
    リシ・メータ (ディーパック・メータ)
    ジェシー・アイゼンバーグ (ルイス・マスーディ)
    エドワード・ハーマン (ウッドブリッジ校長)
    ハリス・ユーリン (セジウィックの父、上院議員)
    ジョエル・グレッチ (セジウィック・ベル:現在)
    スティーヴン・カルプ (マーティン・ブライス:現在)
    ラフール・カンナ (ディーパック・メータ:現在)
    パトリック・デンプシー (ルイス・マスーディ:現在)

ストーリー: 長年に渡って名門校、聖ベネティクト男子校で歴史学を教えていたウィリアム・ハンダート。彼は引退後の余生を送っていた2001年のある日、25年前の卒業生で今では大企業のトップとなったセジウィック・ベルから招待を受ける。それは、ベルが生徒の頃に苦杯をなめた同校の伝統行事“ジュリアス・シーザー・コンテスト”のリマッチを主催することによるものだった。ハンダートの中で76年の苦い思い出が鮮明に甦る。彼は確固とした信念で教鞭を執り、生徒たちから厚い信頼を受けていたが、そんなハンダートに徹底的に反抗したのが転校生のベルだった…。 allcinemaより


前回記事にした『グレイズ・アナトミー』と、パトリック・デンプシーつながりで、先日スカパーで観た『卒業の朝』について。
っていうか、パトリック・デンプシーが出演しているっていうのは本編を観て知ったことで、本作には、今注目されている若手俳優が、子役としてこぞって出演しているんですよ〜!

子役については後で書くとして、まずは映画について。
本作は教育熱心な教師の苦悩を描いていたのですが、同じく子供を教育する立場である親として観ても、いろいろ考えさせられる素晴らしい映画でした。


生徒からの信頼も厚いベテラン教師のハンダートは、転校生ベルの反抗的態度に手を焼き、思い余ってベルの父親を訪ねるが、政治家としての顔とは全然違う、息子に対して冷たく厳しい面を見せる父親に、ベルが育った環境を思い知ることになった。

そんなハンダートの心境の変化のためか、反抗的な態度から一転、熱心に勉強をするようになったベル。
学校の伝統行事、“ジュリアス・シーザー・コンテスト”は、試験の結果で上位3名が選ばれることになっていたが、ハンダートはベルのテストに甘めの点数を付け、出場できるようにしてしまった。

コンテスト当日、順調に回答を重ねるベルだったが、ハンダートはベルがカンニングしているのを発見してしまった。 コンテストはベルの父親はじめ多くの親たちも観に来ていた。 ハンダートは想定外の問題を出題し、優勝は実力に勝るメータのものになったが、ハンダートには、信頼や期待を裏切られた失望や、テストの点数に手心を加えた後悔といった苦いものが残った。


そして、25年の歳月が過ぎ、突然ベルから“ジュリアス・シーザー・コンテスト”のリマッチの話が舞い込んだのだ。
今や父親の後を継ぎ、大企業のトップになっているベルは、ハンダートが出席してくれれば、図書館を母校へ寄贈すると言っている。 寄付集めが苦手で校長の座を退いたハンダートには断り辛い状況。 25年前の苦い思い出と対峙することとなったハンダートだったが…。


ベルの25年ぶりのリマッチ申し出の真意は…?
また、本来ならば3位でコンテストに出場していたはずのブライスのその後は?

私も子を持つ親として、信頼や期待を裏切られるようなことがあっても将来にはやはり期待してしまうし、自分のしたことが子供たちの将来にどんな影響を与えるのか、心配になることもよくあります。
ネタバレになるので詳しく書くことは控えますが、25年の時を経た元教師と教え子の再会には、いろいろ考えてしまうものがあり、心に残る作品となりました。


原題の『THE EMPEROR'S CLUB』というのも、上手いなぁ〜!と思うのですが、ハンダートは、古代ローマ史を教える教師で、”ジュリアス・シーザー・コンテスト”には歴代ローマ皇帝の問題が出題されるのです。 それに、本作に出てくる聖ベネティクト男子校は、アメリカの上流階級の子どもたちを預かる寄宿学校という設定で、ブッシュ親子もこのような学校の出身とか。


子役については
エミール・ハーシュは、伝説のスケボーチーム“Z-BOYS”を描いた『ロード・オブ・ドッグタウン』や、『ガール・ネクスト・ドア』に出演。 最新作は、ショーン・ペン監督作品の『イン・トゥ・ザ・ワイルド(原題)』なんですね。先日、一緒にプロモーションしている写真を見かけました。
ポール・ダノは、『リトル・ミス・サンシャイン』のお兄ちゃん役で一躍有名になりましたね。 が、過去の出演作をみても、『キング 罪の王』、『テイキング・ライブス』、『ガール・ネクスト・ドア』と、みんな観てる〜! カンヌに出品された話題作『ファーストフード・ネイション』は、日本でも来年2月に公開予定ですし、ダニエル・デイ・ルイス主演の話題作『There Will Be Blood』にも出演しているようですね。
ジェシー・アイゼンバーグは、『イカとクジラ』のお兄ちゃん^^。弟役だったオーウェン・クラインは、本作の主演、ケヴィン・クラインの実の息子さんというご縁です。
そして、彼の25年後をパトリック・デンプシーが演じていたのでした。

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