Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

映画:た〜と

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全10ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]

[ 次のページ ]

007/慰めの報酬

イメージ 1製作:2008年 イギリス/アメリカ 
原題:QUANTUM OF SOLACE
監督:マーク・フォースター
出演:ダニエル・クレイグ (ジェームズ・ボンド)
    オルガ・キュリレンコ (カミーユ)
    マチュー・アマルリック (ドミニク・グリーン)
    ジュディ・デンチ (M)
    ジェフリー・ライト (フィリックス・レイター)
    ジェマ・アータートン (フィールズ)
    イェスパー・クリステンセン (ミスター・ホワイト)
    ジャンカルロ・ジャンニーニ (マティス)
    ホアキン・コシオ (メドラーノ将軍)
    グレン・フォスター (ミッチェル)
    フェルナンド・ギーエン・クエルボ (カルロス大佐)

ストーリー: 何者かの陰謀によって愛するヴェスパーを亡くし、復讐を誓ったボンドは、彼女を操っていたミスター・ホワイトを捕らえ、真相を究明すべく尋問する。そして、彼の背後には世界中の有力者や諜報機関をも取り込む巨大な組織が存在していることを知るのだった。その調査のため、まずハイチに向かったボンドは、そこでカミーユという謎めいた女性と出会う。さらに彼女を通じ、組織の幹部ドミニク・グリーンを突き止めるボンド。グリーンの表の顔は、環境保護のため土地を買収する慈善団体“グリーン・プラネット”のCEO。だがその裏では、ボリビアの土地に眠る貴重な天然資源の独占を目論み、それを機に世界支配を企んでいた。上司Mから、グリーンの陰謀を阻止する任務を私情を挟まず遂行せよ、と念を押されるボンド。ところが、カミーユも実はグリーンと共謀するボリビアの将校に愛する家族を殺され、復讐の機会を窺っていると知ったボンドは、彼女と共にグリーン打倒へ奔走していく。 allcinemaより
初公開年月:2009/01/24


最近新作チェックが殆どできていないので、こちらについても劇場予告を観たくらいで何の予備知識もなかったのですが、来週は『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』も公開になるので、とりあえず先行上映で観ておこうかと…。

本作は『カジノ・ロワイヤル』のエンディングの1時間後から始まる続編だったのね。(そんなことも知らなかったりする私です…^^;)
愛するヴェスパーを失ったボンドが、復讐心とミッションの間で揺れながら巨悪に立ち向かうというストーリーだったのですね。 で、本作のボンド・ガールも幼いときに家族を殺され復讐を誓ったカミーユ。 ということで、(監督も違うということですが)、前作の新生ボンド誕生の華やかな作風とは一転、『慰めの報酬』…なるほどです。

今作でも冒頭のカーアクションから息つく暇もないほどの迫力で、”サスガ!007よね〜”と映画に引き込まれていったのですが、バハマ、コモ湖、ヴェネチアなどが舞台だった前作に比べると、今作はロケーション的には地味?とか、ボンドグッズ?があまり出てこなくて物足りない?とか思ってしまった私は、何て罰当りなんだろうと、偶然に見た30分ほどのメイキング番組を見て思ったのでした(^^; パナマ運河沿いの町だったかな、住民500人に一時的に退去してもらって、町を作り直したのだとか(@@; 今時、何でもCGで処理してしまうのかと思っていたので、それにはビックリ。 手間隙かかった映画なのですね。

そういえば、ボンド役のダニエル・クレイグがケガをしたと、ゴシップ記事などで見かけたことがあったのですが、カーアクションにしろ、ボートや飛行機を使ったアクションにしろ、クレイグやオルガ・キュリレンコ自身が演っているのですね。 クレイグのアクションは体がブレない安定感もあって、観ていて安心なのですが、顔色一つ変えず、次々にハードなアクションをこなすのは、さながらサイボーグ?と思っていたので、実は高所恐怖症らしいことを小耳に挟んだときは、親近感を持ったのでした。 ボンド映画の最大の見所はアクションの数々なのですが、今作もお金も相当かかっていそうですが、努力の賜物でもあるのですね。

悪役について、前作の『カジノ・ロワイヤル』ではデンマーク人俳優のマッツ・ミケルセンが演じてましたが、今作では『潜水服は蝶の夢をみる』での好演が記憶に新しいフランス人俳優のマチュー・アマルリック。 こうしてヨーロッパの実力派俳優が悪役を演じてくれるのも嬉しいですね。
私はこれまでマチューの出演作を何本か観ているので、私なりのマチュー像というのがあるのですが、初めて彼を知った『ミュンヘン』では、ミステリアスで善悪の区別がつかない雰囲気を感じたのでした。 なので、本作での ”環境保護のため土地を買収する慈善団体のCEO” でありながら、裏ではボリビアの政権を操って、水資源を独占しようとするグリーン役には適役だったのでは?
というか、環境保護団体が実は……という設定なども、むむ、何とも今時という感じが…?(^^;

何でもダニエル・クレイグは第25作まで契約しているとのことですが、今作は前作の続きで、MI6のエージェントとしても危なっかしかったりしたのですが、やっとヴェスパーのこともふっきれたようなので、クレイグ・ボンドを本当の意味で楽しめるのは次回作からということになるのでしょうか。 次回作では優雅で洗練されたボンドに会えるのでしょうね。 楽しみです♪


イメージ 1製作:2008年 アメリカ 
原題:TROPIC THUNDER
監督:ベン・スティラー
出演:ベン・スティラー (ダグ・スピードマン)
    ジャック・ブラック (ジェフ・ポートノイ)
    ロバート・ダウニー・Jr (カーク・ラザラス)
    ブランドン・T・ジャクソン (アルパ・チーノ)
    ジェイ・バルチェル (ケヴィン・サンダスキー)
    ダニー・マクブライド (コディ)
    スティーヴ・クーガン (デミアン・コックバーン)
    ビル・ヘイダー (ロブ・スロロム)
    ニック・ノルティ (ジョン・“フォーリーフ”・テイバック)

ストーリー: ベトナム戦争で英雄的な活躍をしたというアメリカ人兵士テイバックのベトナム戦争回顧録“トロピック・サンダー”が映画化されることになった。そして撮影現場には、この作品でスターへの返り咲きを図る落ち目のアクション俳優タグ・スピードマン、オナラ以外にも芸域を広げようと意気込むコメディアンのジェフ・ポートノイ、黒人の軍曹に成りきるため手術で皮膚を黒くしてしまったオーストラリアの過剰な演技派カーク・ラザラス、といったクセ者俳優たちが集結。こうして、いよいよ撮影が始まるが、俳優たちのワガママなどで僅か5日間にして予算オーバーとなってしまう。そこで困り果てた監督のデミアンは、テイバックの助言により、東南アジアのジャングルで撮影を再開することに。何も知らされず台本通りジャングルを徘徊する俳優たち。しかし、そこは凶悪な麻薬組織が支配する本物の戦場だった…。 allcinemaより
初公開年月:2008/11/22


前評判通り、”いちいち大袈裟なコメディ”でしたね〜笑笑
オープニングのスティラー扮するダグ・スピードマン、JB扮するジェフ・ポートノイ、ダウニーJr扮するカーク・ラザラス主演の架空の映画の予告フィルムからして凝っていて、本当にそんな映画がありそう。てか、観たい!!

いよいよ本編が始まると、いきなり真剣モードの戦争映画で、ベトナム戦争の世界に引き込まれるのですが、ダグとラザラスの感動のクライマックスシーンでまさかのカット。 だってコメディ映画ですもんね〜(^^;
劇中劇『トロピック・サンダー』の監督はスティーヴ・クーガン。 ワガママな今はちょっと落ち目なスター俳優達をまとめられなくて現場は大混乱。 スタッフまでもが巨費を投じた爆破シーンのスイッチをムダに押しちゃって、鬼プロデューサーはカンカンだし、んもう掴みはOK! ほんと無駄に贅沢で笑えます。

が、私的にはここまでのシーンが単純で一番楽しめたかも。
コメディって、ブラックな物ほど楽しむためにはそれなりの知識が必要だったりしますよね。
この映画のネタ元になっているベトナム戦争関係の映画、有名なタイトルは一通り観て(眺めて?^^;)ますが、それこそ流行ったのは20年以上も前のことだし、戦争映画は苦手なのでリピートしているハズもなく、理解して笑えたシーンが少なかったのが残念;;;
なので、多少なりとも知識があり話題についていける、ラザラスによる『フォレスト・ガンプ』のトム・ハンクスと『アイ・アム・サム』のショーン・ペンのオスカーの分かれ目解説?とか、新人俳優クンによる ”ブルーレイ vs HD-DVD” のウンチク話なんていう、どーでもいい話が面白かったりして…(^^;

が、わが道を行くジャック・ブラックは置いといて!?(笑)、スティラー、ダウニーJrが真面目にふざけているのを観ているだけで、こみ上げてくる面白さっていうのはありますね。
それに、あんな大物俳優がヒサンなことになってるし〜(^^;;; (彼のラストのダンスも何か妙で素晴らしい〜笑)
他にもカメオ出演の俳優さんが沢山いましたね。 後でクレジットを見て初めて気付いた人も多かったり…(^^;
あと、マネージャー役?のマシュー・マコノヒー、彼も良かったんだけど、本来ならはアノ人が演じていたんだろうなぁ…とか思ってしまい、無意識のうちに入れ替えてしまっている自分がいたり…。
実は中盤、不覚にも寝てしまったのですが(^^;、面白い映画でした(笑)


イメージ 2IMDbのポスターリンクの中に、←のようなものがあって、『Rain of Madness』って??と思っていたのですが、町山さんのブログに興味深い記事がありました。
メイキング映像に字幕がついていれば…(^^;
ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記:「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」の黙示録


ダージリン急行

イメージ 1
製作:2007年 アメリカ 
原題:THE DARJEELING LIMITED
監督:ウェス・アンダーソン
出演:オーウェン・ウィルソン (フランシス)
    エイドリアン・ブロディ (ピーター)
    ジェイソン・シュワルツマン (ジャック)
    ビル・マーレイ
    ナタリー・ポートマン


ストーリー: 長男フランシス、次男ピーター、三男ジャックのホイットマン3兄弟。彼らはフランシスの提案で、インド北西部を走るダージリン急行に乗り合わせた。旅の目的は、父の死をきっかけに1年ものあいだ絶交状態にあった兄弟の結束を再び取り戻すこと。バイク事故で瀕死の重傷を負い、奇跡の生還を果たしたばかりのフランシス。兄弟から父の遺品を独り占めしたと非難され、妊娠7ヵ月の妻アリスとも上手くいっていないピーター。そして、家族をネタに小説を書き上げたばかりのジャックは、失恋の痛手を引きずっていた。それぞれに問題を抱える3兄弟は、早々に衝突してしまうが…。 allcinemaより
DVDリリース:2008/09/03


公開時、劇場で見逃してしまったのがかなり悔しかった作品ですが、DVDでやっと観ることができました。
トホホな3兄弟の、ゆる〜い感じのロードムービー。 インドのエキゾチックな風景を走る、お伽噺に出てくるような列車 ”ダージリン急行” での旅は、不思議な世界へ連れて行ってくれそうな予感〜^^。

そもそも、3人は何故ダージリン急行に乗り込んだんだか?…と思ったら、そっか、父親の死後1年も離れ離れになってしまった兄弟の結束を取り戻すためだったのですね〜(^^;
だから長男は、”スピリチュアル”なことをしようと提案したり、やたらに兄弟のルールを作りたがったのか…。 そっか。

3人兄弟をオーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマンが演じていたのですが、この3人、長男、次男、三男の役割が見事に嵌ってましたね。
長男フランシスは、いい加減っぽい雰囲気を醸し出しつつも、家のことや家族のことに対する責任を感じているのが伝わってきます。
その点、次男、三男は、お気楽なのですが、でも幼いときからの習慣か、長男の言うことには、やっぱ従ってしまうのですよね(^^; そんな3兄弟に、”あるある〜、わかる〜”とか思いながらの鑑賞でした。

が、なかなか理解しあえない3人に、なかなか上手くいかない旅。 ついにダージリン急行からも追い出されてしまうのですが、とほとぼ空港を目指した3人は、運命的とも思えるような事件に出くわします。
そっか、3人は父親の死とちゃんと向き合っていなかったのかな? 気持ちが一つになった兄弟は、本当の目的に向かうのですが、その目的こそがダージリン急行に乗った理由だったのですね。

ラストの列車に飛び乗るシーン。 あの、羨ましくも思えた山のような特注のヴィトンの鞄の数々は父親の象徴だったのでしょうね。 身軽に飛び乗った3人の人生は、これからまた新たに始まるのでしょう^^。


そうそう、劇場公開の際にも、本編上映の前にプロローグとして、ナタリー・ポートマン出演の『ホテル・シュヴァリエ』という短編が放映されたのですよね。 DVDにも勿論収録されていたのですが、それと、本編にちょっと出演していたビル・マーレイとか、スピンオフも同時に観ちゃったようなお得感がありました。


イメージ 1

製作:2008年 アメリカ 
原題:THE DARK KNIGHT
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベイル (ブルース・ウェイン/バットマン)
    マイケル・ケイン (アルフレッド)
    ヒース・レジャー (ジョーカー)
    ゲイリー・オールドマン (ゴードン警部補)
    アーロン・エッカート (ハーベイ・デント検事)
    マギー・ギレンホール (レイチェル・ドーズ)
    モーガン・フリーマン (ルーシャス・フォックス)

ストーリー: ゴッサムシティでは、バットマンとゴードン警部補が手を組み、日々の犯罪に立ち向かっていた。だが、白塗りの顔に裂けた口の“ジョーカー”と名乗る正体不明の男が闇の世界で頭角を現わし、バットマンを嘲笑うかのごとく次々と凶悪事件を引き起こしていく。そんな中、新しく赴任した地方検事のハーベイ・デントは正義感に燃え、バットマンとも協力して犯罪の一掃を強力に進めていく。それでも凶行の手を緩めず街を混乱に陥れるジョーカーは、いよいよバットマンたちを窮地に追い込むための謀略を開始するのだった。 allcinemaより
初公開年月:2008/08/09


まさに”ダークナイト”。(原題は”KNIGHT”ですが”NIGHT”をかけた内容になってましたね)
邪悪なジョーカーに翻弄されたゴッサムシティ。 祈るような気持ちで夜明けを待つ市民に、夜は限りなく深い…。

待ちきれずに先行上映で観てきたのですが、ヒースのジョーカーの前評判に、かなり期待も高かったのですが、期待以上! 私的にも本作は、今年のベストムービーです。

ほんと、凄い映画でした。 オープニングのジョーカーが銀行を襲うシーンから既に緊張して心臓バクバク;;;
2時間30分という長尺な映画でしたが、ず〜っと最後まで心拍数が高かったんじゃないかな。 勿論眠くなる暇もありませんでした。

ヒースのジョーカーには、ほんとビックリ。 顔は派手なメイクなのでヒースとわからないのは想定範囲だったのですが、おどけたしゃべり方に、なんと声も彼本来のものとは全然違っていて、これまで彼の出演作の殆どを観ている私なのに、ジョーカーの中に素のヒースは全然感じられませんでした;;;
それに可愛げのあったジャック・ニコルソンのジョーカーとも全然違っていて、なにしろ邪悪さが半端じゃないのですよ。 おどけた狂人でありながら、信念を持ち合わせているところがヒース@ジョーカーの強さ、怖さ、なのかな?と思いました。

が、本作はヒース@ジョーカーの一人勝ちの映画ではなく、アーロン・エッカートの存在感にもビックリしてしまいました。 バットマンの”黒騎士”に対して、”白騎士”としてゴッサムシティを守ろうとした彼は、バットマン、ジョーカーと共に本作の柱でした。
トゥーフェイスによるコイントスでの運命決めも凄く怖くて、『ノーカントリー』のハビエルのコイントスとともに、トラウマになりそうです;;; ということで、今回アーロン・エッカートはトゥーフェイスというキャラもこなしていたのですが、サンドマンとヴェノムが豪華共演がなんか勿体無かった『スパイダーマン3』の二の舞になってしまうのでは?との心配も吹き飛ばし、ジョーカーの思惑を体現する存在として意義深いものでしたね。

で、そんな風にジョーカーやトゥーフェイスを楽しめるのも、主役であるクリスチャン・ベイルのバットマンがとても魅力的だったからですね。 本作でのベイルはエレガントで、バットマンとしての風格がありました。
憎きジョーカーを目の前にしても自分に課したルールを守るあたり、凄く厳格な性格でもあるのですが、そんなバットマン(ブルース・ウェイン)がほんと嵌ってます。

それに、執事のマイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマンの警部補、モーガン・フリーマン、マギー・ギレンホールなども、ジョーカーやトゥーフェイスに負けない存在感があり、映画のクオリティを高めてました。

演出や映像にも迫力があり、これぞハリウッド大作! シネコンの巨大スクリーンで観て、ホントよかったのですが、こちら、ただの娯楽映画にとどまっていないのですよね。 正義とは…、悪とは…、極限状態に追い込んで人を試して喜ぶジョーカー。 ストーリーの中にそんなメッセージ性も感じられる作品で、文句のつけようがありません;;;

アメコミでは『スパイダーマン』が一番のお気に入りだった私ですが、作品的には本作は、私的なアメコミNo.1! っていうか、もはやアメコミの枠を超えちゃっていたかなぁ…。 いやはや、凄い映画でした;;; が、あの終わり方って、次回作はどうなるんでしょう…!?


太陽と月に背いて

イメージ 1製作:1995年 イギリス
原題:TOTAL ECLIPSE
監督:アグニエシュカ・ホランド
出演:レオナルド・ディカプリオ
        (アルチュール・ランボー)
    デヴィッド・シューリス
        (ポール・ヴェルレーヌ)
    ロマーヌ・ボーランジェ
        (マチルド・モーテ)
    ドミニク・ブラン
        (イザベル・ランボー)

ストーリー: 19世紀のフランス象徴主義の代表的詩人、アルチュール・ランボーとポール・ヴェルレーヌの軌跡を描いた人間ドラマ。物語は、若く美しく才気溢れるランボーと、酒に溺れ狂暴な感情の爆発と内気な優しさという矛盾を孕むヴェルレーヌの奇跡的な出会いから、2年間に渡る同性愛の日々、その果てに来る別離と破滅、そしてランボーがアフリカを初めとする放浪の旅に出て孤独な死を迎えるまでを、壮大なスケールで描いてゆく。ランボーとヴェルレーヌの愛と残酷さ、インスピレーションと敵対心、そして決別と和解を、暴力的でエロティックで挑発的な愛の物語として情感溢れるタッチで描き、2人の心情を繊細な描写で捉えた傑作ドラマ。物語の秀逸さは勿論の事、若く天才的才能を持つ無節操で残酷なランボーを体現したLeonardo DiCaprioと、彼に引き込まれながら芸術家の内面における創造と破壊の葛藤に揺れるヴェルレーヌを演じたデヴィッド・シューリスの演技も絶品。 allcinemaより


『モーリス』、『アナザー・カントリー』など、英国ゲイ映画愛好家の私的に(笑)、是非観たかった映画だったのですが、やっと観ることができました!
ザ・シネマさん、放送してくれてありがと〜っ(T人T)


本作のディカプリオは、これまで観た中で、私的に一番良かったです! アカデミー賞にもノミネートされた最近の作品よりも、全然嵌ってたし好きですね。
才能と美貌にうぬぼれ、若さゆえの無邪気で気まぐれな残酷さでヴェルレーヌを傷つけていくランボー。
ランボーを演じたディカプリオは、子供と大人の狭間の青臭い美しさが秀逸です! これまで『ギルバート・グレイプ』のアニー役が唯一好きなディカプリオだったのですが、このあたりの作品を公開当時に観ていたら、私も”レオさま〜”って嵌ってたかも(笑)

……が、ヴェルレーヌ役のデヴィッド・シューリスには、”え゛っ? あの禿のオッサンが?(・・;” と、最初はショックを受けてしまいました;;;
私的に、ゲイ映画というと美青年という言葉が浮かぶので(笑)、本作に出演のデヴィッド・シューリスは、どんだけ色っぽいのかしら〜と、かなり期待しての鑑賞だったので、不自然に剃りあげた頭には……(^^;;; 見慣れてくると、やっぱ色っぽい人なんですがね。
詩壇の第一人者としての自信やプライド、若くて才能溢れるランボーを連れ歩く心地よさ、が、そのランボーに対する激しい恋心と才能への嫉妬。 妻に対しても、夫としてのプライドと、経済的に妻の実家に依存している引け目でDV夫になってましたが、複雑怪奇な人物を魅力的に演じていて、デヴィシューは、やっぱ上手いなぁ〜。


ランボーもヴェルレーヌもかなりエキセントリックだし、そんな二人は愛し方も傷つけ方もハンパないし、何より、いくらフランスだって19世紀にゲイだなんて世間が認めなかっただろうし、フィクションとして観ていたのです。
…が、本作は、フランスに実在した世界一有名なゲイカップルを映画化したものだったのですね(^^;
詩などをたしなむタイプではないので、ランボーもヴェルレーヌも知らなかった私で、Wikiで調べてみたら、殆ど事実が描かれていたので、改めて驚いたのでした。

ただ、アブサンを手に、”これは詩人の第3の目だ”とか言っていたのにはギモン…。 ラリった頭から生み出されたものが芸術っていうのには、抵抗感を感じるなぁ…。 そんな破滅的な人生を歩んだためか、二人ともあまり幸せとは言えない生涯だったのが何だか悲しい映画でもありました。


開く トラックバック(1)

全10ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事