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原題:DARK WATER 監督:ウォルター・サレス 出演:ジェニファー・コネリー(ダリア)、アリエル・ゲイド(セシリア)、ダグレー・スコット(カイル)、ジョン・C・ライリー(マレー)、ティム・ロス(弁護士)、ピート・ポスルスウェイト(ヴィック) ストーリー: 1974年のシアトル、雨の放課後。学校の入り口で、お迎えの母親を待ち続ける5歳のダリア。母との苦い思い出がトラウマとなっている彼女の脳裏には、でんでん太鼓のようなオモチャの音色とともに、この辛い過去の記憶が今でも頻繁に蘇ってくる。 そして、2005年のニューヨーク。離婚調停中のダリアは、5歳の娘セシリアの親権をめぐって別れた夫との争いが続いていた。娘と一緒に暮らすための部屋を求めて、ニューヨークのルーズベルト島にあるアパートへとやって来たダリア。薄暗く不気味な雰囲気漂うアパートだったがシングルマザーのダリアに贅沢は言えない。こうして、アパートの9階の一室で母娘ふたりの新生活が始まった。ところが、寝室の天上にある黒い染みが日に日に大きくなり、黒い水までしたたり落ちてくる。さらに、裁判の行方も気がかりで、ダリアの心は不安とプレッシャーで押し潰されてゆく…。 夏ですから、ホラー祭りを! …なんて(^^;。 えーっと、前回の『サイレントヒル』に続き、ホラー映画をDVDで観たので感想を。 本作は、『リング』、『ラセン』を書いた鈴木光司氏原作の『仄暗い水の底から』のハリウッド・リメイク版ですね。 私は、黒木瞳さん主演の日本版も観賞済みです(ホラーなのに全然怖くないという印象しかないのですが(^^;)。で、本作は、ウォルター・サレス監督作品ということだったので、DVDになったら観ようと思っていたのでした。 日本版とプロットは同じなので、ホラーにしては、グロくもないし、(私的には)さほど怖くもないのですが、いくら修理しても漏れてくる水の鬱陶しさや、離婚や娘の問題などで、ジェニファー・コネリーが演じているダリアが精神的に追い詰められていくところが、観ていて辛かったしホラーでしたね;;; そういえば、昨日観た『サイレントヒル』も、母と娘の絆がテーマでした。 本作では、そもそもダリアが母親に捨てられた辛い経験をもっていて、それで、娘だけは手放したくないという思いが強く、やはり3代にわたる、母と娘の物語なんですよね。 ラストは娘を思う母の気持ちに、ウルウルしてしまいましたよ;;; 因縁が受け継がれていく感じというのは、やはり母から娘へというのに、強烈に感じますね。 それで、ウォルター・サレス監督というと、ラテン・アメリカを舞台に人間ドラマを描く監督さんで、これまで手がけた『セントラル・ステーション』、『ビハインド・ザ・サン』、『モーターサイクル・ダイアリーズ』など、いずれも高い評価を受けています。そんな監督がハリウッド・デビューに選んだのが、何故に日本のホラー映画のリメイク?と思ったのですが、本作を観て納得したかも。ホラーというよりは、超常現象を起こす霊も含め、孤独な人々を描いた人間ドラマでした。 ジェニファー・コネリーは、『砂と霧の家』のヒロインとダブって見えたのですが、精神的に脆い女性を演じるのが上手いなぁ。
で、記事を書いていて、”え゛、ティム・ロスが出てたの?”って驚いてしまったのですが、ダリアが雇う弁護士がティム・ロスだったのね!DVD見直してしまいましたよ;;;彼もまた表には決して出さないけど孤独を抱えていて、脇役ながら印象に残ってます。彼もワケありっぽいですね……。 |

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