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製作:2005年 アメリカ 原題:THE NEW WORLD 監督:テレンス・マリック 出演:コリン・ファレル(ジョン・スミス)、クオリアンカ・キルヒャー(ポカホンタス)、クリストファー・プラマー(ニュー・ポート船長)、クリスチャン・ベイル(ジョン・ロルフ) ストーリー: 1607年、新たな楽園を求めてイギリスの港を旅立った船が、長い航海の末に北アメリカのヴァージニア近辺に辿り着く。しかし、そこには先住民のコミュニティが存在した。ニューポート船長は、反乱罪に問われていたジョン・スミスを解放する。彼の勇敢さを買って、先住民との交渉役を任せる。しかし、スミスはたちまち先住民に捕えられ、王の前に連行されてしまう。そして、スミスの処刑が命じられた時、王の末娘ポカホンタスが命乞いをし、彼は救われる。やがて2人は、言葉や文化の壁を超えて深く愛し合うようになるのだったが…。 allcinemaより アメリカではあまりに有名な”ポカホンタス”の物語。 本作の実質的な主人公で、実在の人物である彼女は、寒さや飢えに苦しむイギリス人入植者達にとうもろこしなどを分け与えて救ったとされています。 ネイティブ・アメリカンの大部族の首長の愛娘でもある彼女は、イギリス人たちにとって、命の恩人であるにもかかわらず捕虜にされ、キリスト教の洗礼を受けさせられて、後にたばこ栽培を確立するジョン・ロルフと結婚し、一男(トマス)を儲けました。 当時ヴァージニアは、あまり人気のない入植地だったことから、宣伝に役立つとロンドンに連れて行かれ、一躍有名人になりますが、帰る途中病で死んでしまった…などというのは実話のようです。 コリン・ファレルが演じた英国探検家のジョン・スミスも最初にヴァージニアを開墾した人として有名なのですが、二人の出会い、ロマンスについては、諸説あるようです。 本作では、ロマンスがあったとして描かれていたのですが、先住民にとってイギリス人たちは邪魔な存在で、そんな彼らにポカホンタスは、なぜ食料の援助などをしたのか?やはり、助けたかった人がいたとみるのが自然かな…。 ポカホンタスは不思議な魅力に溢れた女の子。聡明で、好奇心が強く、人懐っこい。 よく自然の声?力?を感じる仕草をするのですが、それがまた神秘的。ポカホンタスを演じたクオリアンカ・キルヒャーは15歳の新人とか、凄っ;;; コリン・ファレルは相変わらず濃かった;;;。実は苦手だったりするのに、なぜか彼の出演作の多くを観ていたりする私…(^^;。本作では、物静かでストイック。泥だらけで小汚くても、ゴシップ写真で観るよりは余程キレイでした(笑) で、本作の収穫はクリスチャン・ベイル! 私が観たことのある何作かは、ちょっとクセのある役が多くて、本作で初めて惚れそうになったかも^^。ま、私の場合、ロン毛でコスプレされるとイチコロなんですが(笑) ちなみに、彼の出演作をみていたら、ディズニーアニメの『ポカホンタス』にトマスの声で出演しているのね!本作ではパパ役での出演でした^^。 本作は、自然を映した映像は、物凄く綺麗だったのですが、ストーリー的には淡々としていて盛り上がりに欠ける?私も凄く感動したとか、そういったものはなかったのですが、英国人が、どのように新大陸に進出して行ったのかがよく分かり、まったくゼロから何もかも作り上げていった苦労が偲ばれます。 なんですが、それ以上に胸が痛くなったのが、先住民たちが追われていく様子。水辺の豊かな土地に暮らしていたのに、あのようにして厳しい山間部へと追われていったんだなと…。米国人たちは、ポカホンタスを祭り上げて自分達の行為を正当化しているようにも見えてしまいます。そして、ポカホンタスは、彼らに利用されてしまった悲劇の人にも見えてしまう…。スミスとのロマンスが本当にあったと、ロルフとの結婚が幸せなものだったと思いたいです。 Wikipediaによると、彼女の本名はマトアカ。ポカホンタスは彼女の性格からきた愛称で、ポウハタンの言葉で「小さないたずら者」「遊び好きの戯れる少女」というような意味とか。 |

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