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原題:VOLVER 監督:ペドロ・アルモドバル 出演: ペネロペ・クルス (ライムンダ) カルメン・マウラ (イレーネ) ロラ・ドゥエニャス (ソーレ) ブランカ・ポルティージョ (アグスティナ) ヨアンナ・コボ (パウラ) チュス・ランプレアベ (パウラ伯母さん) アントニオ・デ・ラ・トレ (パコ) ストーリー: 失業中の夫と15歳の一人娘パウラを養うため、せわしなく働くライムンダ。明るくたくましい彼女にも、10代の頃、確執のあった母がそのまま父と一緒に火事で亡くなってしまうという苦い過去があった。そんなある日、夫がパウラに関係を迫り、抵抗したパウラに刺し殺されてしまう。ライムンダは愛娘を守りたい一心で、夫の死体の処理に奔走、事件の隠蔽を図る。そのさなか、今度は故郷ラ・マンチャに住む伯母の急死の報せが。ライムンダの姉ソーレが葬儀へ駆けつけたところ、彼女はそこで死んだはずの母イレネの姿を見掛けたという奇妙な噂を耳にするのだったが…。 allcinemaより 初公開年月:2007/06/30 待ちに待ちに待った映画で、ほんと、や〜〜〜っと観れたという感じでしたが、私的に一番わかりやすく、一番好きなアルモドバル作品でした。 アルモドバル監督が、故郷のラ・マンチャを舞台に自分のルーツを振り返った、最も個人的な作品とか。 ペネロペ・クルス演じるライムンダ達が故郷へ帰って両親が眠るお墓を掃除する場面から始まるのですが、その光景を観て、私も実家での墓参りを思い出していました。 故郷に一人残っているパウラ伯母さんが死んでしまった時のお通夜の様子も、実家での葬儀に親戚のおばさん達が集まった時の会話にそっくり(^^; アルモドバル監督らしい原色をふんだんに使った映像で、パワフルな映画だったのですが、そんなスペイン映画に私の中の故郷を感じたことがとても不思議…。 が、親近感を持って観ることができました。 映画は3世代に渡る母と娘の物語。 ついていない人生だった彼女達ですが、一生懸命に生きてきた力強さが良いですね。 特にライムンダの肝っ玉母さんぶりには惚れ惚れです。 ペネロペ・クルスには男前なところがあると以前から思っていたのですが(笑)、本作はまさにはまり役! 昨年の映画賞で女優賞にノミネートされまくったのが納得です。 因縁めいた不幸な出来事で殺人事件まで起きてしまうのですが、強い絆で乗り越えていく彼女達に、ラストは清々しいものを感じましたね。 母も早くに亡くし、姉妹も娘もいない私にとっては、なんでもさらけ出し無条件に甘えられる存在を持っている彼女達がとても羨ましかったです。 特に、故郷のパウラ伯母さんの家に必ず用意されていた、ライムンダ、ソーレ、二人の娘達へのイレーネの気遣いとか、観終えてからぐっときましたね〜;;; それにしても、アルモドバル監督って、どうしてこう女ゴコロに詳しいんでしょう(^^; |

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