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原題:NURSE BETTY 監督:ニール・ラビュート 出演:レネー・ゼルウィガー(ベティ・サイズモア) モーガン・フリーマン(チャーリー) クリス・ロック(ウェズリー) グレッグ・キニア(デヴィッド/ジョージ) アーロン・エッカート(デル) ストーリー: メロドラマの主人公に熱を上げ、夢と現実の区別のつかなくなった女性が殺し屋に狙われているのも気づかずドラマの主人公を追いかけて大騒動を巻き起こすナンセンス・サスペンス・コメディ。町でウェイトレスをしているベティ・サイズモア。どうしようもない夫・デルがいながら、昼メロ“愛のすべて”に夢中のベティは、主人公デヴィッドのような素敵な医師と結ばれる日を夢みていた。そんなある日、デルが殺し屋に殺され、現場を目撃したベティはショックで現実と夢の区別がつかなくなってしまい……。ナンセンスな設定を無理のないストーリーにまとめ上げた巧みな脚本がカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した。 allcinemaより 先日観た『エリン・ブロコビッチ』に続き、ヒロインの名前がタイトルで、しかもヒロインのパートナーがアーロン・エッカートという共通点のある『ベティ・サイズモア』。 …といっても、こちらの原題は『ナースのベティ』。 邦題は『エリン・ブロコビッチ』のヒットにあやかって『ベティ・サイズモア』になったのかな?? カンザスの田舎町でウェイトレスをしているベティ・サイズモア(レネー・ゼルウィガー)。 車のセールスマンのデル(アーロン・エッカート)と結婚しているが、その関係は既に破綻していた。 ナースになりたかった彼女は病院を舞台にした連続ドラマ『愛のすべて』に嵌っていて、ドラマの主人公のデヴィッド医師(グレッグ・キニア)に夢中! ある日、デルの外出中もドラマにかじりついていると、客を連れて帰宅したデルが麻薬がらみのトラブルで殺害されてしまった。 すっかりドラマの世界に入り込み現実逃避モードのベティは、ショックのあまり夢と現実が混乱し、自分をドラマの中のナースだと思い込み、ドラマの主人公のデヴィッド医師はかつての婚約者で、デルと結婚するために別れたと思い込んでしまい、今こそデヴィッドの愛を受け入れるべきとハリウッドを目指す。 ……夫を殺した犯人達に追われていることも知らず(^^;;; 『ブリジット・ジョーンズの日記』が大好きな私は、レネーもお気に入りの女優さんなのですが、本作は初めて観ました。 噂どおり彼女の代表作とも言える作品ですね。 夢と現実の区別がつかなくなった、なりきりモードの演技が凄い!! ゴシップニュースとかで、熱烈なファンに家にまで押しかけられ、困惑する俳優やミュージシャンの話を聞きますが、そんな中にはベティのように、本当に自分は恋人なのだと思い込んでいる人もいるのでは?と思うと不気味だったりして、一歩間違えばっていうか、もうベティはストーカーと化していたのでは?と思うのですが、殺人犯に追われていることより、ベティ自身がサスペンスだったりして…(^^; そんなベティに一途に想われてしまうデヴィッド医師役のグレッグ・キニア。 『リトル・ミス・サンシャイン』でも、コミカルな演技が冴えていましたが、二枚目なのにトホホといった役回りが嵌ってますね(笑) ベティが何者かを図りかね、それによって、くるくる表情が変わるのですが、上手いなぁ〜!! 隠れファンになってしまいますよ。(何故に隠れる必要が?笑) ベティが夫を殺した犯人達に追われていて、それが甘々なコメディになりがちな作品に緊張感を与えていたのですが、そちらはちょっと弱かったかな? 倍近い長さの作品を半分にするときに、主に削った部分がモーガン・フリーマン&クリス・ロックの殺人犯達のエピソードだったとか?? 犯人達の関係、ベティに惚れているらしいモーガン・フリーマンのことなどは、中途半端だった気もします…。 …が、叶えられなかった夢、破綻した結婚生活、目の前で起こった殺人事件、そんなことが重なると、現実逃避から虚構の世界に入り込んでしまうのもアリかな…とも思うし、そんなベティを体現したレネーは凄いと思った映画でした。
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