Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

映画:ま〜も

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 前のページ | 次のページ ]

みなさん、さようなら

製作:2003年 カナダ/フランス
原題:LES INVASIONS BARBARES/THE BARBARIAN INVASIONS/INVASION OF THE BARBARIANS
監督:ドゥニ・アルカン
出演:レミー・ジラール(レミ)、ステファン・ルソー(セバスチャン)、マリ=ジョゼ・クローズ(ナタリー)

イメージ 1ストーリー:
 ある日、ロンドンで働く証券ディーラー、セバスチャンは、カナダ・モントリオールに住む母ルイーズから彼の父の病状が悪化しているので帰ってきて欲しいとの連絡を受ける。その父、大学教授のレミは女ぐせが悪いために、これまでさんざん家族に迷惑をかけてきた人物。セバスチャンは、そんな父のような人間にはなるまいと別の道を歩んできたのだった。それでも彼は葛藤を抑え、帰国することに。そして、父が末期ガンと知ったセバスチャンは、“友人を呼んで楽しい病室にして”という母の頼みを聞き入れ、さっそく行動を開始する。 allcinemaより







人間にとって絶対に避けては通れない”死”をどう迎えるか…。

たとえば、『死ぬまでにしたい10のこと』は、余命を宣告された主人公(サラ・ポーリー)が、後に残していかなければならない家族のため、そして、自分の人生を後悔しないように、10のTodoリストを作って実行したことに、感情移入して観た映画でした。

それで、本作はというと……、一言で言うと”羨ましい!!!”

カナダに住む主人公のレミは、末期ガンということだったのですが、社会主義者のため、廊下までベッドに溢れる公立病院で、最後を迎えるつもりでした。
ですが、レミには、高給取りで、しかもいろいろな面で”やり手”の息子がいたために、(お金さえ出せばどんな治療でも受けられる)アメリカ行きは拒否したものの、息子の配慮で、気心の知れた友人達に囲まれ、お仕着せの苦痛だらけの医療行為に我慢する必要もなく(ヘロインで痛みを緩和していた)、おだやかな最後を迎えられたわけです。
でも、人生の最後にあれくらいのこと、誰にでも許されてもいいのにね……。

そして、そんな心温まるストーリーの後ろにある、15年間離れ離れだった父親と息子の確執がまたリアルだったんです。
この父子、久しぶりに会って、しかもあのようにタイムリミットが近い状況であっても、なかなか素直になれないのです。でも、息子から父への、父から息子への、本能的な愛情はあるわけで、相手を見捨てたり、拒絶することができない…
結局、父親はアメリカでのブルジョア的な治療を受けることは拒否し、息子がこっそり段取りを整える余命の過ごし方は受け入れることにするわけです。
お互いに、一歩譲りあう形ですか?

相変わらず、用事があるときに、事務的な会話しかしない父子なんですが、どうなんでしょう? 実際の親子って、親子であるがゆえに、素直になれないところがあって、親子であるがゆえに、自分の思い通りにならない相手に腹を立て、親子であるがゆえに、それでも見捨てられない悔しさがあるような気がするんですが……。
親を看取った経験のあるものとして、セバスチャンの気持ちは良くわかるし、自分の出来る限りのことをやって、後悔なく父親を看取ることができたセバスチャンが羨ましかったです。(後に残されてしまうものとしては、後悔しないことこそが大切だし難しい…。) 
そして、この年になると、いつまでも、何歳になっても、子供は子供っていうレミの気持ちもわかってきました。


なんですが、この映画の原題は”蛮族の侵入”と言うらしいです。
”蛮族の侵入”が何を指すのか…
大学で歴史学を教えていた、社会主義者の父親レミにとっては、ロンドンで証券ディーラーをやっていてる、資本主義者のセバスチャンが”蛮族”なんでしょうか…
ドゥニ・アルカン監督は、「アメリカ帝国の滅亡」という映画を作っていて、本作はその続編的意味合いで撮り上げたものなのだとか…。
そう言われてみると、レミが繰り出す戯言(…だと思って聞き流してしまいました^^;)、友人達と笑いあっている与太話が何であったか…。話の内容は殆ど理解できなかったりするのですが、映画が伝えたかった本当のことがあのあたりにあったりするんでしょうか?

開く トラックバック(3)

ミュンヘン<PG-12>

イメージ 1

製作:2005年 アメリカ
原題:MUNICH
監督:スティーヴン・スピルバーグ 
出演:エリック・バナ(アヴナー)、ダニエル・クレイグ(スティーヴ)、キアラン・ハインズ(カール)、マチュー・カソヴィッツ(ロバート)、ジェフリー・ラッシュ(エフライム)、ハンス・ジシュラー(ハンス)

ストーリー: 1972年9月、ミュンヘン・オリンピック開催中、武装したパレスチナのテロリスト集団“黒い九月”がイスラエルの選手村を襲撃、最終的にイスラエル選手団の11名が犠牲となる悲劇が起きる。これを受けてイスラエル政府は犠牲者数と同じ11名のパレスチナ幹部の暗殺を決定、諜報機関“モサド”の精鋭5人による暗殺チームを秘密裏に組織する。チームのリーダーに抜擢されたアヴナーは、祖国と愛する家族のため他の4人の仲間と共に冷酷な任務の遂行に当たるのだが…。 allcinemaより


初日にレイトショーで観たのですが、座席がほぼ満席、アカデミー賞5部門ノミネートのスピルバーグ監督作品ということで、関心の高さが窺われます。
例によって、私はエリック・バナ目当ての観賞でしたが、実話を基にしているストーリーは、私的に難しくて重い映画でした;;; 
もうじき父親になるアブナーが、最初は祖国のため愛する家族のためと信じて任務に当たるのですが、その存在さえも否定される闇の暗殺チームの、情け容赦ない任務の内容に疑問を抱き、精神的にも追い詰められていく様子に、緊張感を強いられる164分でした。
でも、暗殺の場面は凄惨でしたが、基本的には事実を淡々と描いていて、エリック・バナが演じたアブナーの誠実な人柄が表れていて、見応えのある映画でした。

事件の背景には根深いものがあると思いますので、中東の歴史的、政治的問題にまで突っ込まないと全容はわからないと思うのですが、この映画では、丹念に描かれた、一工作員アブナーの内面から、終わりなき報復合戦の虚しさが伝わってきました。
映画の中でアブナーが言っていましたが、”暗殺しても、すぐに前任者より強力な後任者が現れる…。”
でも、何らかの抵抗をしていかなければ、国家の存続も危うくなってしまう…。
こんなことがいつまで続くのか…、当事者達がもっとも思っていることなんでしょう。
料理上手なアブナーは、情報屋との接触もキッチンのショールームの前で行っていたりするのですが、理想のキッチン(=家族との幸せな生活?)を見つめる彼の変化に胸が痛くなりす。

今まで、中東問題については、ニュースなどで何か事件が起こったことを知っても、それがどんな意味をもつのかさっぱりわからなかったし、テロ事件と聞くだけで、凄惨な場面が目に浮かび、拒否反応が出ていたのですが、この映画をきっかけに、中東問題についても少し調べてみましたし(エリック・バナ効果です^^ゞ)、ニュースの裏にあるものを、少しでも理解できるようになれればいいのですが…。



製作:2005年 フランス
原題:DE BATTRE MON COEUR S'EST ARRETE / THE BEAT THAT MY HEART SKIPPED
監督:ジャック・オーディアール 
出演:ロマン・デュリス(トム)、ニールス・アルストラップ(ロベール)、オーレ・アッティカ(アリーヌ)、エマニュエル・ドゥヴォス(クリス)、リン・ダン・ファン(ミャオリン)

イメージ 1ストーリー:
 28歳のトムは、父の影響から、不動産の裏ブローカーとして、暴力や裏切りが横行する世界に生きる男。しかしそんな彼の心の中には、母のようなピアニストになりたいという夢が眠っていた。そしてある日、彼は昔の恩師に再会、オーディションを受けてみるよう勧められるのだった。夢を諦めきれずにいたトムは、その言葉で再び鍵盤に向かう決意を固める。しかし、そんな彼のレッスンのサポートをしてくれるのは、フランス語も話せない中国出身の女流ピアニスト。それでもトムは、過酷な裏家業のかたわら、オーディション目指して練習に励むのだったが…。 allcinemaONLINEより






この映画、「ルパン」「スパニッシュ・アパートメント」ロマン・デュリスくんの出演作とあって、凄く楽しみにしていたんですよ!
でも、楽しみにし過ぎていて、勝手な妄想が大きくなっていたかもです;;;
私の中に物語のイメージが出来上がっちゃってたみたいで、それとは違う展開に、ついていけなかったというか、乗れなかったというか……。
不動産の裏ブローカーのデュリスくんが、ピアノ・コンクールを目指すようになると言うのは、承知していたのですが、私は、比重がだんだんピアノに傾いていくと思っていたんですね。 ですが、映画はサスペンスの部分をかなり重視していたので、ダーティなデュリスくんも最後まで同居していたのです。

この作品の面白さは、その対比、繊細さと野蛮さが同居したデュリスくんを楽しむのだと思うし、実際にデュリスくんの演技は完璧に近いかと思うのですが、私的に、ピアニストは手を大切にするものだという思い込みがあるせいか、人を殴ってできた傷がある手でピアノを弾くというのが、どうも生理的に受け付けなかったみたいです。 彼は、ピアノを弾く前に鍵盤をハンカチで拭うのですが、そんな風に気を使う人が、そんな事をするかな……と。
でも、何度も言うように、そんなデュリスくんの二面性を楽しむ映画だと思うので、それを期待してご覧になる方は満足されると思います^^。
そして、そんな二面性をきちんと表現していたデュリスくんは、繊細なところも、野蛮なところも素敵でした!

うむむ…、この映画はもう一度観たい;;;


開く トラックバック(1)

ミツバチのささやき

イメージ 1

製作:1973年 スペイン
原題:El Espiritu de la Colmena
監督:ビクトル・エリセ
出演:アナ・トレント、イサベル・テリェリア、フェルナンド・フェルナン・ゴメス、テレサ・ジンペラ

ストーリー:1940年、スペイン中部のカスティーリャ高原の小さな村に移動巡回映写がやってきた。上映する映画は「フランケンシュタイン」。
アナ(アナ・トレント)とイザベル(イザベル・テリェリア)姉妹も大人たちに混じって観ていた。
映画では、水辺で楽しく遊ぶ、少女とフランケンシュタインを映していた。だが、少女もフランケンシュタインも死んでしまう。アナは、夜、ベッドに入ってから、姉のイザベルに訳を聞いてみた。イザベルはフランケンシュタインが怪物ではなく精霊で、村のはずれの家に隠れていると話した。
ある日、村はずれの家でアナが見たものは…。


先日、『10ミニッツ・オールダー』で、エリセ監督作品に感銘を受けて、是非観なければと思っていた作品です。

スペイン内戦が、1939年フランコ将軍の勝利宣言で終結した後の、1940年、中部カスティーリャ高地の小さな村を舞台に6歳の少女アナと彼女の家族たちの日常を描いたもの。

やはり、静かな静かな作品。蜂の巣のような模様の窓ガラスの奥で、ベッドに入った姉妹がひそひそ話をしている。 それは、公民館で観てきた映画、「フランケンシュタイン」のこと。

アナ:「なぜ、怪物はあの子を殺したの? なぜ、怪物も殺されたの? ……知らないのね ウソツキ」
イザベル:「怪物もあの子も、殺されてないのよ」
アナ:「なぜ、分かるの? なぜ、死んでいないと分かるの?」
イザベル:「映画の中のできごとは、全部ウソだから 私、あの怪物が生きてるのを見たもの」
アナ:「どこで?」
イザベル:「村はずれに隠れて住んでるの 他の人には見えないの 夜に出歩くから」
アナ:「お化けなの?」
イザベル:「精霊なのよ」
アナ:「先生がお話してたのと同じ?」
イザベル:「そうよ でも精霊は身体をもっていないの だから殺されないの」
アナ:「映画では 身体があったわ 腕も足も 何もかもあったわ」
イザベル:「あれは、出歩く時の変装なのよ」
アナ:「夜しか出歩かないのに、どうやって話したの?」
イザベル:「だから、精霊だっていったでしょ お友達になれば いつでも、お話できるのよ」
イザベル:「目を閉じて 彼を呼ぶの ”私はアナです” ”私はアナよ”って」

感受性の強いアナは、映画で観たこと、その夜、イザベルに聞いたことを、そのまま信じてしまう。
ある日、一人で村はずれの家に行ってみたアナは、負傷した脱走兵がいることに気付いた。
アナと兵士は、まるで映画の中の少女とフランケンシュタイン。
その後、兵士の死を知ってしまったアナは、自分の運命と映画の少女の運命を重ねてしまったんでしょうか…。

一方、現実的で、ちょっと背伸びをした姉のイザベルは、猫にひっかかれ血が出てしまった指で、口紅を真似てみる。 死んだフリをしたり、大きな手袋でアナの目を隠し、フランケンシュタインだと思わせるようなイタズラもする。

大人達はといえば、3年にも及ぶスペインの内戦が、ファシズムの勝利で終結し、皆疲れきっていた。
父親は、ミツバチの飼育に没頭し、母親は、届く当ての無い手紙を書いては、汽車の時間に間に合うように、せっせと出しに行っている。列車の中の、戦争から帰る兵士も、皆疲れきって虚ろだ。


静寂の中で、映像により全てを語っている作品で、まるで絵画を観ているようでした。
余計な説明など殆どないので、観れば観るほど新しい発見があり、また、理解が深まるという感じ。
今まで、この映画を観なかったことを後悔し、エリセ監督の他の作品も観たくなりました。

開く トラックバック(1)

製作:2005年 アメリカ
原題:Mr.& Mrs.Smith
監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ヴィンス・ヴォーン

ストーリー: 南米コロンビアのホテルで建築家のジョンとプログラマーのジェーンは運命的に出逢った。結婚して「Mr. & Mrs. スミス」となった二人は、5〜6年後(笑)、夫婦に訪れた倦怠感からカウンセリングを受けていた。そんなある日、偶然二人に同じ人物を消す仕事が入り、お互いの正体を知ってしまう。ジョンもジェーンも実はプロの殺し屋だったのだ!かくして、二人の壮絶なバトルが勃発した。


イメージ 1

半年近くも気になって、楽しみにしていた映画で、期待し過ぎか?と不安も抱えて観にいったのですが、面白かった〜〜〜!
ブラピvsアンジー、ビッグネームのいわゆる競演、サスガのブラピに、よくぞここまで頑張ったアンジー!
ストーリー的には、ありえない話だったりするのですが、単純に娯楽映画として楽しめるアクションコメディ大作でした。
二人とも全てにおいてクール。ダメっぷりもカッコいいブラピはクール最上級って感じです(笑)
アンジーも、ダテに『トゥームレイダー』とかやってたわけじゃないですね。ガンアクションが冴えてました。
夫婦の壮絶なバトルになって、この先どのように落とすのかと心配になったのですが、心配無用でしたね。
ネタバレになるので書きませんが、終わり方もなかなかでした^^。


でもでも、私、この映画にヴィンス・ヴォーンが出演してたなんて、知りませんでしたよ。
しかも、ブラピの仕事仲間っていうかなりブラピ寄りの重要な役。
何なの???だって、ヴィンスっていうと、ブラピ元妻のジェニファー・アニストンの恋人としてゴシップを賑わせている、今最も旬な俳優さんじゃないですか!
むむむ…?、ブラピ、アンジー、ジェニファー、ヴィンス……?、なんか茶番のニオイもするけど、ブラピとジェニファーの離婚は事実だし、ブラピはアンジーの養子2人を自分の養子としても縁組する法手続きを始めたとニュースになっていましたね。今回の養子縁組で結婚は秒読み段階に入ったとも言われています。
ま、一つだけ言えるのは、ブラピ、アンジーとも、難民救済活動に熱心なので、『Mr.&Mrs.スミス』を観に行くことも、難民救済協力の一つってことですね^^。


全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 前のページ | 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事