Kim's Room

ご無沙汰しておりますが、元気にしております。 2011.04.08 kim

映画:や〜よ

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やわらかい手 <R-15>

イメージ 1製作:2007年 ベルギー/ルクセンブルク/イギリス/
          ドイツ/フランス
原題:IRINA PALM
監督:サム・ガルバルスキ
出演:マリアンヌ・フェイスフル (マギー)
    ミキ・マノイロヴィッチ (ミキ)
    ケヴィン・ビショップ (トム)
    シヴォーン・ヒューレット (サラ)
    ドルカ・グリルシュ (ルイーザ)

ストーリー: ロンドン郊外の小さな町。平凡な人生を送ってきたまじめな主婦のマギー。そんな彼女の最愛の孫、オリーは難病に苦しんでいた。そしてある日、6週間以内にオーストラリアで最新の手術を受けなければ助からないとの宣告を受けてしまう。息子夫婦にそのための費用を工面する余力はなく、マギーは自分が何とかしなければと金策に奔走するが、どれも上手くいかない。そんな時、偶然目にした“ホステス募集・高給”の貼り紙に釣られ店を訪れる。ところがそこはセックスショップで、マギーの手を見たオーナーのミキからは、壁の穴越しに手で男をイカせる仕事をあてがわれる。一度は逃げ出したものの、孫のためと覚悟を決めその“仕事”を始めたマギーだったが、意外にもゴッド・ハンドと評判を呼び、たちまち売れっ子になっていく。 allcinemaより


こちら、昨年のベスト映画の一つに挙げられている方も多いですね。
私も評判は小耳に挟んでいたものの、予告編などで想像される内容に躊躇し、劇場鑑賞は見送ってしまった作品だったのですが、この度、WOWOWの放送で観る事ができました。

番組では、まずはヒロインのおばちゃん、マギー役のマリアンヌ・フェイスフルについての簡単な紹介があったのですが、そっか、そうでした。 彼女、若かりし頃はポップアイドルとしてファッションアイコンだったり、ミック・ジャガーの恋人だったりと、派手な過去があるのですよね。 その後いろいろあったようですが、最近は映画を中心に活躍しているようで、ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』では、マリー・アントワネットの母、マリア・テレジアを貫禄で演じていました。 本作はそんな彼女の初主演作とか。
ということで、マリアンヌ・フェイスフルの若かりし頃の写真も改めて見たのですが、本作のマギーおばちゃんにはそんな面影は全然ないっ(^^; 孫の病気に心を痛める優し〜いおばあちゃんでした。

それにしても、世の中ってキビシイですよね。 何が何でも職を得たいマギーに、紹介所の職員は ”あなたの年では仕事はありません” って…(><)
(私も何らかの理由で次の仕事を探さなければならなくなったら、その問題に突き当たるのですよね。怖っ;;;)
夫に先立たれ(しかも夫は……^^;)、孫は難病。 家を売ったり、家事を手伝ったりしても嫁には嫌われ、仕事に就くこともできず…。
背中を丸めてトボトボ歩いていたマギーでしたが、孫可愛さで、なり振りかまわずやることにしたラッキーホールの仕事が、なんと彼女の天職!?(^^;
誰にも決して言えない仕事ですが、マギーは仕事で認められることにより少しづつ自信を取り戻すのですよね。
最初はもっさいおばちゃんに見えたマギーが、だんだん輝いて可愛らしく見えてくるところも見所。

が、毎日いそいそと何処かに出かけ、急に大金を手にしたマギーはかなり怪しい(^^;
結局、息子にバレてしまうのですが、マギーを”売春婦”となじり、”こんな汚い金はいらない”と激昂するトムのことは理解できなかった私。 母親がよりにもよってそんな仕事を…っていう嫌悪感はわからなくもないですが、それよりも、そこまでしてお金を作ってくれたんだと感謝するなり、自分の不甲斐なさを責めるなり、するものじゃないのかなぁ…。
息子の代わりに嫁のサラに見直され感謝されるのですが、そんな、女として母親同士として、嫁と心を通わせていくところも見所だから、あえて息子を悪役にしたのかな?
ということで、この映画、マギーの仕事で関心を集めてましたが、実際に観てみると、女性の生き方をしっかり描いた作品だったように思います。
(なので、マギーに客を奪われ、シングルマザーなのに仕事を失くしてしまったルイーザのその後が気になってしまったのですが、彼女のことはそれ以上は描かれていませんでしたね^^;)

で、映画の中で仕事に励むマギーがテニス肘ならぬペ○○肘になって笑いを誘ってましたが、私もここ1〜2ヶ月腕が痛いのです(^^; 筋肉痛だと思っていて、そのうち治るだろうと我慢していたのですが、ひょっとして私も??と調べてみたらドンピシャリ。 早速仕事帰りに整形外科に行ってきましたよ(^^; 私の場合は、分厚い資料を2〜3百枚スキャンしたために痛めた、”スキャン肘”ですが…(笑)

 

善き人のためのソナタ

 
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製作:2006年 ドイツ
原題:DAS LEBEN DER ANDEREN /
    THE LIVES OF OTHERS
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演:ウルリッヒ・ミューエ(ヴィースラー大尉)
    マルティナ・ゲデック(クリスタ=マリア・ジーラント)
    セバスチャン・コッホ(ゲオルク・ドライマン)
    ウルリッヒ・トゥクール(ブルビッツ部長)

ストーリー: 1984年、壁崩壊前の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の局員ヴィースラー大尉は国家に忠誠を誓う真面目で優秀な男。ある日彼は、反体制的疑いのある劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視し、反体制の証拠を掴むよう命じられる。さっそくドライマンのアパートには盗聴器が仕掛けられ、ヴィースラーは徹底した監視を開始する。しかし、音楽や文学を語り合い、深く愛し合う彼らの世界にヴィースラーは知らず知らずのうちに共鳴していくのだった。そして、ドライマンがピアノで弾いた“善き人のためのソナタ”という曲を耳にした時、ヴィースラーの心は激しく揺さぶられてしまうのだったが…。 allcinemaより

初公開年月:2007/02/10


本作は、アカデミー賞で外国語映画賞を受賞し、一躍有名になったのですが、昨年の12月初めに発表された、ヨーロッパ映画賞のノミネーションのあたりから、映画賞の常連になり、気になっていた作品です。

ベルリンの壁の崩壊(1989年)前の、1984年の旧東ドイツ。 「社会主義統一党」という政党により支配された独裁国家で、国家保安省(シュタージ)の監視下にあった国民。 映像に映し出されたのは、寒々とした風景に、親しい者同士でも監視し合うといった、自由を奪われピリピりとした人々。
この映像が、たった20年程前の東ベルリンを忠実に再現したものだなんて……。 この映画で一番ショックだったことかも知れません。

シュタージの講師も務める模範的局員のヴィースラー大尉は、常に人を疑い監視する毎日で、顔に表情もありません。 余計なものなど一つもない閑散とした部屋に帰り、一人質素な食事を摂る毎日。
そんなヴィースラーが、劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視することで、仲間と音楽や文学を語り合い、恋人と愛を交わす二人に、次第に内面に変化が起きるところが見所でした。 一見表情に乏しいヴィースラーの、微妙な内面の変化を見事に表現していたウルリッヒ・ミューエは良かったですね!

映画を観る前は、凄く評価が高い作品ということで、激しく心揺さぶられるのかと思ったら、実際に観てみると静かな映画でした。 が、その静けさで、かえって、監視し、されることの不気味さや、自由を奪われることの恐怖が、じわじわと伝わってきました。
そして、この映画のラストは、私的にかなりのお気に入りなのですが、ヴィースラーにふさわしいというか、監視員として裏で生きてきた彼らしく、表立った派手なものは何も無くても、心の中で噛締めるような終わり方が心に沁みました。


イメージ 1製作:2000年 アメリカ
原題:YOU CAN COUNT ON ME
監督:ケネス・ロナーガン
出演:ローラ・リニー(姉サミー)
    マーク・ラファロ(弟テリー)
    マシュー・ブロデリック(銀行の支店長ブライアン)
    ジョン・テニー(サミーの恋人ボブ)
    ロリー・カルキン(サミーの息子ルディ)
    ジョシュ・ルーカス(ルディ)


昨秋、一人で盛り上がっていた"マーク・ラファロ祭り"の時に、既にビデオが廃盤ということもあり、どうしても手に入らなくて観ることができなかった映画です。
…が、少し前に格安でビデオが手に入ったと思ったら、こちら、2月23日にDVDが発売されるそうです!!

交通事故で両親を亡くしてしまった幼い姉と弟。
大人になり、両親が残した田舎町の家に残った姉と、家を出てしまった弟。
しっかり者の姉サミーは、銀行勤めをしながらシングル・マザーとして息子ルディを育てています。
一方、弟のテリーは、刑務所に収監されたこともあるし、不安定な生活。
お金に困ったテリーがサミーを頼ったことで、久しぶりに再会する姉弟を描いた作品です。
本作は、2000年のサンダンス映画祭で作品賞と脚本賞を受賞し、アカデミー賞でも主演女優賞にローラ・リニーが、脚本賞に監督でもあるケネス・ロナガンがノミネートされた作品ということで、期待感が募っての鑑賞だったのですが…。


ぱっと見に、いかにも英国女優、サラサラのブロンドヘアーで”薄い”感じのローラ・リニーと、クセのあるダークヘアーで、イタリア系アメリカ人らしく”濃い”感じのするマーク・ラファロが姉と弟というのに最初は違和感があったのですが、外見も内面も凹凸な感じのする二人の息がぴったり合っているんですね。
しっかり者の姉サミーが、こと男性に関しては弱い部分があったり、問題ばかりおこしている弟テリーが息子ルディにとっては頼りになる存在だったり、二人とも意外な面があったりするのですが、幼い頃から助け合って生きてきた姉弟らしく、お互いを頼りにしているのに、子育てに関する価値観だけは二人の意見が食い違ってしまいます。 他人だったら、ある一線から踏み込まないようなデリケートな問題にも、テリーは弟ということで無遠慮に踏み込んでいってしまう部分があり、サミーもとまどってしまうのですが、それは、いつまでたっても落ち着かないテリーを心配し、私生活についてあれこれ問いただしてしまうサミーとて同じこと。
親子でもなく他人でもない、”姉弟”について考え、感じる映画でした。

ローラ・リニーは、清楚な感じのする女優さんですが、いい人の役はもちろん、『ミスティック・リバー』での悪女も嵌ってましたし、『エミリー・ローズ』では弁護士役でしたが、やり手な役柄も似合っているし、好きな女優さんです。 本作でも、早くに両親を亡くして、姉としてしっかりしなければ、弟の面倒を見なければ、という義務感や、自分自身が大人になりきれていない不安定な部分とかを上手く演じていました。
で、噂には聞いていましたが、この映画のマーク・ラファロは凄くいい!! 彼の善良なところが役柄に出ていて、ダメ男なのに頼りにしたくなっちゃうし、憎めないテリーにまさに適役!! 
ストーリー的には、ありがち感もあるのですが、自然が美しい田舎町を舞台に、姉と弟の絆を丹念に描いた作品で、ラストはぐっとくるものがありましたね。
私的には、ローラ・リニーとマーク・ラファロ、二人の繊細な演技を観るだけでも観てよかったと思える映画でした。

40歳の童貞男<R-15>

イメージ 1製作:2005年 アメリカ
原題:THE 40 YEAR OLD VIRGIN
監督:ジャド・アパトー
出演:スティーヴ・カレル(アンディ)
    キャサリン・キーナー(トリシュ)
    ポール・ラッド(デビッド)
    ロマニー・マルコ(ジェイ)
    セス・ローゲン(キャル)
    エリザベス・バンクス(ベス)
    レスリー・マン(ニッキー)

ストーリー: 電気店で働くアンディは、フィギュア収集やテレビゲームをこよなく愛するオタクな40歳の独身男。ある日、アンディはひょんなことから自分が童貞である事実を仕事仲間であるデビッド、ジェイ、キャルたちに知られてしまう。驚いた3人はどうにかしてアンディに初体験をさせようといろいろ世話を焼き始める。そんな中、アンディはネット競売の仕事をしているトリシュという女性と知り合い、ついに初デートに漕ぎ着けるのだったが…。


この映画、MTVムービーアワードで、作品賞はじめ、多部門にノミネートされて、スティーヴ・カレルがコメディ演技賞を受賞ということで気になっていた映画なのですが、結局当地では上映されず、DVDのリリースを楽しみにしていました。
それで、とにかく可笑しい映画だったのですが、下ネタ炸裂で、一人でニヤニヤして観るのがいいのか、誰かと一緒にガハハ!と笑いながら観るのがいいのか…。 ちなみに私は、一人でこっそり観てしまいました(笑)

主人公の40歳の童貞男アンディは、おたくチックでも、いたって誠実で真面目な人物。そんな彼の秘密を知ってしまった同僚は、女性達と知り合う機会を作ったり、エッチなビデオをプレゼントしたりと、なにかとアンディを心配するのですが、彼らの会話っていうのが、まぁ、よくぞここまでというくらい、会話の全てがエッチ系(^^; 
なのですが、この映画は、アンディとトリシュのハートフルなロマコメがメインになっているので、不思議といやらしくなく、むしろ、ティーンネイジャーの子達と同じ悩みを抱えているアンディなので、性教育にもちょうどいいかもと思ったり。 ただし、何度も言うとおり、下ネタオンパレードで、<R-15>ですが(^^;

…が私、この映画で何がツボに嵌ったって、ASIAの『Heat Of The Moment』が、ここぞという時に突然流れてきたこと! エイジア、懐かしいなぁ〜〜!! 



やさしくキスをして

製作:2004年 イギリス/ベルギー/ドイツ/イタリア/スペイン
原題:AE FOND KISS... / UN BACIO APPASSIONATO / UN BESO CARINOSO / JUST A KISS
監督:ケン・ローチ 
出演:アッタ・ヤクブ(カシム)、エヴァ・バーシッスル(ロシーン)、アーマッド・リアス、シャムシャド・アクタール、シャバナ・バクーシ

イメージ 1ストーリー:
 スコットランド・グラスゴー。カトリックの高校で音楽教師をする女性ロシーンはある日、パキスタン移民二世の女子生徒タハラの兄カシムと出会う。別居中の夫がいるロシーンだったが、クラブのDJをするカシムの誠実さに好感を抱き、ほどなく2人は恋に落ちる。しかし、敬虔なイスラム教徒であるカシムの両親は、子どもの結婚相手は同じイスラム教徒と決めており、カシムについてもすでに勝手に縁談話を進めていた。ロシーンにそのことを打ち明けられずにいたカシムは、2人でスペイン旅行へ出かけた際、ついに婚約者の存在を告白するのだが…。 allcinemaより






あぁ、もっと早くに観ればよかった;;; この映画も結構好み^^。
以下、ネタバレ風味ですので、未見の方はお気をつけください。

ケン・ローチ監督作品は、他にヒスパニックの労働組合を題材にした『ブレッド&ローズ』、9.11を題材にした短編映画しか観ていないのですが、社会派な監督さんなんでしょうか?
本作もラブ・ストーリーなんですが、宗教を題材にしていました。

私、ラテン系に弱いのは自覚していましたが、イスラム系にも弱かったのか?(^^ゞ カシムを演じたアッタ・ヤクブ、たまに”濃すぎ”とも思いましたが、好みのタイプの俳優さんですわ〜^^。彼らは家族とかコミュニティを大切にしますよね。そういう優しさとか誠実さに、民族特有の?セクシーさが加わって、あぁ〜〜〜弱い(笑)

ストーリー的には、納得のいかないところも多々あるのですよ。
ロシーンに一目ぼれしたカシムが積極的にアプローチして2人はそういう関係になるのですが、9週間後に(親の勧める)結婚が決まっていて、そういう運命から逃れられないと最初からわかっているのに、なぜにカシムはロシーンと深い関係になったのか…。
また、自分の都合は強引に押し付けるロシーンは、家族のしがらみとかはないのに、なぜイスラム社会から逃れられないカシムのために歩み寄ることができないのか…。

なんですが、主演の2人が魅力的でしたし、この映画では、愛と信仰や家族、どちらかを選ばなければならない時にどうするかということがテーマだと思うので、細かいことは気にしないことに…(都合がいいなぁ私^^;)

それで、家や宗教について縛られたことのない私には、イスラムの頑なな世界が不思議だったのですが、パキスタン建国の歴史、移民として暮らしてきた年月を知るにつれ、カシムの言い分もわかってきました。
また、カトリックの高校で教師をするロシーンも、異教徒と恋人関係にあることで転職を余儀なくされていましたし、イスラムの世界に限ったことではないのですね。
自分自身に問題があるんだったらしょうがないのですが、自分の宗教、恋人の宗教が問題で、結婚できなかったり、仕事に就けなかったりするのは、やっぱり納得できないのですが、うむむ難しい……。

はっきり自己主張するロシーン。時にそんな彼女の強引さや自己チューぶりに引いてしまったりしたのですが、家族を犠牲にしてまでカシムがロシーンの元へ戻ってきたのは、そんな彼女の強さに後押しされたからかな?
曖昧なラストで、結末は観客にまかせられた形なのですが、それがまたいい感じ…^^

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