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| 外は雨 |
| 雨が降って遊べない |
| 窓から見上げれば灰色の空 |
| 雨が止んで公園に来てみれば |
| ぽっかりできた水たまり |
| 誰もいない公園 |
| 水たまりがあって遊べない |
| 水たまりを覗くとそこにも灰色の空 |
| でもね |
| そんな雲の隙間から |
| とても小さくだけど |
| とてもかすかにだけど |
| お日さまが顔を出しているのが見えたんだ |
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地図のない街で出会った一本道
たくさんの道を通り
やがてたどり着いたこの道
全ての道はつながっていると言う
何かを目指して歩き続け
いつしかたどり着いたこの道
どんな場所にも道はつながっていると言う
でも
目指す場所がこの道の先にあるとは限らない
これを進めばそこにたどり着けるんだろうか
前に進めばその場所に近づくとは限らない
その場所を背にしてやしないか
地図のない街で出会った一本道
一本道の迷い道
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| 夏の夜。 |
| 一本の光のすじが天へとのびて、その先端にあざやかに光の花を開く。 |
| 花火。 |
| 彼岸。 |
| 季節はうつろい、太陽は真東より昇り、真西へと沈む。 |
| 一本の緑の茎が天へと向かい、その先端にあざやかに真紅の花を開く。 |
| 葉もつけず、ただ花を咲かせるためだけにその茎は天に向かう。 |
| その姿はまるで、地に咲く赤い花火。 |
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夜も明け切らない冷たい空気に包まれて
花は赤く
赤く・赤く・赤く
赤い花に囲まれて
包みこむ空気まで赤く
赤く・赤く・赤く
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