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エラーでデータが壊れてしまったメディア(メモリカードなど)や、間違えて削除してしまったファイルって復元できる可能性があります。
どんなケースなら復元できるんでしょうか?
1.物理的に壊れてしまった場合
HDDやメディアなどのハードが物理的に壊れてしまったものはソフトでは復元できません。
データを取り出すことができませんから。
HDDがクラッシュしてしまった場合などです。
復元できるのはファイルを削除してしまった場合と、中身のデータは壊れてるけどハードそのものは動作する場合です。
データが壊れたケースについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
2.データってどんな風に格納されてるの?
HDDやメディアなどの記憶装置は、基本的にインデックス領域とデータ格納領域に別れています。
データ格納領域は、セクタと呼ばれる小さな部屋に分けられています。
[インデックス]
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3.画像などのファイルはどうやって記録されるの?
まず、ファイルを格納するために必要な数の 空きセクタを探して、データ格納領域にデータを書き込みます。
そして、どこからどこまでのセクタにデータを書き込んだという情報をインデックスに記録します。
[インデックス]←どこからどこまでのセクタにデータを格納したという情報を記録
■■■■□・・・・・□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□←データを書き込む
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4.ファイルが削除されるとどうなる?
実は、ファイルを削除しても、データ領域のデータは消されません。
インデックスの情報を、そのセクタが空きセクタになったと書き換えるだけなのです。
[インデックス]←使われていたセクタが空きになったと書き換える
■■■■□・・・・・□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□←データ領域はそのまま
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つまり、書き込まれていたファイルの本体は残っているのです。
この残っているデータを読み出すことで、ファイルの復元が可能になるわけです。
このことから分かるように、データが壊れたケースで復元できるのは、
壊れたデータがインデックス領域のデータの場合です。
本体側のデータが壊れた場合、残念ながらそのデータの復元はできません。
5.復元できなくなるケース
インデックス領域が壊れた場合でも、間違えて削除してしまった場合でも、復元できなくなるケースがあります。
それは、データ領域に新しいデータが 上書きされてしまった場合です。
ファイルを削除すると、その領域は空きセクタとして扱われるようになるので、削除したあとに別なファイルを書き込もうとすると、その領域が使われてしまう可能性があります。
別なデータが書き込まれてしまうと、当然元のデータは完全に消えてしまいます。
空き領域がたっぷり残っていれば、別な空きセクタが使われる可能性が高くなりますが、いつそのセクタが使われてしまうかは運次第ですね。
復元したいデータがある場合は、なるべく新しいファイルを書き込まないようにしましょう。
6.復元ソフトはどうやって手に入れる?
パッケージソフトとして、お店で売られているものは4〜5千円くらいでしょうか。
用途に合わせて、「ファイル 削除 復元 メディア フリー」などのキーワードをうまく組み合わせて検索すれば、運がよければ使えるフリーソフトが見つかります。
ソフトによって、性能にかなりバラつきがあるみたいで、復元できる範囲が変わってくるようです。
(HDDではできるがメディアはできない、など)
分析する速さもずいぶん違います。
傾向として、有料のものはやはりなにかと高性能みたいです。
HDDなどの大容量なものだと、ものすごい時間がかかるみたいなので、自分のケースとニーズに応じて選択しましょう。
特に有料のものを使う場合、消えたデータの価値がソフトの値段に見合うかどうか、よ〜く考えましょう♪
今回復元できた写真の中から一枚
イヌとネコ
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