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「なあタケシ、あの階段の噂知ってるだろ? 今夜確かめにいかないか?」 「ああ、東階段で夜中に段を数えると、上りと下りで違うってやつな」 こうしてタケシとキヨシの二人は、夜中に学校に忍び込み、東階段までやってきた。 「じゃ、俺上に行って、上から数えてくるよ」 タケシはそう言って階段の上に行った。 「じゃ、一緒に数えるぞ」 『い〜ち』 一緒に数えながら、タケシは一段下りて、キヨシは一段上がった。 『に〜』 『さん〜』 こうして二人は、順調に階段を進んでいった。 『し〜ち』 すれ違って、お互いに背を向けあった時、タケシはいたずらを思いついた。 (そうだ、一段飛ばして、キヨシをビビらせてやろう) 『は〜ち』 (いまだ、2段降り!) 『じゅう〜』 そしていよいよ最後の一段。 『じゅうさ〜ん』 言いながら振り向くと、キヨシの方も上まで到着してこっちを振り向いてた。 (え? あれ? 同じ???) 次の瞬間、キヨシが青ざめた表情で階段を駆け下りてきた。 「う、うわああ〜〜〜〜〜」 二人は一目散に、その場を逃げ出した。 あ、あれ? 俺はともかく、なんでキヨシはこんなに怯えてるんだ? 数が同じだったのに。 「いや、実はお前を驚かそうと思って、途中で一回一段飛ばしたんだよ」 「え、なんだお前もかよ」 「てことは、結局数は同じだったってことか〜」 「あはははは」 翌日の昼休み、また東階段までやってきた二人。
青ざめた顔で、何度も何度も階段を数えている。 13段。 何回数えても、その階段は13段。 |
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習字が上手いとお褒めの言葉をいただいたので、今回は字が上手くなるための、秘密の 練習法を公開しましょう。 と言っても筆で書くのはそれなりの練習が必要なので、ペン字にしておきましょうね。 まずペンと紙を用意します。 正しい姿勢で紙に向かいましょう。 この姿勢というのが案外大事だったりします。 背筋はピンと伸びてますか? では、紙の左から右に向かって、「の」の字を連続で書くように、くるくるくるくる〜〜〜。 大きさが揃った、きれいな曲線が書けるように練習しましょう。 単純な作業ですが、何回も何回も繰り返し練習しましょう。 はい、くるくるくるくる〜〜〜。 どうですか? きれいな線が書けるようになりましたか? では、次は服を脱いで、ペンを太目の油性ペンに持ち換えます。 胸の右から左に向かって、くるくるくるくる〜〜〜。 わお! ギャランドゥ!!!
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