魅惑の9800円君

その後、哲学者は「何か」を知るための旅に出ます

298OO円君わ〜るど

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夏が通り過ぎていく

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稲穂がこうべを垂れて、短い夏が去っていく

流れる汗

眠れない夜

祭りの喧騒

花火

焼けたアスファルト



風も冷たくなり

あの暑かった夏が

過去の記憶へと書き換わる



季節は次々と訪れて

そして通り過ぎていく

カメラ目線

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ちょっとベンチで一休みしようかな。
誰もいないと思ってベンチに近寄って見たら、先客がいたんですよ。

小さな小さな女の子が、ひとりベンチで休んでいました。
気が弱いおいらは、彼女に声なんてかけられません。

でも写真なら撮ってあげられるよ〜。
そそくさとカメラを準備して、彼女に向けると....。

なんと、それまで横を向いてた彼女が、突然こちらを向いてカメラ目線です。

「かわいく撮ってね」

言葉はなくとも、目がそう語ってました。

「もちろん!」


  パシャ





「どう?こんな感じに撮れたけど」

「あら、どこの国のお姫様かしら?」

「そこまで言う?」






ベンチで出会った彼女は野生でした。

でも今は......。
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うちの飼育ケースで元気に暮らしてます。

まだ名前がありません。
みんなでかわいい名前をつけてあげて下さい。
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3月31日。
桜の便りに誘われて、久々に写真を撮りにでかけてきました。

写真を撮ることを目的に出かけたのは、昨年の9月。
ヒガンバナを撮りに行って以来のことでした。


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動かぬ体に鞭打って、公園を歩き回ること1〜2時間。
撮った写真はわずか20数枚。

よく撮影に出かけてた頃と比べると、10分の1にも満たない撮影枚数は、
まるでフィルム時代に戻ったようでした。


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薄暗いお堂を背に、鮮やかに浮かび上がる前掛けの赤。
うっそうとした境内の奥で、かすかに漏れる光に浮ぶ柵。

以前のようには、光景が目にすっと入ってきません。



それでもやはり。



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それでもやはり。
この世界は絵で満ち溢れていました。

憧れて

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白鳥に憧れて

ひとり舞う

白鳥を夢見て

ひとり舞う

いつかは自分も白鳥に

かなわぬ夢見て

観客のいない舞台で

ひとり舞う

謹賀新年

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日が暮れたとき、明かりは灯ります。


今年がみなさんにとって良い年となりますように。



〜祈〜

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