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アジサイの2回目はガクアジサイです。 次回最終回では、おいらが気に入った写真を集めたセレクションになります。 おいしい写真は最後のお楽しみです。 花の冠。 じっと見ていると、冠の下に、きれいな女性の横顔が見えてくる気がします。 これだけたくさん蕾があって、最初に咲くのは真ん中なんですね。 |
298OO円君わ〜るど 花の章
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彼女の周りには、そこだけ違う空気が流れていました。 彼女の美しさは、他の女性の嫉妬すら許しませんでした。 その圧倒的な美しさの前に、女性たちは言葉を失い、 微笑みかける彼女に、ただただ魅了されるばかりでした。 たくさんの男たちが彼女に声をかけてきました。 しかし彼女に微笑みかけられると、男たちは言葉を失い、 次の言葉をかけられた男など、ただの一人もいませんでした。 彼女の周りには、そこだけ違う空気が流れていました。 本当は彼女も、彼らと話がしたかったのです。 友だちとおしゃべりしたり、恋人と幸せの時間を過ごしたりしたかったのです。 なのに彼女は、誰に話しかけられても、ただ無言で微笑むだけでした。 彼女には返事ができない理由がありました。 なぜなら、もし彼女がほんの一言でも返事を返せば、
彼女がつい数年前まで「彼」だったことがバレてしまうのです。 |
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あじさいの花を、3回くらいに分けて公開して行きます。 初回は普通の玉型の花です。 2回目はガクアジサイ、3回目はセレクションになります。 途中で違うものを挟むかもしれないので、3日連続ってことではありません。 彩りって言葉が、なぜかおいらにはしっくりきます。 そんなに派手な色じゃないんですけどね〜。 そう言えば、カタツムリを見かけなくなりましたよね? こじんまりした運動公園みたいなところで、あまり利用できる背景のないところだったんですが、 紫陽花の強みは、他の花を背景に使えるところですね。 名所と言われるところで、絵になる背景をつけて撮ってみたいです。 |
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一面に咲き誇るハナショウブよりも、 水辺にひっそりとたたずむような、 そんなハナショウブが好きです。 花は水の中を動き回る生き物たちを見て、 生き物たちは静かに咲く花を見て。 花は生き物たちの自由をうらやみ、 生き物たちは花の美しさをうらやむ。 もし自分が人間だっら、何をしてみたい? 「声を出して笑ってみたい」 ベンチで休む人たちの目にも、 確かにこの花たちは映っていました。 彼らが再びここを訪れるとき、 すでに花は咲いていないでしょう。 短い時をいつくしむように、 ひっそりとたたずむように咲いている、 水辺のハナショウブ。 |
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革命の戦火は日ごとに激しさを増し、純白の貴婦人もその身を冷たい土に横たえました。 貴婦人と寄り添うように横たわる古木は、傷つき倒れた一人の老兵。 それはほんの数日前のこと、貴婦人は豪華絢爛なパーティを彩る美しい華でした。 同じ頃、老兵は激しい砲火の下、必死で戦場を這いずり回っていました。 まったく異なる運命をたどってきた老兵と貴婦人。 そんな二人が最後にたどり着いたのは、同じ冷たい土の上でした。 息絶えるのを待つばかりの老兵が、貴婦人を見つめるその目には、 どこか哀れみの色が浮かんでいました。 それなのに。 それなのに。 老兵を見つめる貴婦人の顔には、かすかな笑みが浮かんでいました。
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