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5月19日の朝は雨の音で目覚めた。
窓から見える景色が霞んで見える。
桜の花びらを冷やす雨とも、アジサイを濡らす雨とも違う。
この時期特有の、冷たくもなく、蒸し蒸しもしない、気持ちのいい雨。
こういう天気には静かなジャズが合う。
youtubeでジャズを聴きながらこの記事を書いている。
昨夜は後輩とお酒を酌み交わす機会があった。
この3月まで同じ職場で働き、4月から新しい環境に身を置いてチャレンジしている後輩。
作業療法士のその後輩は、今は特別支援学校で頑張っている。
療法士と言えば、病院で働くというのが一般的で、そんな働き方があること自体ぼくは知らなかった。
世の中には色んなことがあるんだなと、彼女を通じて知ることになった。
どんなことであれ、新しいことにチャレンジする姿は素晴らしい。
退職すると聞いたときは少し残念に思ったが、近況を聞いて嬉しく思った。
ぼくも頑張ろう。
自然とそう思った。
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季節
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先月見た太平洋の夕暮も良かったが、広島の夕暮も美しい。
西の山に太陽が沈んだ後、川辺に映る夕焼け。
この写真は川土手だが、ここらはもうだいぶ河口なので、海の干満の影響で水位が大きく変わる。
このときは引き潮。潮の香りがする。
今が一年で一番良い季節だと思う。
故郷から広島市内に住んで早11年。
すっかり第2の故郷と言ってよい。(とはいえ、故郷は広島から東へ100キロ。気候はほとんど同じだが。)
5月11日は祖母の命日であった。
丸11年が経つ。
あのときぼくは20歳になったばかりであった。
色々あったな。
でも、今が人生で一番楽しいと思える。
そのことに感謝したい。
昨日の母の日は、その感謝の気持ちを、母に送った。
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青にピンクはよく映える。
早咲きの桜?
近所の公園で撮影する。
自宅から車で15分。
高台の住宅地から臨む広島湾。
この時期は遠景が霞む。黄砂のせいかな。
でもそれが良い味を出す。
高台から車で20分。
広島湾のヨットハーバーから。
左手奥の島は宮島。
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先週伸びていた髪を切ってサッパリした。
来週で31歳になるが、職場のご利用者さんによると、「25歳でも通る」そうだ。
北日本ではひどい寒波だそうだ。
一方、広島では朝から惜しみなく陽光が降り注いでいた。
洗濯物が一日でカラカラに乾く。
車の運転のときは窓を開けて風を切る。
川土手には草木の香りがする気がしてくる。
そして最近は車の窓の汚れがすぐ汚れる。
彼の大陸からP.M.2.5も飛んできているのだろうか。
そして、快晴の日の夕暮は美しい。 春が来たかな。
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ふるさとは川が海へそそぎこむところにある。
背後にはすぐに山が控えている。
広島市よりはワンサイズ小さく、のんびりとした田舎だ。
普段は両親二人だけの実家だが、正月は大人7人、子供3人。
食卓が一つじゃ足りなくなってきた。賑やかで良いこと。
姉の3人目の子にとっては今回初の里帰り。
さらに弟夫婦に、今年の夏第1子誕生との知らせ。めでたいめでたい。
父の実家がこの地方では名の知れた港町で、実家からは車で10分の距離。
昔から初詣といえばこの港町にある神社と決まっている。
去年と同様、3兄弟の家族(とはいえ、ぼくだけはまだ独り)で行く。
元旦は晴れて暖かかった。丘の上から景観はいつもながらすばらしい。瀬戸内海万歳。
元日の夕方には弟夫婦はうちへ帰っていった。嫁さんの実家にも行くのだろう。
翌日には姉親子の帰っていった。子供3人が帰ると、静まり返る家の中。寂しくなるもんだなあ。
午後から散歩がてら墓参りに行った。
墓参りへ行く道中は小学校へ行くときに歩いた道でもある。
墓所からはふるさとの町を見渡すことができる。
昔は河べりには何もなかったけれど、この10年で、橋がかかるわ、道路が通るわで、すっかり住宅地になってしまった。
ふるさとの風景が変わるさまを、こうして墓参りをするついでに眺めるのが好きだ。
変わることがことさら寂しいわけではない。
変わらない風景と、変わっていく風景が渾然となっているこの感じが好きなんだ。
ふるさとにいた10代までの自分と、10年が経ち、着実に変わった自分。
人間も、風景も常なるものはないんだと、この墓所から眺めるたびに思うんだ。
2日の夜は、両親とぼくだけ。前日までと違い、静かに夕食をいただく。
トイレ、台所、そして今回は浴室と年々大改装をしている実家。
今年もこどもたち、まごたちを迎えるために奮闘してくれた両親に感謝しよう。まだまだ元気で何より。
さて弟は今年パパになるわけだが、仕事で遅い日が多いとのこと。
少し痩せたかな。くたびれた顔をしていた。
労働基準監督署が入って、以前よりは早く帰れるし時間外手当もつくようになったと言っていた。
現場の人間の気力、体力を削ってなんとか遣り繰りしている会社の現状が垣間見える。
ぼくも数年前に経験したことがあるが、体力を削ってまで働いてもいいことは何もない。
何のために働いているのか見失いそうになってしまう。
2013年の仕事始めは明日から。
職場は通所リハビリということだが、利用者さんは何のためにうちを利用してくださっているのか。
もう一度考え直してみないといけないなあ。
病気になって、障害を持った高齢の利用者さんと関わる中で、生きるって・・・と思うことがある。
ドラッカーの著書とか、自己啓発本とか読むと、仕事頑張らなきゃとか、確かに思うのだが、
正月みんながこうして会うことができる、それがぼくにとって良い人生だと最近思う。
兄弟喧嘩をするたびに、「いずれは兄弟助け合っていかなきゃならんのじゃけ。」と今は亡き祖母が言っていた。
そのとおりだと思う。
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