読書
『春梁山脈』乙川優三郎
第二次世界大戦の敗戦
復員列車で信幸は小椋康造と知り合う。
十数年後に再会するが
小椋は兄の名岳夫で
木地師として暮らしていた。
スケールの多き作品だ
この作者の作品に房総の海岸がよく出る
ゆかりの地なのか?
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『分かれ道ノストラダムス』深緑野分
新興宗教の信者の死に
まつわる若者の物語
登場人物から青少年に受けそうな流れ
これから人気が出そうな作風だ
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『ある日失わずにすむもの』乙川優三郎
親から受け継いだ
荒れ果てた農地
収穫も少なく
貧しい生活をする
ある日、敵国の農業技術者の指導を受けて
農作物が成長し収入が増え
生活が安定する
しかし敵国と戦争が始まる・・・
反戦文学というが
社会、家族、人間を見つめる秀作である
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『波の音が消えるまで』沢木耕太郎
バカラにのめり込む人物
勝負するもずるずる負けていく
周囲の登場人物もリアルがある
上下の長編だが半分くらいに
減らしてもいい感じがした
沢木耕太郎の作品は
深夜特急、凍、テロルの決算・・・
様々な本を読んだ。
日本のノンフィクションの
大作を期待したい
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『赤へ』井上荒野
庸三と義母との心理小説
義母の疑いを感じて
墓参りするシーンが興味深い
結婚と離婚も考えさせられる
その後の二人の生き方は?
この小説の続編がありそうな気もする
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