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http://www.iht.com/articles/2007/08/17/opinion/edlankov22.php?page=2
28日から韓国大統領のノムヒョンが北朝鮮を訪問する。南北首脳会談は2000年に平壌で開催されて以来2度目である。
しかし多くの専門家の一致するところではこの会談が統一に向け進展することはない。拙速に準備された今回の会談は韓国国内事情−すなわち12月の大統領選によるものだ。
韓国憲法ではノムヒョンの再選はできないが与党ウリ党は左派ナショナリストと緩い連立を組んでおり、青瓦台を引き続き維持することをもくろんでいる。しかし現在その可能性は低い。
主な原因は経済だ。 そのため現政権は状況の転換を図っている。観光政府は北の体制の民主的崩壊は半島の不安定化や経済負担の肥大化につながるとしてこれを歓迎していない。韓国政府は漸進的な数十年スパンでの統一を望んでいる。
韓国の政治家は北との関係に取り組んでいることを「成果」として喧伝したい意向を持っている。キムジョンイルとの写真は政治的効果があり、右の勢力ですら最近は「太陽政策」を支持する。
首脳会談の開催そのものは悪くないが、真の問題は北の指導者が韓国の指導者の真意を知って最大限利用しようとすることなのだ。
前回の首脳会談では 両国間の貿易や韓国人の北への観光という経済効果があった。しかし北は秘密裡に会談開催の見返りに5億ドルを要求、この事実がリークされると韓国国内でスキャンダルになった。
会談開催地でも韓国は大きく譲歩している。2000年にはキムジョンイルは次回はソウルを訪問するとしていたのだ。東アジアでは訪問する方が格下である。北の宣伝機関がこの機会を最大限利用し、南の政治家や財界人は北のような体制になることを望んでいるにもかかわらず韓米軍の存在が唯一その障害となっていると喧伝することだろう。
無条件に気前の良い経済支援が差し伸べられる可能性もある。死に体となっている青瓦台は提供した経済支援の使途について注文をつけることはできず、貧しい国民の下に届くことはなく支援金はジョンイルのボディーガードや秘密警察、宣伝機関の意のままにされてしまうことだろう。会談はウリ党の有利にはたらく可能性もあるが、選挙活動としてはかなり高くつくこととなる。
アンドレイ・ランコフ=(国民大学准教授)
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なるほど。どこの国にも公私を混同し、国益を危うくする輩がいるようだ。
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