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「皆既月食」が28日、6年半ぶりに全国で見られる。ペルセウス座流星群に続く夏の宵の天文ショーだ。日本で次に皆既月食が見られるのは、2010年12月。楽しみ方を紹介する。
「夕焼け空の美しさが、そのまま月に映ったよう。神秘的で素晴らしい色合いです」。天体写真家の藤井旭さん=福島県郡山市=は、皆既月食の魅力をこう語る。欠ける部分の少ない部分月食の場合、欠けた部分は黒く見える。皆既月食では、半分程度以上欠けた段階から、欠けた部分が赤銅色に見えるのが特徴だ。皆既時には、赤銅色の円い月が星空に浮かぶ。
月食は、太陽、地球、月が一直線に並び、月を照らす太陽光が地球に遮られるために、月が欠けて見える。今回は28日午後5時51分に月が地球の影に入るため、ほとんどの地域では、月の出の段階で既に月食が始まっている。
国立天文台(東京都三鷹市)によると、東京では午後6時11分に3割ほど欠けた月が昇る。月全体が地球の影の中にすっぽりと入る皆既月食は同52分から約1時間半。その後、欠けた部分が徐々に小さくなっていき、9時24分に月食が終わる。
欠けた部分が黒くならないのは、太陽光が地球の大気で屈折し、一部の光が地球の影になった月まで届くためだ。太陽光が大気を通る際、夕焼けと同じ原理で、青い光はチリなどで散乱され、赤い光が多く残るため、月が赤銅色に見える。実は、部分月食でも欠けている部分は赤銅色をしているが、欠けていない部分が大きいと、その部分の明るさが強いために赤銅色に見えない。
欠けている部分も欠けていない部分も、明るさや色合いは刻々と変化する。肉眼でも十分に楽しめるが、双眼鏡があれば変化を詳しく見ることができ、藤井さんは「影の端ほど赤みが薄れ、黄や緑がわずかに交じって見えることもある」と話す。変化を色鉛筆などでスケッチすれば、夏休みの自由研究にもなりそうだ。
明るさや色合いは、大気の透明度によっても変化する。93年6月4日の皆既月食では、その2年前にフィリピン・ルソン島のピナツボ火山で大噴火が起きた影響で、大気中のチリが多かった。赤い光まで散乱され、月のほとんどの部分が灰色に見えたという。
多くのプラネタリウムでは現在、月食の仕組みや見え方を解説している。名古屋市科学館の毛利勝廣学芸員は「仕組みが分かると、当日の楽しさが増す。今の時期、南の低い空に1番星の木星、その下にさそり座のアンタレス、さらに天頂には夏の大三角形が街中でも見られる。月食をきっかけに、身近な星の魅力にも気付いてほしい」と話す。皆既月食の解説や、観望会を開く施設などの情報は、国立天文台のホームページ(http://www.nao.ac.jp/)へ。
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明日は皆既月食が見られます。
夕方に見られるということですので、これまで夏休みの宿題をやってこなかったかつお君みたいな人にとっては救世主のような天文ショーですね。
東の空が晴れているということが条件になるようですので、どこでみるのが確実なのでしょうかね。
普段、朝日が見られる場所というのはいい場所なのかもしれませんね。
なんとか見られるようにしておきたいですね。
天文のイベントって意外と好きなんですよね。
前回の皆既月食も覚えています。もう6年も経つんだなって感じです。
一度皆既日食みてみたいものですけどね。
数年後に、鹿児島の島嶼部で見ることができるみたいですけど、もうすでにその日は予約が一杯だそうです。
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