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T教会に足を運んだ日から、 半年くらい前の事でしょうか。
まだ私が精神科に入院する
前の事です。
精神病で精神を病んでいた私は
オカルト志向が顕著に出ていました。
近所の書店の店頭で
「死後の世界を見てきた」
とか言うタイトルの本を
見つけて買いました。
著者は、エマヌエル・スウェデンボルグでした。
そう、キリスト教に詳しいかたでしたら、
すぐに分かりますよね。
私は聖書に接するより前に、
スウェデンボルグ主義の
書籍に触れていたのです。
スウェデンボルグは
自身の持つ霊能力で
死後の世界を見てきたと言う
著作を沢山出版し、
天国は本当にあったとか
地獄は本当にあったとか、
パウロが地獄に落ちていたとか、
およそ、真面目なクリスチャンでしたら、
相手にしたくなくなる、
異端も甚だしい主張をしている
宗教家でした。
そんなスウェデンボルグの著作に
私の心が刷り込まれていたのですから、
T教会の牧師先生の話も
すんなりとは入って来ませんでした。
私は教会の中でクリスチャンの
諸先輩がたと接する度に、
天国が云々、地獄が云々、
などと口にするものですから、
牧師先生も教会員のかたがたも
困り果てていた事だと思います。
このスウェデンボルグの
主張していた事は
数年に渡って
私の中に根付いていて、
なかなか消し去るのには
苦労を要しました。
答えを先に書いてしまいますと、
教会から離れ、
ビジネスの世界で
忙しく働いているうちに
自然とスウェデンボルグの持論は
私の中から消え去り、
キリスト教と言うものの教えに
「リセット」
がかかり、いつの間にか
日本基督教団の信仰告白が
私の中に根付いて、
再び、スウェデンボルグの主張は
私の心の中から消えてしまいました。
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