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ではでは、続きましてコクーン日記を。
「パイパー」
野田さんの芝居を観ていつも思うのは、常に「今」という時代とその先に見える「今」を描いているように思います。
いま「エコ」という言葉が流行っているけれど、その言葉に逃げていることもあるんじゃないかってふと感じる時もある。
「自然に帰る」っていうことは例えば肉を食べないとかそんなことじゃないような・・・。
火星、そしてそこに存在する「パイパー」。
「パイパー」は、かつて人を幸せにする存在だった。しかし今は不安と恐怖に陥れるものに。
「ストア」に暮らす姉妹と父。父の後妻の連れ子とともに姉妹はその昔「母」がいたころのこの星の姿。そして出生の秘密。
<パイパー値>と呼ばれる幸せの単位の変化を知るために鎖骨に記憶の「おはじき」をあてる・・・。
俳優さん全てがキャラクターそのものとしてしっかり存在していました。
宮沢りえさんの少年のように佇まいと強い剣のような声、たか子の母性とこちらは強いガラスの剣のような声、この二つが何とも素晴らしく解け合って、確かに姉妹として本当に自然に、でも力強い柱として立っていました。
橋爪功さんの飄々とした中に見せる冷たさ、北村有起哉さんの生々しい野心、大倉孝二さんの笑わせながらも、確実にメッセージを伝える力、田中哲司さん、小松和重さんの軽々とした身のこなしと緩急の良さ、佐藤江梨子さんのアニメのキャラクターさながらのキュートさがとても宇宙的、そしてあの独特な声色と超人的な体の動きで年齢不詳、性別不能(?)な魅力をはなつ野田秀樹さん。
コンドルズ演じるパイパーのユニークながらも近未来への警告と恐怖を呼び起こす動き。
そしてアンサンブルの方達が圧倒的な迫力でこの舞台に厚みを感じさせてくれました。
地球が2000年を迎えてもう9年。
偶然にもPcの画面は地球でした。
その昔、宇宙飛行士は「それでも地球は青かった」と言ったとか。
いまもまだ、青いのでしょうか・・・・。
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紀保様、あけましておめでとうございます。
妹様の舞台みにいってもられたんですね。
ほんと今地球にいちばんしなくちゃいけないことがあやふやというか情報が多すぎて・・・。こういう舞台内容だったんですね。
パンフレットじゃわからないこと多くて、どーしようかと思いましたが、おもしろそうですね。
2009/1/7(水) 午前 3:06