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二月のまだ肌寒い時から始まった、ラマンチャの旅も明日で終わります。
皆さんのコメント、本当にありがとうございます!!
落ち着いたら、きちんとお返事していきたいと思います。
明日に向けて、今日は、好きな台詞を三つほど。
全てをといいたいくらいなのですが、あえて選んでみました。
第三位
カラスコの台詞「人間はありのままの人生と折り合いをつけていかねばならんのだ」
子どもの頃はまだこの意味がわからず、カラスコというキャラクターが好きになれませんでした。
しかし、年を取るにつれてこの言葉の意味を深く深く感じ取りました。
想像でしかないけれど、カラスコとドンキホーテは表裏一体なのかもしれませんね。
お互いの生き方を一番理解している故に、簡単に認める訳にはいかない意地があるんだと考えるようになりました。
「現実はこう生きているだろう?」と刃をつきつけられた気がしました。
第二位
アルドンサの台詞「罪!一番重い罪が何だか知ってるかい?生まれてきたことさ。そのために生涯罰を受けるんだよ!」
これは本当に名訳だと思います。
キホーテに心を動かされかけた彼女をラバ追い達によって、無惨に壊され、身も心も崩壊した時に発せられます。
女性の言葉というのが私にとって非常にショックでした。
でも、これが彼女がキホーテにわかってほしかった心の叫びだったのかもしれません。
とても切なく、悲しすぎるシーンですが、個人的にここのアルドンサが人間的で好きです。
第一位
セルバンテスの台詞「神よ救いたまえ。我ら二人ともラ・マンチャの男です」
やはりラストのこの言葉にラ・マンチャの全てが詰まっているのではないでしょうか。
この瞬間、全ての登場人物がラ・マンチャの男と女になっています。
シンプルな言葉が持つ重さがここにあります。
皆さんの心に響いた言葉は何でしょうか・・・。
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