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戦争と破滅に向かう日本 STOP! 国民が虫けらのように扱われる社会

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チェルノブイリの原発事故の後、日本人医師たちが健康被害が出始めたロシア・
ベラルーシ・ウクライナに派遣されて、多くの患者達の治療に当たったことが
日本のマスコミが報道されていました。
 
唯一の被爆国である日本の医師たちが、現地の方々のお役に立っていたとばかり
思っていましたが、現地では違う印象をもっていたようで、そこにかなりの温度差
あることを知りました。
 
The Voice of Russia (ロシアの声)
「チェルノブイリ☆福島 ヒラノ・レポート③−2」

*** 引用開始
 実は、先例があります。チェルノブイリの事故後、小児甲状腺ガンが増加傾向を示し始めたとき、広島・長崎の例を挙げて、日本の学者たちは、甲状腺ガンが増えるのはもっと先の話であるから、これは原発事故による被害ではないという見解をまとめ、現場の医者たちの訴えを否定していました。 しかし、その後、異常な増加が誰の目にも否定しようがなくなった段階で、ようやくこの事実を認めるに至ったのです。 そして、これ以外にも現場の医者は、様々な異常を訴えていますが、明確なデータがないことを理由に、日本の学者の多くは、今も小児甲状腺ガン以外の被害を認めていません
 現地の人々は、広島・長崎の学者であれば、自分たちの苦しみを理解してくれるに違いないと思い、研究にも協力しましたが、その結果に多くの人が落胆したことは言うまでもありません。 
***  引用終了
 
この現地での活動で貢献したのが、長崎大学でした。
長崎大学のこの活動に対する評価をみてみましょう。
 
http://abomb.med.nagasaki-u.ac.jp/abdi/qa/index_j_qa17.html
長崎大学大学院医歯薬学総合研究所 原爆後障害医療研究施設
放射能QA
17.チェルノブイリ原発事故後、子供の甲状腺がんが増えていると報道されていますが、どうしてがんが増えるのですか。
A. 小児甲状腺がんが急増し、住民への情報公開が必要です
  (ブログ主注:前半から後半までのかなりの部分は長いため省略し、最後の
   段落のみを   引用しています)
*** 引用開始
 チェルノブイリ関連情報は深刻な被害から軽微なものに至るまで、疾病頻度や内容についての真偽が放射線障害と確認されないまま、広く世界に流布されているのが現状です。その中で、小児甲状腺がんの激増は世界に類のないことで、チェルノブイリの原発事故によると言えます。
 長崎や広島の疫学調査の結果は、チェルノブイリ原発事故後の各種の病気の診断や治療に大きく役立っています。これからも「がん」そのものの正確な発生メカニズムについて、精力的な研究が必要です。
*** 引用終了

 
なんという温度差でしょうか。驚くばかりです。
 
これも日本の大手マスコミが、きちんと両者を取材して、双方の言い分を伝えないからでしょう。
この長崎大学の先生達は、「100ミリシーベルトまで安全」という説を、TVなどで繰り広げています。
 
この2011年3月21日、福島県の災害対策本部は、長崎大学大学院の山下俊一医歯薬学
総合研究科長と高村昇同大学院教授に「放射線健康リスク管理アドバイザー」
委嘱しました。放射線健康リスク管理アドバイザーに就任された山下氏は、
チェルノブイリの被災地にも何十回も足を運ばれた専門家だそうです。
 
この「100ミリシーベルト安全説」について、武田邦彦中部大学教授はつぎの
ように見解を述べられています。
 
生活と原子力02  1ミリ、100ミリ、「直ちに」の差は?
*** 引用開始
「人間はがんで死亡するのが、人口の約半分なので100人に50人はガンで死ぬ。だから放射線に被曝して100人に1人だけガンが増えたからといって問題ではない」というのが先生の趣旨です。
(ブログ主注:「先生」は、京都大学の渡邉正己教授をさす。渡邉教授はかつて長崎大学に在籍)
(中略)
100ミリシーベルトの放射線を浴びると100人に1人がガンになるわけですから、約1億人の日本人を考えれば、100万人がガンになるということになります。
現在では福島市の約半分がかなり危険な状態にありますから。放射線を浴びている人たちの数は100万人程度です。従って、福島県だけを考えても、1万人の人が放射線の被曝でガンになるということを渡辺先生はおしゃっています。
(中略)
一つは、一見して科学者の間で、科学的事実の解釈に差があるように見えても、よくよく見ると
科学的事実は一致していても、「人生、健康、思想、政治的立場」で差がある場合があります。
このようなときに専門家はお互いに非難することなく「どこに考えの差があるのか」という
ことをはっきり言ったほうが聞いている方はよくわかると思います。

*** 引用終了
 
チェルノブイリの例でも明らかなように、今一番心配されているのは、
妊婦・乳幼児・子供に対する健康被害です。
子供は大人の3倍から5倍、放射線に対する感度が高いそうです。
 
原発と生活  強い人はその通り
*** 引用開始
しかし、問題は2つあります。
1)   統計的には、放射線の量が増えると「過剰発がん」が増える
2)   幼児、妊婦、妊娠可能な女性などに障害者がでる
という現実があります。つまり強いものは体が防御してくれるのですが、弱いものはやられてしまうということがあるからです.
(中略)
読者の方で「放射線は本当に危険か」と迷っておられる人が多いのですが、
1)   強い人は大丈夫、
2)   弱い人は危ない、
3)   確率で起こる、
ということを知って、後はご自分で判断してください。
その点で、政府の要人や知事(いずれも50才以上の男性)が放射線に汚染された食材を食べて「平気です」と言っているのを見ると、無性に怒りがこみ上げてきます.
違うだろう!

*** 引用終了
 
文部科学省は、突然学校の安全基準を20ミリシーベルトに引き揚げました。
年20ミリシーベルト未満は通常通り=福島の13校、屋外活動制限−学校の安全基準
*** 引用開始
政府の原子力災害対策本部は19日、福島県内の学校の安全基準について、大気中の放射線量が年間20ミリシーベルトを下回るとみられる場合は、通常通りの校舎や校庭の利用を認める暫定方針を決定したと発表した。放射線量の測定を続け、夏休みが終わる8月下旬をめどに見直しを行う。
*** 引用終了
 
 
この決定をした人たちは、すでに過去1ヶ月に渡って、子供たちが被曝した外部被曝や体内被曝に
 
ついてきちんと考慮しているのでしょうか?
 
また万一、甲状腺ガンなどが出てしまった場合の責任について、どう考えているのでしょうか?
 
あの長崎大学が言うように、住民への情報公開があって、住民達に自分達の被曝状況に
 
ついてきちんと理解してもらった上で、政府が判断すべきものではないかと思います。
 

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OL時代、フランス系の企業に勤める日本人従業員が、フランスが核実験をやったことに抗議して会社を辞めたと聞いて、そんなことで会社辞めなくてもいいのにと思いましたが、その方が長崎県のご出身ということを聞いて納得しました。それだけ放射能に対して高い意識を持つ長崎県の大学である、長崎大学が率先して100ミリシーベルトまで安全という姿を見るにつけ、釈然としない気持ちがふつふつと湧いてきます。

2011/4/21(木) 午後 1:58 [ オレンジトマト ]

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ネバダブログさんの2011年4月21日の「本当の数字」という記事をご覧下さい。
*** 引用開始
日本政府は積算放射線量が18.9ミリシーベルト(18940マイクロシーベルト)に達しており、これをもって20キロ圏内は立ち入り禁止区域にするとしていますが、この18.9ミリシーベルトは何故か23日からの積算となっており、最も放射線物質が放出されたと見られています13日からの分は省かれているのです。
即ち、最も放射線物質を浴びている10日間分は積算量から省かれているのです。
*** 引用終了

13日から22日までの放射線を含まない積算放射線量を敢えて発表する政府、それに基づいて判断を行う文部科学省に大いに疑問を持ちます。

2011/4/21(木) 午後 6:22 [ オレンジトマト ]

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