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放射線の専門医である松井英介医師の講演会に行ってきました。
今までなんとなくしか分かっていなかった放射線について、私のような
素人でも理解できるようにお話して下さり、とても勉強になりました。
主な放射線
α(アルファ)線 一番強力 ウラン235、プルトニウム239 半減期がとても長い
β(ベータ)線 高速で飛ぶ電子 ストロンチウム90
γ(ガンマ)線 強い透過性 セシウム137
ホールボディカウンター(WBC)計れるのは γ線のみで、α線やβ線が計れないので、
体内にプルトニウムやストロンチウム90があっても、分からない。
<内部被ばく>
・ それほど透過性のないα線やβ線は、40ミクロンくらいしか飛ばないが、至近距離で
四方八方に飛ぶため、一度に何十個もの細胞にキズを繰り返しつける。
(赤血球の大きさは、10ミクロン)
・ DNAがキズついた時、修復機能が働いて修復しようとするが、ウラン粒の場合17時間に
1回α線を出すため、修復が完了しないうちに、またキズがついてしまう。この時、細胞が
死んでしまえばいいのだが、細胞が生き残った場合、ガンや先天性異常になってしまう。
・ ストロンチウム90の場合は、骨や歯に沈着する。一番細胞分裂が盛んな骨端に沈着すると、
骨が伸びず背の低い子になる。骨髄に入ると、白血病や骨肉種の原因になる。
・ 分子生物学の発展により、放射線はDNAにキズを付けるだけでなく、細胞質内に有害な化学
物質が生み出されることが分かった。(バイスタンダー効果)
たとえば、放射線によって水酸基がH2O2(過酸化水素)になった時に、これがものすごい
毒性を持っていて細胞内に影響を与える。
・ IAEA・WHO・ICRPは、細胞レベルの影響は考慮していない。
・ 体内に入った放射性物質は、どういう形の化合物になっているかによって排出されるかが決まる。
化合物が水に溶ける場合は体外へ排出されやすいが、水に溶けないウラン238・プルトニウム239・
ストロンチウム90は、体内に留まりやすい。
<チェルノブイリで起きたこと>
・ 2−3年で、甲状腺がん・白血病、10年で乳がんが増えてくる。
・ 流産・先天性異常・免疫異常・免疫不全
・ 子供の白内障と I 型糖尿病(膵臓の中にインスリンが出ない)
・ 心臓病の増加 (2008年のベラルーシ 死因1位心臓病 52.7%)
<外部被曝 と 内部被曝>
実験:プルトニウム239を吸わせたマウス と X線を外部から当てたマウスでは、
プルトニウム239を吸わせたマウスの方が11倍多い (筆者注:多分『発がん』だったと思います)
<福島第一原発の収束にむけて>
不法投棄の産廃を処理した香川県豊島の工法を参考にして、地下水への汚染を食い止めるべき
<高濃度汚染地域について>
100年先を考えて、地域ぐるみで集団移転を国が主導してやるべき
<国民の被曝対策>
ストロンチウム90の食品基準を定めるべき
ストロンチウム90を測定する機械を購入し、それを扱う技術者を養成すべき
<高濃度汚染地域の子どもたちについて>
この子供たちを被曝から守る体制を国家が主導して考えるべき
そのためにも国民が抗議行動をしていかないといけない
<松井医師たちの行動>
「市民と科学者の内部被曝問題研究会(ACSIR)」を立ち上げた。(名誉会長:肥田舜太郎医師)
インターネットで「内部被曝研」あるいは「ACSIR」で検索できる。
↓ こちら
<これからの課題>
政府と東電は逃げ道を考えているだろう。
疫学調査をやらなければならない。
子どもたちの尿・血液・つめ・髪の毛・乳歯・甲状腺・心電図の検査が必要になる。
<乳歯>は保存しておくこと。
以上、素人のメモ書きなので、正確でない可能性もありますが、
まとめてみました。
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転載させてください。
2012/5/10(木) 午前 7:30 [ MUGEN ]
MUGEN様、ありがとうございます。
よろしくお願いします。
2012/5/10(木) 午前 9:32 [ オレンジトマト ]
週刊朝日でも、フクイチの4号機のリスクについてのってますね♪
2012/5/10(木) 午後 3:19
4号機の使用済み燃料プールが金属火災を起こしたら、北半球全滅で、オーストラリアとアルゼンチンあたりくらいしか生き延びられないらしいです。
2012/5/10(木) 午後 10:12 [ オレンジトマト ]