|
検察には自浄能力がないことがはっきりしました。
郵便不正事件の村木裁判と同じ道を辿っています。
冤罪を捏造して、小沢さんの秘書達を逮捕した挙句、小沢さん本人の逮捕を
匂わせて恫喝・脅迫まがいの取調べを行って、自分たちの冤罪ストーリーで
捏造した検察調書を証拠に仕立て、その中には、村木裁判の途中で発覚した証拠改竄で
有罪になり、現在収監中の前田元検事の調書も入っています。
この脅迫的な事情聴取の様子は、石川議員がICレコーダーでバッチリ録音して
法廷で、白日の下にさらされました。
裁判所は、これら検察官の証書の核心部分をかなりの証拠採用しませんでした。
もちろん、法廷でも水谷建設幹部が証言台に立って証言した、1億円の水谷建設の
裏金も、小沢さんと共謀したという調書も、証拠採用されませんでした。
次のニュースをご参照下さい。
時事通信 「元秘書3人に禁錮求刑=「国民への背信行為」−陸山会事件で検察側・東京地裁」
*** 引用開始
小沢一郎民主党元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反罪に問われた元秘書3人の論告求刑公判が20日、東京地裁(登石郁朗裁判長)であった。検察側は「国民に対する背信行為で、政治への不信感をまん延させた」として、元公設第1秘書大久保隆規被告(50)に禁錮3年6月、衆院議員石川知裕被告(38)に禁錮2年、元私設秘書池田光智被告(33)に禁錮1年をそれぞれ求刑した。判決期日は9月26日に指定された。
(以下、頭に来るので省略) *** 引用終了
検察側は「国民に対する背信行為で、政治への不信感をまん延させた」と言っていますが、
ふざけるな、
「国民に対する背信行為で、検察への不信感をまん延させた」のは、
東京地検特捜部だろう!
あんたたちがやったのは冤罪で、まさしく犯罪。
あんたたちこそ、特別公務員職権濫用罪を問われるべき。
小沢さんや3人の秘書の方々へのお願い
もし余力があったら、是非、確信犯の報道をやったマスコミ全社を
名誉毀損で訴えて下さい。
普通の人たちはみんな報道被害にあっても、泣き寝入りしています。
ここでクサビを打たないと、日本のマスコミはまた同じ人権侵害を繰り返します。
|
検察と司法
[ リスト | 詳細 ]
|
「杉並からの情報発信です」ブログさんに、驚くべき記事を発見しました。
この情報が本当ならば、日本は暗黒国家になると思いますし、日本の公安警察は、
国民の税金でなんということをしているのでしょうか? 戦前の特高警察みたいです。
松本清張先生の「日本の黒い霧」を読みましたが、戦後特高は解体されましたが、
GHQが特高警察を自分達の治安維持に利用したため、特高警察が生き延びることに
なったそうです。だからこそ脈々と特高体質が、警察や検察に受け継がれて、
あちこちで冤罪事件が起こって、罪なき人達が苦しめられてきました。
間違いなく日本の負の遺産です。
***
「杉並からの情報発信です」ブログ
「公安警察5名の諜略部隊が電車内で「痴漢事件」をでっち上げて市民活動家を逮捕!」
*** 引用開始
ネットメデイアの監視と弾圧を目的とする「コンピュータ監視法」が6月17日の参議院本会議で民主、自民、公明の賛成多数で可決・成立しました。
この間この治安立法を阻止するため精力的に活動していた一人の市民活動家が6月15日の深夜帰宅途中の電車内で「東京都迷惑防止条例違反」 容疑で逮捕されました。 市民活動家のY氏は男3名、女2名の公安警察・謀略部隊に電車内で「痴漢事件」をでっちあげられ逮捕されたのです。 しかし彼らの謀略工作が余りにもずさんだったため、東京地裁の裁判官は検察官が出した10日間の検察拘留請求を却下し釈放を決定しました。 検察官は「抗告」もできなかったのです。 Y氏は昨夜9時半3泊4日の警察拘留だけで無事釈放されました。ご本人は「植草さんの事件もあり車内では吊革を両手で掴むなど十分注意していたのだが不覚にも嵌められてしまった」と反省していましたがいたって元気です。 ▼ 昨夜Y氏に直接聞いた「事件」の経緯 1)自営業で市民活動家のY氏は6月15日午後6時から渋谷で開催された緊急座談会「コンピュータ監視法の実態と危険性を暴く」に参加しその後の打ち上げ会で酒を飲み少し酩酊状態で午後11時頃井の頭線渋谷駅から明大前駅で京王線に乗り換え帰宅しようとした。 2)Y氏は京王線千歳烏山駅に向かっていた車内で「貴方痴漢したでしょう」と25、6歳の女性に突然声を上げられ腕を掴かまれた。ドアから2.3列くらい中側でした。Y氏は「女の腕の掴み方は普通では考えられない位に強く今から考えれば訓練されてたような気もする」と言っています。 3)車内は混雑していてドアーから2−3列目に立っていたY氏は吊革につかまらず右手はショルダーバッグのベルトを抑え、左手はフリーで下におろしていました。 4)多少酩酊状態であったY氏は右横から女性が突然声を上げたので最初何が起こったのか理解できず「何言っているのだ」と反論するのが精いっぱいでした。 5)電車が千歳烏山駅に到着し多くの乗客と一緒に押し出される形で駅に降りた。 6)「痴漢したでしょう」と叫んだ女性とは別の女性1名と男性3名がどこからともなく近づきY氏をとり囲んだ。 7)2名の駅員が来て「痴漢したでしょう」と叫んだ女性に「警察を呼びますか?」と聞き女性が「呼んでください」と答えたので駅員は警察に連絡し た。 8)5−6名の警官が2台のパトカーで到着しY氏は成城署に任意同行された。警察官は任意同行と言い駅で現行犯逮捕とは言わずに連行した。刑事は取調室で「お前は逮捕されてるんだ」と怒鳴った。 9)警察では取り調べが朝の5時ごろまで続いた。供述調書には間違いを訂正させ事実経過を正確に書かせてから署名した。 10)最後まで「逮捕令状」は見せられなかった。現場で現行犯逮捕せず「任意同行」で警察に連行してから「逮捕拘束」したのは「不当逮捕」ではな いのか? 憲法第33条の「何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となつてゐる犯罪を明示する令状によらな ければ、逮捕されない」に違反している。 11)翌日(6月16日)午前と午後警察の取り調べがあった。 12)6月17日(金)に検察官の取り調べがあり検事調書に事実経過を正確に書かせてから署名した。 13)若い検事は「被害者からの告発があり10日の拘留を出さざるを得ないが却下され釈放された場合は任意の出頭は可能か」と聞いてきので「可能 です」と答えた。 14)6月18日(土)に東京地裁の若い女性裁判官が検察の10日間拘留請求を却下し釈放を決定した。その際裁判官は「検察から「抗告」が出さ れると他の裁判官が10日間の拘留を認めてしまうかもしれない」と言ったが結局検察からの「抗告」は出されなかった。 15)昨日(6月18日)午後9時半成城署から釈放された。 ▼ 3泊4日で釈放されたの理由 救援連絡センターの担当者が「検察拘留が却下され釈放されたのは非常にまれなケース」と驚いた3泊4日で釈放されたおもな理由は以下の3つが考えられます。 一つは、公安警察の謀略部隊のでっち上げがあまりにもずさんでお粗末だったため警察と検察は逮捕したものの証拠も証言もなく「事件」化できなかっ たこと。 二つ目はY氏が憲法の保障する「基本的人権」を盾に警察と検察の圧力に一歩も引かず「痴漢行為は一切やっていない」と一貫して主張したこと。 三つ目は、救援連絡センター(03−3591−1301)や弁護士さんや支援する仲間の「支援体制」が迅速に機能して警察・検察の権力乱用に歯止 めをかけたこと。 ▼ 今回の事件は経済学者植草一秀氏への「痴漢謀略事件」とそっくり! 経済学者の植草一秀氏は2001年―2006年の「小泉・竹中構造改革」は米国流の「新自由主義」を日本に導入し用としている、と激しく批判して いました。 特に2003年5月に小泉政権がりそな銀行を一時国有化した際に「破綻合併」の方針を一転して「国有化」方針に転換したのは、竹中金融担当大臣(当時)による「国家によるインサイダー取引」と鋭く糾弾したのです。植草一秀氏は2006年9月13日午後10時頃京急本線の品川駅-京急蒲田駅間の下り快特電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして東京都迷惑防止 条例違反の現行犯で警視庁により逮捕されたのです。 警視庁公安部は取引先の宴会で酒を飲みかなりの酩酊状態で反対方向の電車に誤って乗り込んだ植草氏を「痴漢事件」をでっち上げて逮捕したのです。植草氏を尾行していた謀略部隊は女子生徒に「痴漢行為」をして声を上げさせ、乗客を装った私服刑事が植草氏を「犯人」として取り押さえ蒲田駅の駅員につきだし警察に逮捕させたのです。 小泉純一郎政権は2006年9月26日で終了し次の安倍晋三内閣に交代しましたが、2006年9月13日に起こした公安警察による植草氏への「痴 漢事件」は小泉・竹中 政権が仕掛けた最後の「謀略」だったのでしょう。今回Y氏にかけられた「痴漢事件」は経済学者植草一秀氏にかけられた「痴漢事件」とそっくりなのです。 (以下省略) *** 引用終了 |
|
小沢さんの元公設第一秘書で、東京地検特捜部に2度もひどい目にあわされた
大久保さんの裁判で、大きな動きがありました。
あの郵便不正事件の村木裁判で、証拠隠滅で有名になった前田元検事が、脅迫まがいの
取調べで、大久保さんを脅かして取った調書が、裁判長の職権で証拠採用されたというのです。
これは、脅迫的取調べが行われた証拠として、裁判長が特捜部の違法捜査の証拠と
して採用してくださったのか、それとも鈴木宗男さんの事件の時のように、裁判長が
無理やり犯罪に仕立てるために証拠採用したのか、裁判長の心の中は分かりません。
ニュースはこちら。
毎日新聞 「<陸山会事件>前田元検事の調書採用…裁判長が職権で」
*** 引用開始
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元秘書3人の第15回公判が1日、東京地裁であった。登石郁朗裁判長は、元公設第1秘書の大久保隆規被告(50)の勾留中に取り調べを担当した大阪地検特捜部の前田恒彦元検事(43)=郵便不正事件を巡る証拠改ざん事件で実刑確定=が作成した供述調書を職権で証拠採用した。この調書は、検察側が初公判直前に証拠請求を撤回していた。
続いて行われた大久保被告の2回目の被告人質問では、「私は名ばかりの会計責任者で、収支報告書の内容を確認したり、(報告書末尾に付ける)宣誓書への署名もしていない」と虚偽記載への関与を改めて否定した。 捜査段階で大久保被告は前田元検事の取り調べを受け、「収支報告書の内容について説明を受け、了承した」などとする調書に署名・押印したとされる。しかし、この日の被告人質問では「前田検事から小沢先生の逮捕に向かうと聞かされ、何としても避けなければならないと思った。(署名・押印は)これ以上事件が広がるのを防ぐ唯一の方法と思った」と説明した。【野口由紀】 *** 引用終了
この前田元検事が西松建設事件で大久保さんを取り調べて、大阪の前田が大久保の口を
割ったと検察内部で評判を取った人物なのですが、この前田検事が逮捕された時ですら、
マスコミは、この前田検事が大久保さんを取り調べたのを知っていながら、わざと小沢さんに
有利なことを報道しませんでした。
ついでに言うと、この前田元検事、水素(核?)爆発を起こして建屋が木っ端微塵に吹き飛んだ、
福島第一原子力発電所の3号機に、ウランとプルトニウム混合燃料を使ったプルサーマルを
導入することに反対した佐藤栄佐久前福島県知事の収賄額ゼロの収賄事件の捜査でも
活躍して、検察のストーリー通りの調書を無理やり参考人や被疑者からとっていた検事の一人でした。
この事件では無理な取調べをやった結果、数名の自殺者が出ています。ウソを言わされて、
罪無き人を罪に陥れる良心の呵責に耐えかねて亡くなってしまったのです。
今はただ登石郁朗裁判長が、良心に基づいた裁判をやってくださることを願うばかりです。
|
|
布川事件で無罪判決が出ました。
詳しくは次のニュースをご参照下さい。
毎日新聞 「布川事件 桜井さん、杉山さん「全面可視化まで闘う」」より
*** 引用開始
「裁判官なら真実を分かってもらえる」と念じ続けて44年目。水戸地裁土浦支部(神田大助裁判長)は24日午後、布川事件で無期懲役刑が確定し仮釈放中の桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)に対し無罪を言い渡した。捜査段階では「自白」しながらも、公判では一貫して無実を訴えてきた。今後も取り調べの全面可視化などに向け、闘いは続く。【原田啓之、高橋直純】
(中略) 96年に仮釈放されて以来、再審公判の間も保護観察が続き、判決前日の23日にも保護観察所に行ったばかり。無罪確定後は家族で温泉旅行をしたり、サックスの勉強を始めたり、念願の自由な暮らしを満喫するつもりだ。ただ検察や警察への怒りは忘れない。「取り調べの全面可視化や証拠開示制度を実現するまで闘いは終わらない」。11時前に地裁支部前で報道陣に囲まれた際にも「無罪判決は当たり前。普通の気持ちです」と落ち着いた表情で語った。(以下省略) *** 引用終了
冤罪事件は、ストーリーに固執する検察や警察の<自白の強要>と、
警察や検察の調書を偏重する<調書主義>裁判によって生まれます。
冤罪をなくすためには、容疑者・参考人の取り調べの全面可視化と、
被告側の弁護士への証拠の全面開示以外ありません。
大事な人生を奪ってしまう冤罪事件、1日も早く日本の司法制度が
欧米並みになるよう願うばかりです。
|
|
今日、イージス艦衝突事件の裁判で、被告になった自衛官2名に無罪判決が下りました。
判決については次のニュースをご覧下さい。
毎日新聞 「<イージス艦衝突>遺族ぼうぜん、腕組み目を伏せ 無罪判決」
数年前であれば、私もなんで無罪になってしまうわけと憤慨していたと思いますが、今は
きっと<捜査側のストーリーありきの捜査>で、この自衛官2人も、薬害エイズ事件で
安部英医師がスケープゴートに仕立てられたのと同じような構図になっていたのでは
ないかと想像しています。
薬害エイズ事件の顛末については、次の記事をご覧下さい。
魚住昭氏のウェブマガジン 魚の目 「薬害エイズ事件の真相」
薬害エイズも、イージス艦衝突事件も、犠牲者が出てしまったのはとても悲しいことですが、
だからと言って、事実関係を無視して、簡単に誰かをスケープゴートに仕立ててしまうことは、
絶対にやってはいけないことです。
これには、警察・検察の捜査の問題だけでなく、それらの情報を一方的に垂れ流すマスコミにも
問題があります。人々に事件の先入観を抱かせるだけでなく、洗脳までやってしまうからです。
薬害エイズ事件については、去年魚住さんの記事を読むまで、私も完全に洗脳されていました。
小沢さんの西松建設事件や陸山会事件が、捜査当局の<典型的なパターン>ですが、
一度捜査側が独自のストーリーを作り上げてしまうと事実関係を無視し、人権を無視した
取調べまで行って調書を作り、マスコミには自分達に都合の良い情報を垂れ流して
世論を操作して人々を洗脳して、自分達のストーリー通りの事件を作り上げてしまうことは、
明白です。去年無罪判決が確定した、大阪地検特捜部の郵便不正事件の村木裁判も同じ
構図になっています。
先日、福島の原発事故で活躍されている武田先生の文章を読んで、<事件の本質>について
考えさせられました。
「原発論点4 東電に責任はない?」
*** 引用開始
その典型的なものの一つが、熊本県で起こった水俣病であった。
水俣病の原因は工場が水銀を海に出したことであったが、当時は水銀は毒性物質ではないと思われていた。 わたくしは小さい頃、歯の治療を受けると水銀を歯に詰められたものである。女性の白粉には酸化水銀が顔に塗られ、神社の鳥居の塗料は朱色の硫化水銀だった。水銀は日常的に使用され、歯医者が口の中にも使うような材料であった。
水俣病を起こした会社は、「正しく」工場を設計し、認可を受け、全く違反なく工場の運転をしていたが、毒性物質とは思っていなかった水銀が海に流れそれによって、大量の健康の障害者を出したのである。
水俣病の裁判はすでに終わっていて「無過失責任」という極めて奇妙な理屈をこねた判決で会社の責任となっている。しかし、この無責任な判決が、後の被害者を生んでいる.
つまり水俣病起こした会社は、当時の知識において正しく設計し、運転したのだから、どこから見ても過失はない。
強いて過失を探せば、熊本県や日本政府がその会社の操業を認めたということであるが「自治体や政府は間違いをしない」という原則があるので裁判では免責された。
そうすると責任をかぶせるところはないので、会社に過失責任という責任を課したのである。しかし、過失のないところに責任を求めても前進的な結果は得られない.
・・・・・・・・・
この判決は短期的には、会社に責任が生じたので、会社から被害者に補償金を出す根拠になった。それは「つけやきば」の対策にしか過ぎなかった。
長期的には私の様々な執筆にもあるように、この矛盾した判決が、その後、多くの被害をうむことになり、カネミ油症事件、ミドリ十字事件など、結果的には国民が苦しむことになった。
つまり、会社にとって工場を運転するときに「知らなかった危険性を察知する」ことは不可能である。それを国の責任にすることも直接的には無理である。
つまり、水俣病の場合も「想定外」の事が起こったのであり、想定外のことが起こった時に、それをどうするかという議論がなおざりになっていた。
裁判長は、弱い立場の企業にその責任をなすりつけるのは容易だから、その道をとった。裁判官のやりそうなことだ。
・・・・・・
ただ、このような裁判官の判断に社会的に見て合理性を与えたのが、水銀の時も会社の社長らの態度であり、今回の東京電力の役員の顔つきである。
庶民から見ると、最初からこの人たちは、高級をとり、おいしいものを食べ、豊かな生活をしているという意識がある。
さらに、その人たちが事故後、目の前に現れてみると傲慢な顔をして接してくる.それだけで感情を高ぶらせる原因になり、やがてそれは責任論となる。
現代の日本では裁判官が社会の情勢に弱いことは多くの裁判例が示しており、決して裁判が社会の最後の砦として正義を決めてくれるものではない。
人間の活動には常に想定外が存在する。その想定外の被害を国民にかぶせ、特定の企業を糾弾することによって処理をしてきた。
・・・・・・・・・
福島原発事故は、発生した直後であるが、すでに水俣病と同じ経過を辿っている。
事故の批判は、その中心的な原因を作った安全委員会や保安院には向けられず、東京電力に注がれるとともに、例えば浜岡原発については地震の想定が適切あるかどうかという従来の問いから、一時、運転中止が決まった。
また、東京電力の役員報酬は不十分ではあるが50%削減が発表されているが、事故の原因となった原子力安全委員会や原子力安全保安院の役人に対する報酬の削減は公表されていない。
今回の福島原発の真なる原因は、地震や津波、台風などの自然現象の想定には限界があり、それを超えたときに国民が被曝するという考え方で良いのかということである。
これを認めながら、原発を進めていくのか、それともこのような巨大技術は「人間の想定に限界があることを認め、別の概念を適応しなければいけないのか」、それこそが今回の原発の本当に考えなければならないことである。
これを解決しなければ、水俣病、カネミ油症事件、ミドリ十字エイズ事件など多くの犠牲者を伴ったこれまでの事故と同じように何ら教訓を得ることなく、終わってしまうであろう。
私たちは次々と開発される巨大技術に対して、人間の頭脳の限界との関係を調整できず、それを「犠牲者」という形でつじつまを合わせているのだ。
*** 引用終了
いかなる事件においても、事実関係を冷静に分析し、現実を受けとめ、同じことが起こらないように
するためには、何を改善しなければならないのかを考えなければ、ならないと思いました。
|





