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安定ヨウ素剤の服用について、今まで調べたことを時系列で書きます。すべて2011年
3月13日の出来事です。
0:23 ERCのFAX スクリーニングレベルに対する見解で、 「1万cpm以上の方 安定ヨウ素剤
子供はヨードシロップ・40歳以上は希望者に投与」の記述が加わる。
これの裏付けとなるのが、国会事故調 最終報告書の次の記述。
「安全委員会によると、原災本部事務局医療班と安全委員会は、12日深夜から
スクリーニングレベルに関する打ち合わせを開始しており、スクリーニング
レベル1万cpmの値を超えた人にはヨウ素剤投与という手順を確認していた。」
9:30 原災法に基づき、福島県知事・大熊町長・双葉町長・富岡町長・浪江町長に対し、
放射能除染スクリーニングの内容について指示(保安院)
(注) この時に出された指示書には、<安定ヨウ素剤の服用>に関する記述は、一切ない。
<9:30の原災本部によるスクリーニング指示後の現地対策本部からの助言要求>
国会事故調 最終報告書
「安全委員会は、13日10時すぎ、現地対策本部から県知事、大熊町長、双葉町長、富岡町長及び浪江町長に対するスクリーニングに関する指示に対する助言が求められた。安全委員会は、スクリーニングの実施にあたって「1万cpmを基準として除染及び安定ヨウ素剤の服用を実施すること」と手書きで加筆し、原災本部事務局医療班宛にファックス送信した。安全委員会へのヒアリングによると、その場に常駐していた安全委員会事務局員が原災本部事務局医療班員にこれを手交したというが、現地対策本部には伝わらなかった。そのため現地対策本部は、安全委員会の助言が反映されていない指示を、県や該当市町村にそのまま発送した。助言が反映されていない指示は、同日安全委員会にも届いており、その時点で助言が適切に現地に届いていないことは把握されたはずであったが、安全委員会は確認や再度の助言は行わなかった。」
原子力安全委員会の加筆を示す文書
「ヒトの放射能スクリーニングの実施にあたっては、現時点で主たる線量を与える
核種が、ヨウ素131、セシウム137であると考えられることに鑑み、当面γ線サー
ベイメータにより10,000cpmを基準として除染及び安定ヨウ素剤の服用を実施
すること。ヨウ素剤の服用について小児に対しては防災マニュアルを参照の
上、ヨードシロップを服用させること。また、40歳以上のヒトについては
本人が希望する場合に限って安定ヨウ素剤を服用させること。」
なぜ、9時30分に出された指示に、安定ヨウ素剤の記述が反映されなかったのかの理由を
示すと思われるのが、次の文書。
10時30分 【機密性2情報】原子力災害対策現地本部長から地方公共団体への指示
(案)の確認以下の助言を行ったが、県は既に根回しを行っているとして
6000cpmを除染のみの基準として採用。
(以下コメント入り文書をERCにFAX)
県の防災マニュアルに救護所での活動、問診表について基本形が示されているの
で、これに従って対応。
(以下コメント入り文書をERCにFAX)
・放射能スクリーニングの実施に関するサーベイメータ計測値の基準は40Bq/cm²
または6000cpmでなく、10000cpmとすべき。
・基準値に達した場合は、除染だけでなく安定ヨウ素剤の服用を行うべき。
・ヨウ素剤の服用については、小児に対しては防災マニュアルを参照の上、
ヨードシロップを服用させること。また、40歳以上のヒトについては本人が
希望する場合に限って安定ヨウ素剤を服用させる。
この文書を読むと、福島県の判断が優先されて、安定ヨウ素剤の服用指示が出されなかった
とも受け取れます。この後さらに、スクリーニングの基準は変わります。
14:20
「現地対策本部長は、13 日14 時20 分、原災法第15 条第3 項の規定に基づき、福島県、大熊町、双葉町、富岡町、浪江町、楢葉町、広野町、葛尾村、南相馬市、川内村及び田村市の各首長に対し、当面のスクリーニングレベルを40Bq/㎠又は6,000cpm とすることを指示した。福島県は、「福島県緊急被ばく医療活動マニュアル」でスクリーニングレベルとして事前に定められていた値でもあった40Bq/㎠の基準を採用することとし、40Bq/㎠は1万3,000cpmに相当するとして、1 万3,000cpmをスクリーニングレベルとし、スクリーニングを開始した。」(国会事故調 中間報告書)
そして福島県は、原子力安全委員会の決めたスクリーニングも無視して、独自の動きをします。
<独断でスクリーニング基準を引き上げた福島県>
「3 月13 日に緊急被ばく医療派遣チームとして福島県を訪れた放射線医学の専門家ら(ブログ主注:福井大学、広島大学及び放医研から派遣を受けた)は、スクリーニングを担当する福島県地域医療課から、スクリーニング方法に関するアドバイスを求められた。
同専門家らは、検討の結果、断水が続いていて除染に必要な水が不足していたこと、夜間の気温は氷点下であり、特に病人等を屋外で除染するのは危険であったこと、少ない職員で迅速に対応する必要があったことなどから、通常の方法でスクリーニング及び全身除染を実施することは困難と判断し、「福島バージョン」のスクリーニング及び全身除染の検討を行い、福島県地域医療課に提言した。
その提言の一つとして、スクリーニングレベルを、IAEA の「放射線緊急事態の初期対応者へのマニュアル」が一般住民の体表面汚染に対するスクリーニングレベルとして定めていた1μSv/h(体表面から10cm 離れた場所での線量率)に相当する8310 万cpmに引き上げるとの提言を行った。
福島県は、前記の現地対策本部長の指示があるにもかかわらず、この提言を受け入れ、14 日以降、全身除染のスクリーニングレベルを10 万cpm とすることを決定した。なお、福島県立医科大学では、3 月12 日から、病院を訪れる患者に対して独自にスクリーニングを行っていたが、やはり水の不足等の理由から10万cpmをスクリーニングレベルとする運用を既に行っており、この点も、福島県がスクリーニングレベルを10 万cpm に上げる際に考慮された。」(国会事故調 中間報告書)
この10万cpm、なんと「100,000cpmの汚染を全身に受けた場合、最大被ばくを
算出するに、甲状腺感受性が高く接種率の高い1歳児換算で甲状腺等価
線量は769mSvと推測される。」だそうです。
今後の子供の甲状腺がんの多発に備えて、福島県のこの不可思議な動き、
それを知りつつ正さなかった国の責任を、是非、追及すべきだと思います。
以上、出典はすべて政府の公式文書になります。
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原発関連
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国は、福島原発事故では、「被ばく量は大したことない」とマスコミを使って大々的に
流していますが、それらは本当の数字ではありません。
なぜなら、文科省の空間線量の測定は、30μSv/hを超える地点に遭遇すると、
たとえその先に、屋内退避エリアがあっても、測定を打ち切って福島市に引き返して、
しまっているからです。
証拠:
3月15日のFAX
***引用開始
(内容)福島県原子力センターモニタリング班が実施した移動モニタリング結果
(OFC放射線班より入手3/15 19:08)
1.移動モニタリングの結果
別添のとおり、OFC放射線班より入手しましたので、送付します。
途中の川俣町(発電所から38㎞地点)で、線量30μSv/h以上と振りきれてしまった
ため、福島市に引き返したとのことです。
*** 引用終了
これに該当する測定結果は、次の通り。これは福島市を出発して、国道114号線沿いに
川俣町から浪江町に向かうコースで、途中川俣町と浪江町の境にある山木屋郵便局で
プルームに遭遇し、引き返しています。
3月15日 単位はμSv/h
14:06 川俣厚生病院 0.30
14:13 小綱木小 0.46〜0.9
14:18 笠原鋳物 11.20
14:20 グローバルファーム入口 15.0 降雨・微雨
14:22山木屋郵便局 21.5μSv/h (西北西約38km)
14:25 山木屋郵便局 30< 降雨・微雨
14:24 (バス高屋敷) 30超 降雨・微雨 撤収
14:27ファーム入口 25
それに、3号機の建屋が爆発した3月14日も、爆発後に強烈なプルームが流れたはずなのに、
ほとんど空間線量の測定が行われていません。これだけ見ても、いかに国の発表する
数値があてにならないかが分かります。
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新たに福島の18歳以下で甲状腺がんが2人に見つかり、7人に疑いがあるそうです。
ニュースはこちら。
*** 引用開始
福島第1原発事故を受けて、福島県が進める甲状腺の検査で、3人が甲状腺がんと診断され、また7人に疑いがあると報告された。
福島市では、医師などが出席して、原発事故の健康への影響について検討する会議が開かれている。 この会議で、福島県内の3人の子どもが、甲状腺がんと診断され、7人が、その疑いが強いと報告された。 福島県は、18歳以下の子どもを対象に、甲状腺の検査を進めている。 13日の会議でも、3人の甲状腺がんについて、原発事故の影響とは考えにくく、もともとあった、がんを発見したという見解が示された。 *** 引用終了
「もともとあったがんを発見した」とは、何を根拠に述べているのでしょうか。
本当に腹が立ちます。誰がどう考えたって、原発事故でしょう。
安定ヨウ素剤、飲ませなかったんだから。
原発事故で、2011年3月13日に、原子力安全委員会が安定ヨウ素剤を服用させるように、
助言したにも関わらず、政府の現地対策本部がそれを知りながら(経産省も知っていた)、
敢えて関係自治体への通達に書かなかったために、スクリーニング(除染)検査を受けた
人たちが、安定ヨウ素剤を飲む機会が奪われたことが一つ(証拠:原子力安全委員会の公開文書)。
これは菅直人に責任があります。
それに、福島県知事は、空間線量や雑草・水の汚染を、国とほぼ同じタイミングで知っていて、
国とは別に独自の判断で、県民に安定ヨウ素剤の服用指示を出すことができたのに、
出さなかったのです(証拠:国会事故調の最終報告書)。
菅直人に、福島県知事、なぜマスコミは、この2人の責任を追及しないのでしょうか。
いろいろな文書を読みましたが、チェルノブイリに比べ、なぜ日本の甲状腺がんがこんなに
早く出たのかという疑問を解く鍵になる物質が、ヨウ化メチルではないかと私はにらんでいます。
チェルノブイリと違って、福島原発は軽水炉型の原発のため、放射性ヨウ素が水と反応して
ある程度、ヨウ化メチルという物質に変わるのだそうです。これはスリーマイル島の原発事故で
分かっていることです。ネットで調べたら、このヨウ化メチルという物質は、土壌改良剤で、やはり
動物実験で甲状腺に影響を及ぼすことが分かっています。
絶対に、このまま、うやむやにしてはなりません。
* 2月14日加筆
2月13日に新たに3人という記事を書きましたが、新たに甲状腺がんが見つかったのは、
2名で、フジの記事は前回のお一方も含めての数字であることが分かりました。
そのため、タイトルと本文を2名に訂正しました。訂正してお詫びいたします。
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今日は義理の弟の訃報が届きました。
原発現場で働いていたわけではありませんが、南相馬市に住んでいました。
60歳前後、
どうも、内臓系がだめで、何度か摘出手術をしたとのこと
病名は言っていませんでした。
恐らく医者も病名をつけられなかったのだと思います。
原発事故現場で働く人たちの身
そして、
事故収束出来なければ私たちも危ないのです。
あまりに酷い東電
拡散希望記事です。
タイムラインの写真 ::::
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