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韓国言論が絶対に非難しない「旭日旗」
「旭日旗」は皇軍の軍旗としてだけ使われたのではない
チェ・ソギョン韓日比較文化批評家
2012-08-20
韓国のオリンピック・サッカー代表チームの選手が、韓日戦の勝利後、「独島は我々の土地」と書かれた紙を持ってグラウンドを走って回った。すると国際オリンピック委員会(IOC)は政治的行為を禁止したオリンピック規定に違反するという理由で銅メダル授与を留保して調査に着手、韓国社会に大きな波紋が起きた。
この事件に対して、韓国側は、初めは「間違ったことだが、故意ではなかった」として善処を訴える雰囲気だったが、すぐに「日本に対してはなぜ何も言わないのか?」という飛んでもない方向に流れた。日本の体操チームのユニフォームが「旭日旗」を連想させる模様なのに、侵略戦争の象徴である旭日旗はなぜ問題にしないのかというのだった。するとたちまち韓国社会は旭日旗に糾弾一色の反応を見せ、IOCの非公正性に批判が始まった。
韓国社会の絶対タブー「旭日旗」
旭日旗に使われる模様は、本来、中世の日本の武家で使われた紋章、すなわち「家紋」に由来する。
日本の武家で使われていた旭日紋様
浮び上がる太陽を象徴することで多様な形態のバージョンが存在する。 これが変形されて1870年陸軍旗で正式採用されたし、以後海軍でも形態が変形された旭日旗が使われた。 そして、日清戦争(1894)と露日戦争(1904)を経るうちに旭日旗は「軍旗」というイメージが固まった。 韓国ではこれを太平洋戦争とだけ連結し、ひいては日本の朝鮮支配を連想したりするが、実際にははるかに以前から使われた旗であるだけでなく、今でもスポーツ応援や成人式などに使われる旗でもある。
韓国ではドイツのナチを象徴するハーケンクロイツの使用が禁止されたことを取り上げて論じて、旭日旗も禁止させなければならないと主張する。 しかし、ハーケンクロイツはあくまでも第三帝国ナチスドイツの正式国旗であったために禁止されたことを考えてみる必要がある。
あえて旭日旗と似た例を探すならば、戦争映画を通じて韓国人も知らないではない黒十字(Schwarzes Kreuz)があるだろう。 黒十字は第二次世界大戦当時にドイツ軍が使った旗だが、禁止されることはなかった。黒十字はナチが出現する遥か前から中世騎士団やプロイセン軍の象徴として使われた旗であるためだ。 ナチも使ったが、それでも数百年の間使った紋章を戦争の象徴と烙印して廃棄することはできなかったのだ。それで、現在もドイツ軍の象徴として依然として使われていて、そのことが批判を受けはしない。
だが、旭日旗というものは韓国で非常に敏感な素材の一つだ。 歌手が旭日旗を連想させる衣装を着て舞台に上がるだけでもポータルニュースのメイン画面の記事に載り、ネチズンの集団的な糾弾が始まる。ネチズンは歌手を「親日派」あるいは「思慮のない人」と罵倒し、歌手や所属会社では「軽率だった」として謝罪文を上げる。 韓国では絶対に着ても、まねをしてもいけないタブー視された物なのだ。
韓国の言論もまた、そのような反応を当然視してネチズンらと共に「旭日旗狩り」に参加してきた。 ネチズンらの感情的な反応を静めようと努力するどころか、繰り返し刺激的なニュースを送り出し、ネチズンらと共に、似たような形が使われたデザインが発見されただけでも問題視した。
韓国が賞賛する「日本の良心」 朝日新聞
だが、韓国言論が絶対に批判しない旭日旗がある。 日本の朝日新聞の社旗だ。
毎日、読売と共に日本の三大新聞に選ばれる朝日は、日本の代表的な左派指向の新聞だ。 日本の侵略戦争や過去の歴史に対しても非常に批判的で、韓国や中国に対しては友好的な立場を取るので日本の右派陣営から「売国新聞」という非難を受けることもある。
その朝日新聞の旗を見れば、正に旭日旗をモチーフとしていることを誰でも知ることができる。靖国神社参拝を批判して、慰安婦問題でも韓国の肩を持つ朝日が軍国主義の象徴である旭日旗を会社の旗として使う?どこか矛盾した光景だ。
しかし、このような朝日新聞の旭日旗を批判する韓国の報道機関はただ一つもない。カエルが登場するアニメに旭日旗に似た模様が出て来ただけで途方もない非難を浴びせながら、日本の代表的新聞であり誰が見てもすぐに旭日旗ということが分かる社旗に対しては何も言わないでいるのだ。なぜだろうか?
韓国の言論は、今まで朝日新聞を「日本の良心勢力」と評価してきた。朝日新聞が韓国側に有利な記事を書くたびにそれを引用することもした。2005年、朝日新聞がコラムで「日本は思い切って独島を韓国に譲渡して、韓国は独島を友情の島と命名すればどうか」と主張した時も、韓国は称賛と歓迎一色の雰囲気だった。朝日新聞は日本国内の「同志」とも言える存在だったのだ。それで、韓国は朝日を「軍国主義を象徴する旗を使う」と非難することができないのだ。
これまで反省、戦争美化反対を叫んできた朝日vs 韓国が侵略戦争を象徴すると主張する旭日旗を会社旗として使う朝日、果たしてどちらが本当の朝日新聞の姿だろうか? 朝日新聞は二つの顔を持つ言論なのか?もしかしたら、旭日旗は韓国が日本を批判するために新しく登場させた「象徴」に過ぎないのではないか。
実際、旭日旗論争が大きく起きたのは、サッカー選手キ・ソンヨンの「猿まね事件」であったり今回の「独島セレモニー事件」など韓国のスポーツ選手たちが浅はかな行動でピンチに陥った時の話題転換用として言論が持ち出した面が少なくない。韓国が有利だったり勝利した時には旭日旗問題は話題にさえならないからだ。
もし、旭日旗が本当に軍国主義と侵略戦争を象徴するものならば、韓国言論は朝日新聞に抗議して偽善的な姿に謝罪でも要求して、朝日新聞を日本の「右翼新聞」の隊列に上げなければならないだろう。だが、果たしてどの韓国言論がそのようにすることができるだろうか?
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コメント(16)
明らかに誤解を招く言い方でしたね。冒頭の発言前後があれば「個人的なこと」というのはわかるのですが、麻生氏の発言ってのは丁寧じゃないので叩くほうも叩き易いんでしょう。
基本的に日本人てのは「死ぬ・死ねる」等の発言を忌避する傾向がありますから、印象が悪いのは否めません。現にそのような指摘を受けたからか、麻生副総理自ら、発言の議事録からの削除を求めています。何分、「尊厳死」問題ってのは難しいので、分かりやすく話そうとしたんでしょうね。 ただ、この話ってのは終末医療に関わる問題でもありますので、「発言の印象の悪さ」ばかり論うことには意味はありません。そんなことは問題ですらないんです。 問題はその「発言の意味するところ」にあるからですね。
「当人が望まない延命措置を家族の希望で行う」なんてことは現場では頻繁に起こります。 こんなのを見ると「病院が勝手に延命」などという馬鹿げた批判が起るのですが、基本的に病院では患者様あるいは家族の意思の確認の元に治療が行われているわけですから、「勝手な治療」自体ありえません。かなり基本的なことですが、ここは理解していただきたいです。
患者様が入院された場合、本人の意識があれば、本人に、なければ家族の方に、「延命かナチュラルか」を選択していただくことになります。ただし、緊急搬送されて家族と連絡がつかない場合は、間違いなく延命措置が取られます。病院というところは基本的に「死ぬ場所」ではなく「命を救う場所」ですので。 そしてそんな「意思確認」において本人と家族の意思が食い違った場合。麻生副総理のような考え方をして当人の遺書・意思表示があったとしても、家族の「思い」が優先されてしまったりもするんです。そこに、社会保障制度である高額医療費が介在するとなると余計に、「尊厳死」の問題は議論されるべきだと私は考えています。 個人的には「安楽死」は日本社会の許容や死生観からすれば時期尚早。「尊厳死」に関しては認めても良いと考えていますが、いずれにせよ法案化しなければ現実的に解決しない問題でもあります。 あと、この問題は高齢者に限定されるべきものではありません。高齢者ばかりに批判が集中するのはどうでしょうね。
この問題に関しては色々な意見があってしかるべきだとは思うのですが、いかがでしょうか。
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■1978年日
■監督 深作欣二 ■キャスト 萬屋錦之介 千葉真一 真田広之 他 またまた時代劇(笑)
しかも今回は深作作品からの真打ちでして、その意味で安心して観られました。 しかもテーマが家光絡みの『陰謀』となると、これはもう「観るしかない!!」と(てか、このセリフも毎回言ってるような気がw)。 で、時代劇素人の私としては、なかなか難しい作品だったなというのが感想でした。
大枠が徳川秀忠亡き後の、家光と忠長の跡目相続問題にスポットを当てているのですが、その、家光側の陰謀を一手に引き受けたのが、萬屋演じる柳生但馬守でして、そんな癖のある役所を魅力的にしてくれていました。なんだかやたらと芝居がかっている但馬守でしたが、それが逆に凄かった。終始目を離せない雰囲気でした。
異色な所では、出雲の阿国の登場なのですが、出雲の阿国って家光時代の人だったのかなぁ?
阿国と忠長の関係が私的にはとても新しく描かれていて、最後には心中的な終わり方をするのですが、伏線にしては印象的な場面でしたね。てか、大原麗子って凄い美人だったんですね。ビックリしました。 柳生一族と言うことで、柳生十兵衛も当然出てくるのですが、なんと!またまた千葉真一(笑)『魔界転生』でも同じ役だったし!てかまたまたチョンマゲ長っ(笑)高っ(笑)
それでも此方の十兵衛は、萬屋につられてか迫力がありましたね。 ラストの但馬守の陰謀を十兵衛が葬り去った後の、萬屋の長いセリフのシーンがとても素晴らしかった。
あれを今やれと言われても、現代ではやれる役者っているのかな?セリフの内容もだけど、あの但馬守の一挙手一投足、家光の生首を抱えながら落ちる右腕のタイミング、どれをとっても絶妙で、忘れられない場面になりました。 なんか久しぶりにガツンと来た作品でしたね。
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■2012米
■監督 リドリー・スコット ■キャスト ノオミ・ラパス マイケル・ファスベンダー シャーリーズ・セロン ガイ・ピアース 他 DVDで鑑賞。
人類の起源はニダー!!
っていう人類誕生の謎にせまる大作w ムー的試みに満ちた、妄想をかきたてるテーマが公開前の宣伝とかではあったのだけど、実際は名作『エイリアン』シリーズのビギンズ的な内容の方が色濃かった気がします。 そもそも人類ってのは、ダーウィン進化論では説明のつかない、時系列的な「変異」ってのがありまして、原人と旧人や新人の「間」の種族の骨が現在でも発見されていないんです。この「間」に、本来、革新的な進化が存在した「はず」なんですけど、その証拠が無い。 私はこの辺りのことが描かれちゃうのかと思って、かなり楽しみだったんですが、ちょ〜っと違ってましたね(苦笑) 各地有名文明(インダスとかメソポタミアとか)で発見された石碑に描かれた星座の共通項から、その銀河へ人類を「創った」エンジニアを探しに行くプロジェクトが立てられ、研究者を乗せた調査船が向かうっていうお話でした。でもそれって「人類の起源ニダ」ではなく「人類文明の起源ニダ」な話なんじゃないかと突っ込んでみたりw しかも石版だけを根拠に、いきなり人類を創ったエンジニア説を信じる生物学者ってどうなのかと。更に言えば、石版の共通項をもって、宇宙に飛び出す大企業社長のじじいと社長令嬢って(笑) まぁ、壮大なストーリーなので突っ込みはこの辺にしときます。話が先に進まないしねw 監督が『エイリアン』のリドリー・スコットってこともあって、世界観は殆ど一緒だったのですが、舞台となる空間の大部分が、「宇宙・宇宙船・発見した構造物・構造物から宇宙船までの景色」に終始していたため、テーマ的壮大さの割には狭苦しい印象を受けました。ストーリーは悪くなかったのですが、中心になるアンドロイド(『エイリアン』にもいましたね)のキャラクターがもう一つ際立っていなかったのが残念だったかも。「人間と違う」部分がわかりにくかったってこともありますが、加えて行動の必然性に欠けていた気もします。 あとは社長令嬢&現場指揮のシャーリーズ・セロンが無駄に美人(笑) 主役のショウは意外に魅力的なキャラクターでしたが、どうしても『エイリアン』のシガニーとかぶっちゃうのは、狙ったんですかねぇ?好みかも知れませんが、危機に強い女性という属性が同じでした。 でもエイリアンを胎内に宿しちゃって、自動オペ機で取り出すシーンとか、主役の演技も鬼気迫るものがありましたが、ホントに苦手なので、気持ち悪かったです。しかもイカみたいなエイリアンだし(泣) ラストでそのイカが、ショウを追ってきたエンジニア(人型エイリアン、人類と同じDNA構造)の口内に触手を入れて、エンジニアの胎内から見覚えのあるエイリアンが誕生するのですが、なんだか人類創造の謎というより、エイリアン誕生の謎って言った方が正しいんじゃないかなぁって気もしました。 でもこの設定が『エイリアン』に続くなら、『エイリアンvsプレデター』は設定的に「無かったこと」になるんですよね。 なんか残念でした。 やっぱりムー的には、「人類の起源はニダー」っていう妄想の方が楽しいんじゃないかなぁ(笑) 応援クリックよろしくお願い致します☆
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■2012年米・カナダ
■監督
レン・ワイズマン ■キャスト
コリン・ファレル ケイト・ベッキンセール ジェシカ・ビール ブライアン・クランストン ジョン・チョー ビル・ナイ ボキーム・ウッドバイン ウィル・ユン・リー イーサン・ホーク DVDで鑑賞。 これって前作はシュワちゃん主演で結構有名な作品だったような気が・・・。そんな作品をリメイクするんだから、まぁハズレはないかなって感じでレンタ。
『アンダーワールド』のケイト・ベッキンセールも出てたしね(笑) 精神世界とSFの融合的作品を、当初はかなり期待していたし、前作もそれなりに面白かった記憶があったんだけど、観てみたらなんと! SF鬼嫁日記(古いかw)だったっていう。 で、鬼嫁役をケイト・ベッキンセールがやってて、それがやたら強くてセクシーっていう、それだけの作品だった気がします。
設定も前作から随分変わったみたいですが、富裕層と労働者の2つの世界とその対立がベースってのは、いくら何でも時代錯誤なんじゃないかなぁと思うんです。
地球が科学兵器汚染されて、欧州と豪大陸だけ無事ってのも、かなりあり得ませんしね。 労働者は豪大陸から毎日富裕層の住む欧州まで直通トンネル通って仕事に行くとか、逆に比効率な社会設定だったと思います。 この辺りを無視するとして、記憶操作された主人公の生活が、リコール社に行くことで一変するって辺りはまぁまぁ面白かった。でもそれ自体は前作でやっちゃってるというw 結局、前作とはキャラクター設定をいじった鬼嫁が、どうしても注目されちゃうわけです。 この鬼嫁は元々、主人公の記憶が戻った時用に植え付けられた記憶の世界で「嫁」を演じてただけなんですが、優しくセクシーな嫁(ケイト)が、記憶を取り戻したとたんにキラーマシンに豹変し、旦那(仮)に襲いかかる。で、旦那(仮)が逃亡しても執拗に追ってくる。 これって既婚男性にとってのホラー作品なんじゃないかと(笑) ただ、ケイトを嫁にできるメリットもあるので、全体的にはトントンかも知れません(何が?w) それなら敢えて未来設定じゃなくてもいいなっていう結論になるんですよね〜。 全体的なアクションのバランスは悪くないですが、新鮮味に欠ける作品だったかなと思います。
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