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■2011年仏
■監督 ミシェル・アザナヴィシウス ■キャスト ジャン・デュジャルダン ベレニス・ベジョ
ジョン・グッドマン
ジェームズ・クロムウェル
■第84回アカデミー賞授賞
★作品賞 ★主演男優賞 ★監督賞 ★作曲賞 ★衣装デザイン賞 画面を常に注視しなきゃならない映画。
わかりにくい部分や多少複雑なシーンでは字幕が入るものの、大部分が役者の表情やしぐさ、つまり画面の情報しか与えられなきゃそうなる。普段の映画鑑賞で、どれだけ音声や字幕の情報が大きな比率を占めてるか、この作品を観て気付かされた感じ。
てか、実は「サイレント映画」自体観たことがないので、私的にはとても新鮮な作品だった。(白黒作品もあまり観ていないんだけど、それは気にならなかった。) 考えてみたらチャップリンですら80年前だったりする訳で、サイレントをあまり観ていないってのは普通のことか。
ストーリー的には単純な構成で、その意味での感動とかは無かったんだけど、「恋愛」という「2人」の間で閉塞した関係性、或いは「個人」の内面的苦悩を描くのに、サイレントという手法はかなり効果あるなぁと思う。実際そういった叙情的描写の場合は、サイレントの手法を採る作品て結構多いし。 なんか「映画って素晴らしいよね」っていう、映画に対する愛を感じる作品だった気がする。 作り手の愛情が役者を通じて観客に伝わる。言葉にしちゃうと軽薄だけど、そんな作品はなかなか無いんじゃないかな。
主演男優も女優も全然知らないんだけど、素晴らしい笑顔がとても印象的だった。サイレントだからだと思うんだけど、多少のオーバーアクションすら好意的に受け取れる感じ。後は要所要所でツボを押さえる影の主役のワンコたんがね、ズルいなぁとは思うんだけど、ソフトバンクのおとうさんなんか見劣りしちゃうくらい可愛い。
てか、このワンコたんは賢すぎな上オイシすぎw
メッセージ性の強い作品て、確かに面白いんだけど、疲れちゃうから敬遠したいなぁって時に観るのがオススメ。 何か幸せな気分になれる作品ですね。
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