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私が、腹話術に興味を持ったのは中学生のときだった。
当時は、インターネットも普及していない時代だったので・・図書館で調べたが
どこで習うことができるかもわからなかった。
たまたま、新聞の地域版に短期の腹話術教室開催の記事が掲載されていたが
受講料が確か・・15万円(人形込)だった。
とても高額で、中学生の私が支払える金額ではなかった。
時が過ぎ、高校生では演劇部、大学では落語研究会で活動した。
腹話術のことは、すっかり忘れていた。
大学を卒業して、まず生命保険会社に就職。
営業職なので、毎日忙しかった・・。
腹話術のふの字も思い出さない生活だった・・。
会計事務所に転職した。
1年目は、仕事を覚えるので大変だった・・。
でも、残業をほとんど行わない事務所だったので、家に帰るのが早くなった。
時間に余裕ができたので、税理士試験の勉強を再開した。
勉強はきつかった・・。
仕事も慣れていないし、人数が少ない職場だったので・・ストレスも出てきた。
そんなときに、大失恋をした。
しばらく、泣く日々だった・・。
仕事にはきちんと行った。
ひとりの時間がこわかった・・。
友人と飲み歩いても・・心が寂しかった。
そんなときに、新聞の広告にくぎづけになった。
『都内で初めて、カルチャーセンターで腹話術教室開講される!!』
腹話術という言葉は、胸にぐっときた・・。
腹話術?とても興味が出た。
腹話術という言葉を心の中で問いかけるだけでわくわくした。
そして、カルチャーセンターで腹話術を習いはじめた。
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