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~首相の靖国参拝に対して、テレビや一般の受け止め方は大きく二つあるように思います。
一つは、国家のために死んだ人を敬い、崇敬の念を捧げ何が悪いというという考えで支持する人。
もう一つは、戦犯の合祀を理由に。そして近隣のアジアを気にして反対する人。
今回の安倍首相の参拝には、中国、韓国は勿論、アメリカも失望、ロシア、EUも批判しています。
だが海外の批判からではなく、日本の国や社会のあり方が問われているのではないでしょうか。
戦争の歴史を見ると、文禄慶長の役でも無駄な血を流しました。武力ではなく国を統治することが、リーダーとしての権力者として必要ではないでしょうか。
近代日本のリーダーも、富国強兵で無謀な戦争に国民を赤紙一枚で駆り立てました。200万を超える戦死者の死因は、殆どが飢え死にだといいます。そのリーダーは、戦争の原因も明らかにせず、責任も取っていません。靖国神社の参拝が国家のために殉じた人への尊崇を示しても、無謀な戦争の罪滅ぼしにはなりません。
戦争は嫌だと言うだけで、戦争の原因を明らかにしなかった日本の社会も問われています。首相の靖国神社参拝は外交問題にとどまらず、社会やリーダーのあり方が問題ではないでしょうか。日本は、ドイツの戦後のあり方に学ぶべきです。
尖閣、竹島でも、また同じ間違いが起きるかもしれません。戦争の原因、富国強兵の国のあり方を明らかにし、靖国神社参拝だけでなく、日本人の生き方や国のあり方が問われているのではないでしょうか。権力者と国民が歴史に向き合い、頑張るだけではなく、原因を考えて知恵を絞らねばなりません。
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