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のんびり書いてるうちにもう一ヶ月以上たっちゃいました。
本当に植えたのは五月の連休中のこと。
田植え記事の最後は、いよいよ「植える」です。
朝は5時くらいに起きて、軽く朝ご飯。
とりあえず日焼け止めをちょっと白い?くらいに塗っときます。
「身支度」の項に書いたように着替えます。
旦那は田植機に乗ります。
わたしたちの主な仕事は、苗運び・苗に薬をまく・苗箱を田植機に積む・えぶりです。
えぶりについては、のちほど。
まず、その日使う分の苗箱を納屋に運んでおきます。
田は四枚あって、それぞれ広さがちがい、何枚苗箱が必要か、だいたい計算してあります。
決まった枚数の苗箱を、猫車(一輪の手押し車)や軽トラックで順に運んで、畦に並べておきます。
うちの田植機は四条植えなので、苗箱を四つずつ並べ、顆粒の除虫剤?をふりかけます。
除虫剤?をかけてから長くおくとよくないらしいので、その都度かけます。
苗箱に植えられている苗の端をちょいとめくり、苗取り板をぐいっと差し込みます。
苗は根がはって絡み合い、箱からだしても簡単にはばらばらにはなりません。
苗取り板は、料理に使うスケッパーのようなもので、厚手の硬質プラスチック製、
ちょうど苗箱の大きさです。
苗取り板とそれに乗った苗を、田植機の運転手に渡します。
苗取り板の上をすべらせて苗を、田植機の後方にセットします。
四条×二枚ずつセットし、
ハンドルのやや前方左右にも棚があり、そこにも予備の苗を二枚ずつ苗取り板ごと置きます。
田植機は肥料も同時に散布できるようになっています。
粒状の肥料をタンクにいれます。
田植機には前後左右にセンサーが付いていて、植える深さとか、畦からの距離とか、
調整できるみたいですが、わたしには詳細は不明。
ちゃんと植えられているか、肥料も出ているか、チェックしながら
田植機を運転していきますが、あんまりきょろきょろすると、苗の列がまがっておかしいです。
田植機の様子を確かめながら、納屋から苗箱を運び、除虫剤をまき、肥料を準備し、
苗取り板で苗を取り、田植機に乗せるようにします。
その他に大事な仕事は「えぶり」です。
えぶりはその作業と道具、両方のことをいいます。
えぶり(道具)は、野球などで使うトンボに似ています。
土をならすのに使うT字型の柄の長い道具で、木製・竹製・アルミ製があります。
このえぶり(道具)で、田植機がUターンしたときにできる深いみぞをならします。
デコボコだとその部分に苗が植えられないからです。
田のあっちとこっちで待機していて、田植機のターンあとをならします。
グランドをならすのとはちがって、田はごしごしならすわけにいきません。
固い土の上に柔らかい泥、その上に水がはってあるので、加減がむずかしいです。
軽くは作ってあるのですが、柄の長いえぶり棒は重く、
一生懸命ならしたつもりでも、かきまぜた水がすんでみると、まだミゾが残っています。
いつまでも同じところばかり、ならしているわけにもいきません。
畦に並べた苗箱もいつまでも置いておくと、日に焼けたりするので、
様子をみながら、運びます。
九時くらいに一休み、ジュースを飲んだり、トイレに行ったりします。
食事の支度はわたしの仕事なので、一足先にあがって、魚を焼いたり、みそ汁を作ったりします。
朝早くから作業をしてるので、昼食後は、一時間くらい休みます。
午後も同じく田植え。
暗くなると周囲がみえませんから、早めにおわるようにします。
こんな調子で、田植機での田植えは、二日間でおわります。
田植機や、苗箱を洗い、乾かし片づけます。
このあと、日を改めて、機械では至らないところを、手で植えます。
手植えについては、この次の記事で。
4回連載のつもりが、おわらなかった…。
泥落としのことも。
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