ハイジのお母さん日記

今、自分にできることは祈ること。そして、目の前の人に親切にすること。

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宮本 延春さん

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 私は、今、中学のPTA役員をしている関係で
 先日、市の教育委員会主催の講演会に参加してきました。

 会場は、以前、住んでいた近所
懐かしの場所だったので、つい、お城を撮りました☆

 記念講演として招かれた講師は・・・

 テーマ『可能性は無限大!〜出会いは奇跡〜』
 豊川高校(愛知県)教師 宮本 延春 先生でした。

 ☆ 講師プロフィール ☆(パンフレットより)

    昭和44年生まれ、愛知県出身。小学校のころから体も小さく
   「いじめ」の標的にされていた。
   中学校にすすみ最初にもらった通知表は「オール1」。
   中学校卒業後、大工に就職。母を亡くし、思うところあり17歳で
   大工をやめる。その後、地元建築会社に就職。
   23歳の頃、アインシュタイン博士のビデオを見て感動、
   これが人生の転機となる。24歳の時、地元定時制高校入学。
   猛勉強を重ね、27歳で名古屋大学に入学。
   大学院まですすみ研究に没頭。満ち足りた生活の中で、別の思いが芽生える。
   36歳で母校、豊川高校の教師となり活躍中。 

 最初、プロフィールを読んで・・・
 妹と同い年…!?自分と同年代の人が「記念講演」なんて、すごいけど
 いじめからのサクセスストーリーなんて、ちょっと美談すぎない…?
 ・・・と言う気持ちでしたが、実際に聴いてみて驚きました。

 ☆ これより、一部、講演内容を紹介します。

  一人っ子で育ち、学校ではいじめられる存在だったので、学校へ行くのがいやだった。
 心が追いつめられていて「生きるか死ぬか…」という状況で、親に、いくら
 「勉強しろ!」と言われてもできなかった…。

 あるとき、親にいじめの事をうち明けたら、親が先生に話しをしてくれた。
 そして、先生からクラスのみんなに忠告が・・・。
 すると、それが逆効果。
 「あいつは、チクるヤツ×××」となって、益々、いじめがひどくなった。
 それっきり、親にも誰にも、何も言わなくなった…。
 言ってもダメだ…そう思った。
 「学校」がなくなってしまえばいい…とさえ思っていた。
 そして、学校をさぼり続け、父に勉強道具を捨てられて、ランドセルまで焼かれた。

 16歳で母を病気で亡くし、高校へは行かず、大工をしながら少ない給料で、病弱な
 父と家計を支えていた。     (その父も18歳で他界してしまう…。)
 ゴミ捨て場から拾ってきた自転車で通勤する毎日
 偏った食生活で、口内炎が一度に12個できたことも…。
 そんな中、職場で差別を受けながら・・・

  世の中、不公平じゃないのかー!?
  
  生きる意味って・・・?

  働くとは・・・?

  じゃあ、

  みんな平等に与えられているものって何ーーー!?

  ・・・と言うことを考えてみた。

 そして、出た答え・・・


 それは、『時間』。

 時間は、大金持ちがどんな大金をはたいても戻って来ない。
 しかも、自分に「決定権」がある。
 でも、時間には「限り」がある。
 それなら・・・

「あと1年しか自分が生きられないとしたら
 
 今、自分がやりたい事は…?」

と、考えて出た答えは、「音楽」だった。

 その後、バンド友達の紹介で、建設会社へ転職し
そこの上司にやさしくしてもらって
「満ち足りる気持ち」と
「社会へ関わる楽しさ」を初めて味わった。
 
そして、「こんなに良くしてもらって
自分も何かお返しをしなくては…!」と思う様になった。

そんな頃、たまたま見た
「アインシュタインのビデオ」(物理学)に感動し
どうせやるなら、最先端まで勉強したい!
・・・と言う気持ちが固まった。

それから、定時制高校で猛勉強。
授業の後、補習を受ける毎日…。

そして、無事、大学に合格して
大学で学んでから大学院まで進んだが
子どもの頃、自分が味わった・・・
『暗いトンネルを一人で歩いている様な子どもに寄り添ってあげたい』
という思いを叶えるために、「研究」ではなく「教育」の道へ方向変換。

☆ とても印象に残った言葉 ☆

 「今、苦しんでいることは、けっして無駄ではありません。
 人間、嬉しいことや楽しいことだけでは生きられません。
 苦しいことも、真正面から、苦しむことが大切です。

 そして、いつも自分自身の『夢』や『目標』を見つめること。
 つまり、自分の視野を少しでも広げることがとても大切です。
 それは、読書・映画・絵画・旅行etc…を通じて、自分の好きなことを見つけることです。

 それから、世の中に『100%悪い出会い』というのはないのではないかと思います。
 子どもの頃、いじめられていた→強くなりたいと思って→少林寺を習う→彼女と出会う→
 アインシュタインに感動する→物理学に目覚める→教師になれました。
 ・・・だから、「いじめてくれてありがとう!」と言う気にはなれませんが…(笑)。」

それから、貧困時代は、食べるものがなくて
基本的には「水」を飲んで空腹をしのいだそうですが
蟻も食べたことがあるそうで、味は酸っぱいらしい。(汗…)

は〜
とにかく色んな意味で感動しました。

☆ 私が感じたこと ☆

やっぱり、キーワードは「寄り添うこと」。
傾聴講座で言う「共感」かな…。

いじめられっ子に対して親ができること。
それは、「今のままでは、ダメだ!頑張れ!」の叱咤激励ではなくて
子どもの気持ちに寄り添ってあげること。

親や周りの大人としては
つい先ばしって・・・
何か行動を起こしてあげることが名案のような気がしますが
実は、大間違い×××

「行動を起こすこと」を強いてあげれば
「抱きしめてあげる」とか
学校へ行きたがらない子どもの気持ちに寄り添って
「聴いてあげること」
後は、子どもを「信じる」だけです。


それだけかーーーい・・・!?


映画「千と千尋の神隠し」の中で・・・

カオナシが、いくら物質的に金に満たされても心は満たされず
最後、銭湯(ぜにーば)の手伝いをして
「(おまえが手伝ってくれて)助かるよ」と言われて
初めて心が満たされて自分の居場所を見つけたように・・・

いじめにあっている子どもだって、どんなに追いつめられても
「自分の居場所は、ちゃんとここにあるんだ。」
と言う実感があったなら、自殺はしないよね・・・。

忙しさの中で、湯婆婆(ゆばーば)が
魔法にかけられた、見せかけだけの坊を本物の坊ではない!と
見抜けなかったように・・・

親は、日々の忙しさの中で、子どもの「抜け殻」といるだけで
子どもの本当の「心の叫び」に耳を傾ける余裕がなかったのでは・・・!?

そんな親には、なりたくねーーー!










 

 
  

閉じる コメント(15)

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”日々の忙しさの中で、子どもの「抜け殻」といるだけで 子どもの本当の「心の叫び」に耳を傾ける余裕がなかったのでは” 本当にそうですね、忙しいと言う字は心を亡くすと書きますもの。。自分が仕事を辞めてみて、よくわかりました。忙しいときは、わかっているつもりでした。反省しつつ、今を大事に子供と関わっています。

2006/12/4(月) 午後 2:55 oki*aso*55

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おきな草さん、コメントありがとうございます☆ホントにそうですねー。私も日々、時間泥棒に遭わないように心がけています。

2006/12/4(月) 午後 3:10 ハイジのお母さん

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こんないい話を聞けて幸せでしたね。「今、苦しんでいることは無駄ではない」といつか思えるように与えられた役目を果たしたいです。

2006/12/4(月) 午後 3:42 [ TAKE ]

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TAKEさん、読むのお疲れ様…!?私も、父の介護の経験が、これから役に立つと思うと感謝の気持ちでいっぱいです☆

2006/12/4(月) 午後 9:16 ハイジのお母さん

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以前TVで拝見してこんな人もいるんだ〜!感心していました。本当に時間は平等ですよね〜。きっとつらいときも後になってあの時があったこそ!と思える日がきますよね★決して無駄ではないこと納得です。それから何を始めるにも決して遅いことはない!と思いました。いつも良いお話ありがとう!

2006/12/5(火) 午後 4:34 chimachima

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○ーちゃん、さすが〜!TV見てたのねー☆私は、この方、ちっとも知りませんでしたよ。

2006/12/5(火) 午後 9:46 ハイジのお母さん

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よいお話でした。生涯記憶に残るお話になると思います。

2006/12/6(水) 午前 0:18 h18**296*

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寄り添うって大切ですね^^ 寄り添えるように余裕を持たなきゃ。。。

2006/12/6(水) 午前 11:22 そにあ

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ハイジさん、私もきっと忘れられないです。それと、大人になった自分が出来ること…「いつも食べることや着る物に気を遣ってくれた転職先の上司」とか「夜遅くまで補習をしてくれた高校の先生方」のような思いやりを自分の子どもだけではなくて、周囲の子ども達にも持ち続けたいな…と感じました。

2006/12/6(水) 午後 2:00 ハイジのお母さん

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みあさん、お互い『ユーモア&笑顔』を忘れずに、子育てしましょ〜♪

2006/12/6(水) 午後 2:04 ハイジのお母さん

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こんばんは〜 宮本さんの講演会に行ったんですね。私は風邪ぎみでいけませんでしが 参加者はみんな感動してました。ハイジのお母さんのお陰で内容がさらに わかりました。ありがとう 合格していく同級生に少々イラついている受験生の娘に 人生は長いんで〜無駄なことなんかないんで〜と山場までまだまだ ありま〜す

2006/12/7(木) 午後 11:20 [ ピーター ]

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あ〜〜〜、少しでもピーターさんのお役に立てたなら、私にとって、こんな嬉しいことはありません。(涙)せっかくの「感動」を残したくて、私はブログに刻印しています。今こそ、娘さんの気持ちに寄り添ってあげる時かも…ですね。陰ながら、応援してます☆

2006/12/8(金) 午後 7:59 ハイジのお母さん

最近PCが変でごめんなさい。素敵な記事ですね。いい講演会でしたね。私は実はいじめをしてました。それでいじめられましたから両方の気持ちがわかります。いじめる心は醜く汚いですね。いじめられて気づきました。小学生の時です。ぽち。

2006/12/10(日) 午後 2:45 raburin

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自分の体験からいじめの記事を書きました。この記事を転載させてね。

2006/12/10(日) 午後 2:48 raburin

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あ〜〜〜!らぶりんさんに共感してもらってうれしいです(涙)。転載までありがとうね☆☆☆

2006/12/10(日) 午後 7:55 ハイジのお母さん

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