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やはり原子炉はメルトダウンを起こしていた。
原発事故が発生してからは
「メルトダウンが起きたらおしまい」
という雰囲気であったが、いざこの事実が発表されて、この落ち着き様はなんだろう?
今までの原子炉事故報道で、世間もマスコミも慣れてしまっているのか?
本当はこれは
「最大の非常事態」
ではないのだろうか?
今まで原子炉の冷却に使われたと信じられていた水のうち、数千トンは燃料棒を満たすことが
出来ずに行方不明という。
高濃度に汚染された水はどこに行ったのだろう?
放出された放射性物質の実際の量や濃度はどうなのか?
海洋の汚染は、とんでもないレベルになっている可能性がある。
神奈川の茶葉から、高濃度のセシウムが検出されている事実は
汚染が相当な広範囲にわたっていることを物語っている。
起こってしまった事はもはやどうしようもない。
今さら責任の押し付け合いをしたところで、どうにもならない。
電気に頼り切った便利な生活を享受していた我々に、誰かを非難する
資格があるとも思えない。
今回の事故は日本の技術や思考、仕組みが
「欠陥だらけ」
だったことを証明した。
我が国の
「安全神話」
「技術神話」
などは妄想だった。
コストダウンの名のもとに、貴重な技術や労働モラルが失われてしまった。
会社を分割して責任を子会社に押しつけ、さらに請負会社に丸投げするような
いい加減な仕事が日常的に行われている。
技術の伝承や人材の育成に、カネと時間がかかるのは当たり前だろう。
それを惜しんでどうしろというのだろうか?
行き過ぎたコスト競争が、結局文明を滅ぼしてしまわないか?
あの災害以来、あまりにも思う事が多くて疲れてしまった。
自分が何を思ったところで何かが変わるわけでもないけど・・・
豊かできれいな水と多様な風土で、世界にその美しさを誇った日本。
世界に誇れる美しさを、もはや後世に伝える事ができないであろう現実が、
取り返しのつかない事故を起こしてしまった後悔と、原発の存在と決して
無関係ではない生活を送って来たという自責の念で、とてつもない重さとなって
気持ちの中に沈んでしまったきりです。
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■回顧
あの時代は原発最優先だった、
2011/5/15(日) 午後 6:34 [ nas*a20*0* ]