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今日の話は、少々痛いお話ですので、苦手な方は通り過ぎて下さい。
昨日は、約2週間ぶりの稽古。 北九州大会まであと1ヶ月を切りましたが、無理は禁物と、均し稽古です。 大会用に1セット演武の後、古流の指導。 そして、先日習ったばかりの奥伝へ。 うちの道場では、近藤知善と山本晴介、2系統を稽古します。奥伝になると、違いが顕著になるので、同時に覚えなくてはなりません。 そして、運命の「戸詰」「戸脇」。 通常、「戸詰」は左右斜め、「戸脇」は左斜め後ろと右斜め前。近藤系はそれなのですが、山本系は2つとも左右に対して行います。 「戸詰」はまあまあ良かったです。 そして「戸脇」。正面をむきながら刀を抜き出し、突然体を右に向け、後ろ(最初に座った時の左側)の敵を刺し、瞬時に前(最初に座った時の右側)に向き直って切り下ろす、というものです。 ・・・、もう何が起こったかおわかりでしょうか。この、「突然後ろの敵を刺す」がポイントです。 そうです。自分の左手の蛙股をものの見事に刺してしまいました。 「あっ!」と思った瞬間にはすでに刀が抜けている、我ながら凄い早業。 感心してる場合やありません。左手の蛙股がパックリと割れて、中の具が丸見え。思うに、切先が完全に入ったみたい。 さすがに噴き出す血。慌てて左手を頭上に掲げ、とりあえず血止め。 先生が道場に床に落ちた血を拭いている間に、急ぎ最寄りの病院へ。 この時すでに午後10時。救急です。 幸い、最寄りの病院では、当直の看護師さんが知り合いの方、そして当直医が外科医の先生(しかも、たまたま私の事をご存じだったのも幸い)だった事、色んな事が幸いして、怪我の状況を見て、「これなら大丈夫」とその場で縫合処置。 処置をして下さった先生も、日本刀による傷を見たのは初めてだったようで、「(日本刀の傷って)きれいな切り口なんだねえ。」といたく感心されてました(仕事柄、そんなきれいな切り口は見ないそうなので)。 不幸中の幸いというか、指の筋も絶たれてませんでした。 結局、左手の蛙股を3針、左手の親指を2針縫い、ついでに破傷風の予防接種も行い、病院を後にしました。 まあ、家では嫁さんからビックリされ、挙げ句に「(居合に)むいてないんじゃないの?」とまで言われる始末。返す言葉もありません。 ここまで切り傷増やす自分にか〜な〜りの自己嫌悪です。 原因としては、刀が抜ける時、右手と左手(腰も)が連動しておらず、右手のみイメージ通り早く動いてしまった結果、残ったままの左手に吸い込まれたものと思います。 あと、体が出来ていない状態で早さを追い求めたのも問題です。結果として「早い」でないといけないのに、中途半端に体が動けてしまうが故の慢心というしかないでしょう。 「思います」ってのも変なのですが、刺した瞬間の事、まるで覚えてないんですよね。刺された痛みも感じなかったし。それぐらい無意識に体が動いてました。 とりあえず、今日からしばらくは病院通いです。 今日の夕方、病院に行ったら、すっかり有名人になってました。そら、そうでしょうねえ。夜の申し送り事項に「日本刀で怪我した人が救急で来た」なんて書かれてあったら。 ま、当然居合の稽古も中断です。包帯グルグル巻きで、左手が全く使えないので。服を着替えるのすら難渋するという、日常生活にも支障を来しているので。 大会までに治るかどうか。治っても力一杯は振れないでしょうね。 筋に何の影響もなかったのが唯一の救いです。 これを戒めとして、稽古法を考え直さないと。 みなさん、気をつけましょうね。 って、こんだけ手を切ってるのは私だけなんでしょうねえ。 あ〜あ、自己嫌悪。かなりへこみます。もしかして、才能ないとか、居合にむいてないんじゃないか、とか、色々と考えてしまいます。 https://history.blogmura.com/his_shiseki/index.html ↑よろしければクリックお願いします。 |
居合・古武道
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