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10月22日付けのNature誌に報告されたとある現象。 スコッチテープ(別のどのブランドでもよいのでしょうが)を、真空の中で 剥がすとX線が出る。それも、ちゃんと指の骨のレントゲン写真が取れるほどの 十分の量のX線だそうです。 上のリンクのところに写真が出ています。 この、粘着しているものを剥がす、という行為で起こるエネルギーの放出が X線という形になって出てくるらしいけれど、そのメカニズムは不明だそうです。 ものをこすったりすると光が出る、(静電気ではなく)という現象は、西暦1605年に フランシス・ベーコンが角砂糖を擦ると光が出る、という観察記録を残しており、 また、結晶を潰すと光る、ということも古くから知られている現象です。 説明としては、結晶構造を保つために原子同士がつながっていたものを無理やり引き離し、 (つまりエネルギーが高い、不安定な状態にし)そこからまた安定した、繋がった状態に 戻るときに要らなくなったエネルギーが放出されて光として見える、と考えられています。 この、テープを剥がすとX線がでる、という現象も、1953年ごろロシアの科学者チームが 報告していましたが、みんな眉唾モノだと思って取り合わなかったようです。 今回発表したチームはまさかと思ったけれど面白半分で試しにやってみたところ 予想外に大量のX線が放射され、びっくりしたとのこと。 因みに、真空下でなく常圧ではX線は出ないので健康に気を使わず
いつもどおりにテープを使っても大丈夫ですよ。 |
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2008年10月23日
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