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カブトムシのさなぎは、こうやってノックの音を出して他の幼虫を遠ざけるようだ、
ということが観察されたそうです。
他の幼虫が来ると自分の作った小さな脆い居室が崩れ、死んでしまうので、
「来ないでね」サインを出しているらしい。。。
詳しくはここ
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Scienceとか
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今年もノーベル賞とイグ・ノーベル賞が決まりました。
ノーベル賞はともかくとして私の大好きなイグ・ノーベル賞、今年の受賞者には日本の報知器会社の研究が入っています。
受賞者の記事はこちら(日本語です。)
まじめだけれど(まじめだから?)笑える研究として受賞したのは、火災報知機などで音の替わりに
わさびの匂い
を噴出して人を起こしたりする、というもの。ちゃんと実用があって、聴覚障害の人などのために開発されたそうです。
でも私が紹介したかったのは受賞のことだけでなくその波及効果。
受賞のお陰でこの機器の存在が知られ、問い合わせが相次いでいるとのこと。
ちゃんと記者クラブの会見イベントになっています。
なんとなく、イグ・ノーベルファンとしても(笑われるねたになったとしても)一生懸命開発した人たちが報われたような気がして、ほのぼの嬉しいです。★
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今年もノーベル賞の季節がやってきました。 ということは、Ig Nobel Prizeも出たということです! どれどれ、今年はどんな馬鹿馬鹿しい研究を真面目に科学的手法を用いて行った人がいるかしら。 以前にご紹介したことがあったかもしれませんが、IgNobel Prizeというのは Annals of Improbable Research (ありえない研究の年報)という 科学者の冗談雑誌のようなものが授与する、 「笑ってしまうがその後「ふ〜む」と考えさせられる研究」に 毎年送られる世界的な賞です。 マサチューセッツ工科大学で、本物のノーベル賞受賞者も招いて行われる 授与式は、チケットを取るのがなかなか大変な一大イベントです。 1991年に第一回の授与が行われてから、毎年実在の馬鹿馬鹿しい研究や 社会行動を祀り上げてきました。 Ig Nobelとはもちろんない造語ですが、Ignoble (下品な、卑しい、下劣{げれつ}な、見さげはてた、生まれの卑しい、品性低劣な、また不名誉{ふめいよ}な、恥ずべき)に引っ掛けてあります。 さて、前置きはともかく今年の受賞者は。。。(英語のフルな説明は[こちら] 獣医学賞 − 名前をつけられた乳牛は名無しの乳牛よりも多量の牛乳を生産することを発見したイギリスはニューキャッスル大学のキャサリン・ダグラス氏とピーター・ローリンソン氏。 平和賞 − ビールが入ったビール瓶と、空のビール瓶で、頭をぶん殴られるのはどちらがましか、ということを実験的に実証した、スイス、ベルン大学のステファン・ボリジャー氏他4名。 経済学賞 − ちびっちゃい銀行が速攻で巨大銀行になり、その逆もまた可、そして一国の経済にもそれを応用することができることを立証した、アイスランドの4つの銀行の役員や首脳陣、そして会計監査役の皆さん。 化学賞 − テキーラからダイアモンドを作ることができることを立証した(もちろん)メキシコのハビエル・モラレス氏ほか2名。 医学賞 − 指の関節をぼきぼき鳴らすと関節炎になるというのは嘘だということを、左手の関節だけ60年間以上鳴らし続けて(右手は鳴らさず)証明した、アメリカのドナルド・アンガー氏。 物理学賞 − なぜ妊婦は前のめりに転げないかを説明したアメリカ・シンシナチ大学のキャサリン・ホイットカム氏他2名(ハーバード大学とテキサス大学の研究者)。かの有名な Nature誌で発表されていた記事。 文学賞 − もっとも頻繁に交通違反をする”Prawo Jazdey"さんに年間50件も違反通知を出したアイルランド警察。 実はPrawo Jazdeyとはポーランド語で運転免許証のこと。 公衆衛生賞 − (これが私の今年のお気に入りです!)緊急時には、1対の保護マスク(自分用ともう一人)にも使えるブラジャーを発明し、特許までとった(米国特許7255627号)エレナ・ボドナー氏他2名。
数学賞 − 極小から巨大までの膨大な範囲を持った数字の一群とともに生きる、単純な日常的な方法を普及させたジンパブエ予備銀行首脳、ギデオン・ゴノ氏。1セントから$100,000,000,000,000までの貨幣を発行した。 そして生物学賞には日本人が輝きました。パンダの糞から分離されたバクテリアを使えば、台所の生ごみの重量をを90%削減することができることを発見した田口フミアキ氏他中国人研究者2名。 すべて、まともな科学研究報告雑誌に掲載されて(ということは科学的に問題ないという審査を通って)いた研究成果です。 という訳で、今年も笑えました。(~−~) |
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10月22日付けのNature誌に報告されたとある現象。 スコッチテープ(別のどのブランドでもよいのでしょうが)を、真空の中で 剥がすとX線が出る。それも、ちゃんと指の骨のレントゲン写真が取れるほどの 十分の量のX線だそうです。 上のリンクのところに写真が出ています。 この、粘着しているものを剥がす、という行為で起こるエネルギーの放出が X線という形になって出てくるらしいけれど、そのメカニズムは不明だそうです。 ものをこすったりすると光が出る、(静電気ではなく)という現象は、西暦1605年に フランシス・ベーコンが角砂糖を擦ると光が出る、という観察記録を残しており、 また、結晶を潰すと光る、ということも古くから知られている現象です。 説明としては、結晶構造を保つために原子同士がつながっていたものを無理やり引き離し、 (つまりエネルギーが高い、不安定な状態にし)そこからまた安定した、繋がった状態に 戻るときに要らなくなったエネルギーが放出されて光として見える、と考えられています。 この、テープを剥がすとX線がでる、という現象も、1953年ごろロシアの科学者チームが 報告していましたが、みんな眉唾モノだと思って取り合わなかったようです。 今回発表したチームはまさかと思ったけれど面白半分で試しにやってみたところ 予想外に大量のX線が放射され、びっくりしたとのこと。 因みに、真空下でなく常圧ではX線は出ないので健康に気を使わず
いつもどおりにテープを使っても大丈夫ですよ。 |






