月子の徒然日記

やっと、一段落です!(^o^)!また、訪問に行きますねー♡

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 「ヘンダーソン婦人の贈り物」、2005年に作られたイギリス映画。イギリスと言えば、ミュージカ

ル、「キャッツ」も「オペラ座の怪人」など、ロンドンから世界へ発信されてますよね。この映画は、実

話にもとにして作られてるからというからビックリ!さすが、ミュージカルの発信地。随所にミュージカ

ルシーンが盛り込まれてるんだけど、それがストーリを壊さず、また内容も面白い。去年みたアメリカ映

画の「ブロードウェイ」に比べても、「ムーランジュール」に比べても質の高い映画になってたよ。

 で、ストーリーなんだけど、時は1937年、莫大な遺産を受け継ぎ未亡人となったヘンダーソン婦人

、夫は亡くしたけど、自由で気ままな身分になり、友人に進めらて何か楽しめる事を探しだす。そして、

行き着いた先が劇場経営。ウエストン地区ソーホーにあったウィンドミル(風車)劇場を買い取って、支

配人に、ヴィヴィアン・ヴァンダムを雇うんですね。この二人、劇場経営で最初は対立しながら、とにか

くヘンダーソン婦人は好奇心旺盛、70歳になってても、負けず嫌い、他の劇場に負けないミュージカ

ルをと支配人が行うオーディションにも口を挟み、しかし、支配人も負けてない、自分のやり方でやらせ

てもらえなかったら劇場を辞めると言い出すしまつ。この二人のやりとりが面白い。ウイットに富んだ会

話。雇われててもけして媚びない、支配人。芸達者な役者さんが演じてるだけにこの二人の関係の変化を

見るだけでも面白いですね。支配人は最初に婦人から「ユダヤ人でしょ」と指摘され、怒って「雇われな

くても結構だ」と。ユダヤ人の差別ってあるんですね。婦人は貴族で、人の気持などお構いなしの自分勝

手。それでも、支配人に彼を決める、「有能な人物に違いないわ」って具合。

 他の劇場にない演目をということで、この婦人は‘ヌードレビュー’を提案するんですね。これはイギ

リスの歴史に残る斬新な企画。この当時、絶対考えられないアイディア、というか、現代でもヌードを

全面的に見せるミュージカルなんてそうそうないですよね。それが、この劇場では、毎日上映しようとす

るんだから、驚き。このヌードレビューを始めると聞きつけた、検閲官が猛反対。まぁ、この時代当たり

前。しかし、さすが貴族の婦人、この検閲官と知り合いで、私にお任せと説得にあたる。「ヌードは芸術

ではありませんか。美術館に行けば絵画にヌードの婦人はたくさんあるじゃないです。」と。これには、

検閲官も渋々、「絶対舞台の上で動かない」という事を条件に了承するの。この舞台で動かないヌードの

演出が旨い!ライティングの設定も良く、本当に芸術的な使い方ができていて、下品ではなく、上品な仕

上がりになっていて、一見の価値ありですよ。このヌードダンサーをオーディションするくだりも面白か

った。さすがに、皆、男性スタッフがニヤニヤしてるなか、裸になる、そこで「男性人も裸になるのなら

脱いでも良いわ」。そこで、全員で裸になるの。その場を見たヘンダーソン婦人はたじろぎもせず、支配

人に向かって「あなた、やっぱりユダヤ人だったのね」と。このヌードレビューは大成功を収め、連日、

劇場は満員御礼。時は、第二次世界大戦に突入。出兵前の兵士たちで。そして、劇場が終わる頃には、出

口でスターダンサーたちを待っている。中には恋人になっている人もいる。

 ヘンダーソン婦人には、先の第一次世界大戦で、21才になる息子をフランスで戦死させていた。その

息子の墓参りにフランスまで飛行機を飛ばしていったんだけど。たまたま、劇場でバラの花を持って立っ

ていた若い兵士が、多分死んだ息子に似ていたんだと思うんだけど、彼に年が21才だった。彼は、一番

のスターダンサーに会いたがっていることを知って、「恋はしたくないの」という彼女に、その若い兵士

との仲を取り持つんですね。それが悲劇の始まりとも知らずに。彼女はその兵士と恋に落ち、そして妊娠

しちゃう。それは、ヌードダンサーとしては致命的!劇場を辞めるしかなくて、追い討ちをかけたのが、

その若い兵士には別に恋人がいたこと。彼女は悲嘆にくれ、劇場を飛び出す、その時、ナチの空襲が・・

彼女は爆撃にやられ、返らぬ人に。劇場は閉鎖にという検閲官。それに、婦人は絶対に閉めないと演説を

する。ここで、婦人の秘密、ヌードレビューを立ち上げた訳が分かるんです。彼女の若くして戦死した、

息子が、遺品の中にヌード写真を持っていた。彼女はその写真を見て不憫の思ったのでした。「私の息子

は先の大戦でフランスで毒ガスにやられてなくなりました。その遺品の中にヌード写真が入っていたの。

その写真を見て思ったは、息子は本当の女性のヌードを見せたかった。だから、私はヌードレビューを始

めたの。出兵前の兵士たちに本物の女性のヌードを見せてあげたかった。これが、私から、あなたがたへ

の贈り物なの。だから、何があっても劇場を閉めたりしないわ。」。瓦礫の中での演説。胸にジーンとき

ました。戦争の悲劇がここでも。ほろりとさせられ、戦争なんてどうしえあるんだろう。この映画でも考

えさせられる。そして、婦人は1944年終戦を前に返らぬ人に。そも後は、支配人が後を継ぎ、劇場は

続けられた。

 このヘンダーソン婦人役の女優さん、ジュディ・ディンチさんは、何と、ジェームズボンドシリーズで

ボンドの上司、Mを演じてる人なんですね。あのMのきびきびした、いかにも情報部を牛耳る上司という役

柄とは、想像できない、自分勝手で、世間知らずの貴族の未亡人を、憎めないかわいらし女性として演じ

られてましたね。時折見せる寂しげな表情も良かったです。それと、支配人に奥さんがいたと知ったとき

の落胆の仕様。支配人は気づかなかったけど、しっかり嫉妬してました。こういう女ぽっいとことか、幾

つになっても女は女でいたいなと、可愛くうつるから不思議。本当に、旨い女優さんでした。楽しい映画

で、ほろりとさせられ、やっぱり戦争の悲劇も描かれるし。ミュージカルシーンも随所に盛り込められて

いて色んな意味でエンターテーメントな映画でしたよ。是非、お勧め!!

オーロラ

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「オーロラ」を見てきました。と、書いても知ってる人って少ないだろうな。ミニシアター系の映画館

で上映。テレビでの宣伝もなし。物語もバレエのジゼルを題材にしたような悲恋ものだし。フランス映画

です。ただ、この映画館では、夏から宣伝しており、自信作なのであります。つまり、コアなファンには

たまらない。特に、バレエファンには。売り文句は、パリオペラ座のソリストが出演!それに加えて、豪

華ではないけど、ロマンチックな中世のお城と衣装。それに神秘的な庭園と森。舞踏会での、幻想的な踊

り。でも、内容はシリアス。オーロラは踊ることを禁止された国のお姫様。それでも、踊ることを辞めら

れず、こっそり、いや、心の赴くままに躍る。そのたびに父である国王に止められるんだけど。オーロラ

の踊りは「自由」の象徴だろうな、と思いつつ。オーロラの母親、つまり、王妃はもともと踊り子で、舞

踏会で国王と知り合い、恋に落ちる。でも、国王は王妃に踊ることを禁止し、それを王妃は、愛する人の

決めたことだからと受け入れるんですね。愛って「束縛」を伴うのね。このテーマは、冒頭で、罠にかか

った、鷹を自由な空に放つシーンからも想像しちゃいました。ここで、悪徳側近が現れ、大蔵大臣みたい

な人物なんだけど、国王に「国に財政は昨今の悪天候で農作物の不作が続き、悪化しております。ここ

は、オーロラ姫をお金持ちの王子さまと結婚させて、財政を立て直す意外ありません。」と進言。王は、

「姫は愛する人と結婚させる」といいつつ、結局、国の財政を思い、舞踏会を開いて、いわば、お見合い

させることに決めるんですね。そのたびに、オーロラは美しい衣装を身にまとい、画家に肖像画を描かせ

られる。でも、すぐ、この堅苦しいドレスを脱ぎ捨て、下着姿で踊りだす。可憐でロマンチィクな踊りで

見ごたえあります。やっぱり、「踊り」は「自由」の象徴なんだな。そして、自由恋愛の始まりの予感。

王妃は、母親はいつの世も子供の味方でいてほしいと思わせる理想の母親。国王に「オーロラは、彼女が

愛する人とにしか嫁がせません。」ときっぱり進言。これを聞いた、悪徳大臣は、王妃を毒殺し、オーロ

ラが愛した、画家さえも幽閉し、逃げ出した画家を森で殺害してしまう。いつの世にも悪徳人物はいるも

の。王妃は危篤の床でオーロラに「どんなに悲しい時も踊ることを辞めてはいけませんよ。踊りはあなた

を雲の上に連れて行ってくれるでしょう。それと、弟を頼みますよ。」と。オーロラは、画家が死んだと

き、踊りだし、ここはメルヘンですね、空に上って、雲の上で、画家の霊とデュエットを踊るの。このバ

レエのシーンも美しい。冒頭で助けた鷹の妖精が現れ、悪徳大臣が王妃を毒殺したことを暴き、オーロラ

の手によって火に焼かれてしまう。このあと、弟は画家になることを志、城を出て、放浪の旅に出る決心

をするんですね。お別れに踊るオーロラの踊りが、花びらが敷き詰められた庭で、夢のように繰り広げら

れ、そして、画家の待つ、空へと旅たっていくんです。自由も愛も得がたいもので、美しいものは、儚く

幻想の中にしか存在しえないのだろうか。それは、切なくて、悲しい!でも、自由と愛の為に命を捧げら

れたオーロラは幸せそのものだった、そういうラストでした。

セプテンバーテープ

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 9・11テロから1年後のアフガニスタン!戦場の生々しい緊張を8本のテープが再生する。このチラ

シのうたい文句からドキュメンタリー映画かかと思ったら、一応ストーリーのある映画なんだと書いてあ

ってビックリ!わざわざ、アフガニスタンまでロケを敢行!まず、その勇気に拍手を送りたい。

 あらすじ的には、テロの首謀者、ビンラディンを探し出し、インタビューを行うこと。ただ、それだ

け!その為に、制作者たちは自らに三つのルールを課した。一つ目、アフガニスタンにいる間は、自分の

役柄になりきること。二つ目、危険な状況に陥っても、撮影を続けること。三つ目、何があってもカメラ

から決して離れないこと。2004年のアメリカ映画。アフガニスタンは無政府状態化している。監督・

脚本はクリスチャン・ジョンストン。脚本があるのに驚き!それに、本物の銃撃戦に出て行く役者がいた

とは!主役の役者は、ジョージ・カリル。ワイルドで肩にタトッーをいれたマッチョなやつだ。このジョ

ージが中心になって、北部同盟の将軍や闇の武器商人にインタビューをしに行く。これらの人は全て本物

危険を犯してのインタビューだ。夜のカブールには戒厳令がしかれていた。そのわずかな時間をねらって

会いに行く。街には、ライフルを抱えたアフガン兵士が立ち。アメリカ人を狙う賞金稼ぎもいる。それで

もとことん、ビンラディンの行方を追い続ける。インタビューで聞く、北部同盟の兵士たちは口を揃えて

「アメリカの方がテロの首謀者だと思わないか。何故、アラブ人がテロを起こしたか考えてたことがある

のか。」と詰め寄る。その答えをありのままに録音している!そこが、ドキュメンタリー映画に見せる。

生の迫力がひしひしと伝わってくる!ぶれるカメラ!揺れる映像!兵士の一人から「何故、ビンラディン

を追うんだ」と問われ、「俺はテロのビルの側にいたんだ。3000人もの人が死んだ」と。ジョージは

時折録音してきた、妻のサラの声を聞き、君に会いたいよ、とつぶやく。どんな言葉を録音してるんだと

通訳のワリに尋ねられ、「愛してるさ」とそっけなく答える。この録音されたサラの言葉、この映画のラ

スト(まだ、8時間分のテープがアメリカ政府に没収されてるため、これがラストかどうかは?だけど)

で重要なテーマとなる。それにしても、危険を承知で無政府状態のアフガニスタンに行き、実際の将軍や

ビンラディンを追ってる賞金稼ぎを追っていくあたり、並みの勇気と信念とがないと無理だろうと思った

ジョージが賞金かせぎの情報を得るためわざと刑務所に入るんだけど、そこで得た情報で、さらに危険な

状況へと自らを追い込んでいくんですね。そう、ビンラディンを追う事は、反アメリカのテロ組織に近づ

くこと。命の危険の真ん中に進んでいくことなんだから。案の定、途中で、賞金稼ぎのバハリから、足手

まといになると置いて行かれる。その中で、タリバンの残党にロケット弾を打ち込まれ、銃撃戦があり、

とうとう、通訳のワリが死ぬ。全て、本当の銃撃戦!ビンラディンがパキスタンの国境付近にいると聞き

それでも、追い続けるクルーたち。無謀なロケだ!

 ラスト付近でサラの怯えた声が流れる。「あなた、飛行機が変なの。誰かにのっとられたみたい。キャ

ー、愛しているわ・・・」、あのビルに激突した飛行機に乗っていたサラの最後のメッセージだったんだ

何故、こうも命の危険を犯してまでビンラディンを追うのかの答えが見えた!愛する人を亡くした瞬間に

人は変わる。待ち続けても何も戻らない・・・探すしかないんだ。君を奪った連中を。この言葉がラスト

で流れる。この映画のテーマは、そのまま、反対側のアフガスタン人に、そして、テロを起こしたアラブ

人に当てはまるだろう。きりのない戦い!アフガニスタン人は決して、ビンラディンをかくまって

はないが、反アメリカであることは間違いない。何故、テロを起こしたか考えたことがあるか。と言った

後、やり切れなさそうに、「もう、いいから、帰れ」とつぶやいた兵士。戦場は間違いなくアフガニスタ

ンだ。いまだに、ナトーのドイツ軍が駐留しており、自爆テロや地雷の犠牲になって生きている。

 不思議なことに、この8本のテープはアフガニスタンの国境付近で発見される。それでは、この映画の

クルーたちはどうなったのだろうか?それは、この映画からは分からなかった。

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 韓国映画だけど、日本ではマイナーな監督、キム・ギドクの最新作。なぜかと言うと、普通のラブスト

ーリーではないから。でも、ヨーロッパではすごい評価が高くて、逆輸入のような人ですね。私は大好き

な監督なんですけど。人間の心の闇を手探りで歩くような、心理描写がとても旨い。なんせ、主役には、

まったく台詞がない!役者は目で演技する。表情で全ての感情を表現させるんだけど、だから、返って

想像力を掻き立てられるんだよね。この「弓」もそうでした。主人公の老人にも、ヒロインの、キム・ギ

ドク監督のミューズと呼ばれてるハン・ヨルムも、表情だけの演技が要求されてて、見事にそれに答えて

いました。あらすじは、まず、海に浮かぶ釣り船が舞台。孤立した空間はキム監督の表現方法で、人間が

孤独な存在であることを表現してるような気がしてる。老人は少女が6歳のときに迷子になってたかどう

かで、拾ってきてこの釣り船で育てるんですね。そして、少女が17歳になったら結婚式をあげることを

生きがいに、婚礼の準備を少女には秘密に進めるんです。老人は強面のひげづらで、弓とヘグム(韓国の

伝統楽器、胡弓に似ている)の名人。その老人が、少女との結婚式の日に♡マークをつけてて、待ち通し

そうに一日の終わりに×印をつけてゆく。楽しそうに!老人の少女に対する執着の強さは、そのまま人間

の欲望の深さの様な気もする。釣り船に来る客が少女に悪戯しようとしたら、必ず、弓で威嚇する。少女

を守るためと言うよりは、嫉妬心の強さと少女を独り占めしたい欲望の強さだ。そう、独り占めしたいか

ら逃げ場のない海の船に少女を閉じ込めている。この少女の描き方が非常にうまい!このハン・ヨルムは

非常に目の演技が旨くて、あどけない表情や男に対する挑発的な表情がとても旨い!脇役には台詞がある

んだけどね。主役に台詞がない分、映像がとても美しい!例えば、少女の服装。赤いワンピースにグリー

ンのカーティガン、パッチワークのカーティガンにエスニックちょうのミニスカート。灰色の海に映えて

綺麗だったな。この老人は‘弓占い’ってものもするんだけど、これが面白いんですね。まず、少女が船

からぶら下がったブランコにのり、その向こうにある菩薩の絵に向かって弓を放つ。その時、少女の手首

に極彩色の布が結ばれ、その布が海面をヒラヒラして、美しい!こういう演出の仕方が映画に色を添え、

映画を飽きさせないんです。老人は何をおもってこの少女を連れてきてしまったのか。ここで監督の表現

したいものは何か!海に浮かぶ孤立した空間。これが人間の孤独を表してるのなら、老人は、その孤独を

埋めるために、又は、ピグマリオンの様に、自分好みの人間に育てたかったからか。それとも、自分の寿

命に不安を感じた老人はその不安を少女で埋める為に!少女の命の輝きに、自分の希望を見たのかもしれ

ない。この少女は、釣り船に来た、若いイケメンの青年に淡い恋心を抱くのですね。これは、普通の心理

ですよね。キム監督は、アブノーマルな世界とノーマルな世界を対峙させることで、より老人のアブノー

マルな心理を際立たせてる!この青年は少女の境遇に同情し、少女の本当の両親が今でも少女を探してる

ことを突き止め、船にやってくる。勿論、老人は歓迎するはずないですよね。少女の捜索願いを破り捨て

青年を弓でいろうとするが、少女が楯になり守ろうとするのを見て、老人は諦める。いったんは。少女は

青年と一緒に船から出ようとするんだけど、何を思ったか、船に戻るのです。そして、老人と結婚式をあ

げるんですね。その時の衣装が韓国の伝統的な極彩色の衣装で、青い空に映えて美しい!少女は老人を愛

していたんだろうか?少女は青年と会ってから、老人に体を触られるのを嫌がり、わざと釣り客に寄添っ

てみたり。それは、老人に対する嫌悪感の表れと思っていた。でも、この孤立した船の孤独が老人に対す

気持をこころの深いとこで‘愛’に育てていたのだろう。でも、この‘愛’は未分化の愛に感じられてし

まう。家族愛と同情と哀れみの入れ混じった。その少女の実成熟性と相まって。老人と二人結婚式の後、

小さい船で新婚旅行に、船出してゆくんだけど。老人はやっと少女をその手にすることができる、服を脱

がせるが、下着姿になった少女を布団の上に寝かせたまま何もせず、少女が寝入るのを待つ。その後、

老人は少女を弓でいろうとするが、思い留まり、弓を空にむけて放つ。そして、彼は海に飛び込んで自殺

してしまうのですね。少女の命の輝きが老人を正気に戻したのか。老い先自分がこのまま少女を幸せにで

きないと思ったのだろうか。欲望は最後に絶たれた気がする。監督の真意は?少女を乗せた船は導かれる

ように釣り船に戻りつく。そこで、監督らしい、演出が!少女は船の上で、老人の霊ともいえるものに抱

かれる。弓が少女の足と足の間に空から落ちてくる。そして、鮮血が少女の白い下着を染め・・・老人の

執念が死して、欲望を成就させた。このシーンはちょっと衝撃でしたね。幻想的なエロチィクで。少女は

青年と街に向かう。そこで映画はエンド!うーん、見ごたえありましたね。台詞のない演技と演出。夜に

響くヘグムの音色。その音色が切なく響く。それは老人の愛の証。美しい映像と人間の闇の心理を想像さ

せる面白さ。一度は見て欲しい映画ですね。きっと見る人によって様々な感想をもてると思う。キム・ギ

ドク監督作品はDVDになってるので、機会があればお勧めです。「春夏秋冬そして春」は最高に映像の美

しい映画で、もちろん内容も良かったですよ。(再度、気を取り直して、書いてみました。)

マーダーボール

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 これは、凄いやつらが集まった、車椅子のラグビー映画!その激しさゆえに、「マーダー」=「殺人」

と呼ばれてる、スポーツのドキュメンタリー映画です。とにかく、皆凄い障害を抱えてるんだけど、それ

をものともせず、世界選手権・パラリンピックを目指してトレーニングするんですね。

 大筋は世界選手権の常勝チームアメリカとそれを追いかけるカナダチームのバトルを軸に、各選手の人

生模様を交えながらすすんでいくので、ドキュメンタリーでも最後まで飽きないでみれるよ。

 抱えてる障害が半端じゃない、下半身不随は当たり前。そのうえ、手も握力が弱くなってるので、手袋

に松脂をつけ、ボールを持ちやすくしたり。両手首のない選手は義手をつけ、ボールをパスする。コート

はバスケットのコートを使うんだけど、ランニングする間はボールを膝の上に載せて、そのボールを奪い

に、容赦なく相手チームが車椅子でぶつかってくる。この迫力がすごいんですね。だから、車椅子も普通

じゃない。戦闘車そのものに見えてくる!選手たちは絶対に同情されるのを嫌うから、普段の生活から自

立していて、両手首のない選手でも、着替えも料理も洗濯もなんでも自分でこなす。もちろん、車の運転

も。選手の一人が、「ここまで一人でやってきたの」と訪ねられ「車でさ、じゃなかったらここに居られ

るわけがないだろう」。普通に暮らしていたら、とても不便な生活だと思いがちだけど、一度どん底から

立ち直った奴らの生活ぶりは、エネルギッシュそのもの!見ていてかっこ良かった!もちろん、恋愛もあ

り。アメリカチームのリーダー役のスバンの恋人は、死体置き場で働いていた、普通の女性。彼女曰く「

母性本能がくすぐられるのかしら。」って。それは、あるかな、と同じ女性として共感できる話ではあ

る。このスバンが事故にあったのは、親友と飲んでいて、よってその親友の車の荷台で寝ていたら、その

親友が気づかずに車を運転し、それで荷台から運河に振り落とされて、14時間も放置され、それがもと

で障害をもつようになる。その親友は罪悪感から、それ以来スバンとは会ってなかった。それが、同窓会

で会い、お互いのしこりを取り除き、また、親友にもどり、スバンの応援に駆けつけるんですね。単なる

スポーツドキュメンタリーじゃなく、「人間」がしっかり描かれてます。カナダチームの監督もそうで、

ジョーというんですが、彼はもともとはアメリカチームのリーダー的存在だったが、ある大事な試合のメ

ンバーからはずされたために、アメリカチームを辞めて、カナダチームの監督になり、世界選手権でアメ

リカチームを打ち負かす。因縁の対決が、アメリカとカナダの間で繰り広げられる!この試合場面も見ご

たえ充分!凄い、体当たり戦の連続。ただでさえ、体、それも首にボルトの入ってる奴らとは思えない凄

さ。そして、アテネオリンピックを迎える!さて、どちらのチームが勝つのか、映画を見てほしいとこで

すので、見てのお楽しみということで。でも、マイナーな映画だから何処ででも上映されてないかな。そ

の時はコメント欄で尋ねてね☆かっこいい、男のドラマでした!!

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