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今年は本当に水不足だ。
お陰で代掻きに何時もの倍以上の時間と労力が掛かった。
28・29日の連休は1反弱の田の代掻きに費やしてしまい。
3・4・5日の連休は残りの1反強の田の代掻きと田植えで終えた。
代わりに良かった事は、代を掻いた翌日に田植えをしてしまえた事だ。
未だかってない事だ。
最低でも二日置いた三日目でないと田植えは無理。
何故なら植えた苗の上に田植機の船が寄せたドロドロの土が被ってしまうからだ。
其れが、今年は水が無かった為、ドロドロに出来ず、コテコテ止まりまでしか代が掻けなかった為、
土が寄らず、翌日でも無事植える事が出来たのだ。
お陰で最後の6日は雨降りだったが、地元の廻り番の仕事も済ませ、
午後は持ち帰る野菜や椎茸採りが出来た。
百姓に帰ったその間パソコンどころでは無いのは分っていたから持ち帰らなかった。
主人の母は80歳を越しているのに朝星夜星で、結局ニュースさえ見られない生活だった。
毎年の事だが、世のサラリーマン族が、レジャーを楽しんでいる頃、
普段より忙しい思いをするのが兼業農家の常だ。
其れも、止めて米を買った方が安上がり位なのに、暇で元気な年寄りの仕事の為に遣っている。
お陰で彼方此方筋肉痛だ。
優しい息子達は、主人が怪我をして無理出来ないからと、東京や名古屋から手伝いに来てくれた。
如何しても連休に済ませる為、足りない水は水道で補った。
本当は田に引いてはいけないのだが。
息子達は水道代の方が高くつく、其れまでして作らなくてもと陰で言う。
我家では、主人の母が大将だから誰も声高に言わない。
その代わり、普段の管理は母任せ。
当然、権限を剥奪しないで遣らせてあげてるんだから有難いと思ってもらわなくては。
自分の思う通りに出来るから呆けずに元気で居られるのだもの。
だって、1反強の田、7枚の棚田。小さくて出入りの悪い2枚ほどは今年から止めようと言ってたのに、母は一人で備中で耕しトラクターを入れないで済む様にして結局全部植えさせられた。
話し合いを反故にしてまで勝手に一人で決めて段取りしてしまうそんな母に黙って従っているんだから、文句は無い筈。幸せな人だ。
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