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王座戦の予選一回戦で川上猛六段戦です。
川上猛六段とは同じ平野広吉七段門下の同門で弟弟子です。
先手が川上六段になり、戦型は相矢倉▲3七銀戦法から加藤定跡の基本形になりました。
10年以上前になりますが、公式戦で川上六段と同じ戦型を戦っています。
本局は60手目△5四同金まで、よくある定跡手順に進みました。
ここから普通は▲7四歩△6四金▲2四歩△同歩▲2五歩△同歩と進むのが基本なのですが、本譜は61手目▲9八玉でした。
これは意外な手で、少しびっくりしました。
もし△9四歩ならそこで▲7四歩△6四金▲2四歩△同歩▲2五歩と反撃すれば、玉が遠いメリットがあります。
本譜は62手目に△5六歩としました。
以下▲5六同金△4七角▲5七金△8三角成▲6七金寄△7三馬▲5八飛△6四馬▲5二歩で第1図となりました。
イメージ 1

私は一歩損ですが、馬の方が大きいとみて、後手わずかに指せると感じていました。
ただ第1図の▲5二歩に応手が悩ましかったです。
本譜は手抜きで攻め込んでいけるのではと判断したのですが、なかなか大変でした。
第1図以下本譜手順は△4六歩▲同銀△8六歩▲同歩△8五歩▲同歩△7三桂▲4七歩△8五桂▲8六銀△5五銀▲7六角△4六銀▲5四飛△9七桂成▲同銀△8五銀▲6四飛△7六銀▲同金△6四歩▲4六歩△2八飛▲8八金打△6九角▲8七銀の展開で、こうなると後手は駒損で不利となり、以下135手で負けとなりました。
まず第1図から△4六歩に対して▲同銀が強気な好手でした。この手で▲4八歩の辛抱なら△5二飛▲8三角の展開でも、後手としては満足と思います。
▲4六同銀に△同馬は▲5四飛と金を取り返され、飛車がさばけているのでいろいろ手段はあるものの後手難しいと思いました。
それで一本△8六歩と突き捨てて、▲同銀なら△4六馬で先手陣が薄くなっているので後手相当です。
本譜の▲8六同歩には△8五歩から手順に桂をさばき、全部の駒が働いているので好調と思いました。
しかし後手の▲4六銀も働いたので、局後の検討でも意外にこのあとうまい手段が見つからなかったです。
△5五銀では△9四歩だったかもしれませんが、▲7六角でも▲8七歩△9五歩▲8八玉でも難しいです。
本譜は△4六銀の瞬間▲5四飛と強気に指され、何かありそうですが局後の検討でもどうも後手不利のようでした。
その後は玉を固められてからうまく反撃されてしまいました。
第1図に戻って△8六歩も考えられますが、すると▲同銀△4六歩に▲4八歩の辛抱でよくわかりません。
結局第1図では△5二同飛▲8三角△4六歩あたりが本筋の展開だったでしょうか。

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