表題の件について問われたので、ちょっと勘違いがあるかもしれませんが紹介します。
まず、背景の説明から。
昭和26年11月1日に葉書料金は2円→5円に値上げされました。
しかし、年賀葉書については既に印刷済みだったこともあり27年に限り2円に据え置き、
28年以降の年賀状は特別料金として4円となりました。
ちなみにこの年の年賀切手は年明けの1月16日に料金5円で発行されました。
それはさておき、年賀状料金は利用者まできちんと伝わらなかったのか、年賀状に5円貼った例が見られます。
さて、本題の27年について5円納付かつ絵入年賀印が押された例に移ります。
残念ながら旧議事堂5円葉書や尾長鳥貼りは持ってません。
けれど2円葉書に切手を貼った例ならあるので紹介してみます。
まず、普通に3円を貼った例。
二重印の時に一度紹介してますが再掲です。
あの時の話では葉書の消印は福岡・志免、切手の消印は若津ではないかという話になりました。
戦前の機械印流用なんてのもあります。
薄いですが、松阪局の松くい鶴逆植です。
議事堂2円葉書に1次新昭和1.5円×2の貼り合わせ例です。
議事堂2円葉書に3次新昭和1.5円×2の例
・・・嘘です。
これは年賀印が押されてますが普通の葉書でした。
裏面のデータもとってますが、12月31日の書き込みがあることから表だけでも年賀状ではないことは察することが可能かと思います。
12月31日なら年賀状扱いされても実害はなさそうです。
議事堂2円葉書に3円収納印付きの例です。
この組み合わせは郵政省の告示があって正式発行扱いされています。カタログでも独立ナンバーを与えられており5円葉書という認識でいいはず・・・
行徳氏の『戦後官製はがきを集める』ではウォントリスト入りしているし珍しい物・・・のはず
最後に、郵趣家便だけれどこんなのもあります。
こういう話ではなかったと思うけれど・・・
補足すると、当時沖縄はアメリカ占領下。
沖縄は特別料金が適用され郵便は基本的に国内料金でしたが、
S27とS28年は年賀状料金が適用されず葉書料金が必要でした。
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