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小さな工房、北村織物結城紬制作2ブログ
2018.5.20より拠点をTwitterへ移動したまに更新。両親高齢化で画像などは少なめ

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今まで染織資料を集めてきて、研究というものは肝心なときに案外、資金が足らなくなるということがあった。おおよそ3年くらい前から当時、民間としては先駆け的な染織資料を素材としてフィルタリングした紹介をしてきた。著書そのものによる引用だったり、疲労蓄積によりたった20冊前後でもほとんど手に負えないような偶像と対峙することもあった。年を重ねて見るとまったく自分の調べとは思えないし、なぜそれが必要なことだったのかもわからなかったりした。今の自分では書けないような、そんな記事もやはりあるにはある。再三となるが夜勤アルバイトの時は深く考えていなくて飲み物は水道水、食べ物はおにぎり、疲れた時は味噌汁をすすった。その頃と単純比較はできないものの、はりつめた緊張の中での物書きというのはできなくなっている。むしろ、自然体としての自分の文章となっている。相田みつをの詩をみると、すでにそうしたことがうたわれていたりする。着物の資料をこれから集めるといっても、単純に染織資料だけを考えて集めていたような頃には戻れず、また資金をとにかく集めるといった現実にむかていくチカラは脱力しており、着物を着ている女性と文章がただ心に浸透していくという感じになっている。もしアルバイトの時、簡単な方法を選択していたら<今の自分>もなかったのではないかとも思う。無意味な残骸ではなく現在をつなぐのが本という記憶装置なのではないのか、と漠然たる思いである。

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