|
◆な行
・なほ見たし花に明けゆく神の顔
・永き目も贈り足らぬ雲雀かな
・ 夏草や兵どもが夢の跡
・ 夏衣いまだ虱を取り尽くさず
・ 夏の夜や崩れて明けし冷し物
・ 夏山に足駄を拝む首途かな
・ 七株の萩の千本や星の秋
・ 何の木の花とはしらず匂ひ哉
・ 波の間や小貝にまじる萩の塵
・ 麺の下焚きたつる夜寒かな
・ 庭掃いて出でばや寺に散る柳
・ 庭掃きて雪を忘るる箒かな
・ 猫の妻へつひの崩れより通ひけり
・ 寝たる萩や容顔無礼花の顔
・ 能なしの眠たし我を行々子
・ 野を横に馬牽きむけよほととぎす
・ 野ざらしを心に風のしむ身かな
・ 蚤鼠馬の尿する枕もと
|