芭蕉のすべて&山口素堂

芭蕉は多くの文学者によって創られた俳諧人

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芭蕉発句 貞享年間

◆ 天和4年・貞享元年(1684)

◇ 元日やおもべばさびし秋の暮(真蹟)「続深川」
◇ 花の雲鐘は上野か浅章か
◇ 戸の口に宿祝なのれほととぎす「五十四郡」
◇ 忘れずば佐夜の中山にて涼め「丙寅紀行・泊船」
◇ 野ざらしを心に風のしむ身かな「甲子紀行」
◇ 秋十とせ却て江戸を指故郷「紀行」
◇ 霧しぐれ冨士を見ぬ日ぞ面白き「〃」箱根関
◇ 雲霧の暫時百景をつくしけり
◇ 猿を闘く人捨子に秋の風いかに「〃」富士川
◇ 道のべの木僅は馬に食はれけり「〃」
◇ 馬に寝て残夢月遠し茶のけぶり「〃」小夜中山

馬上落んとして残夢残月茶のけむり「赤冊子」
馬上眠からんとして残夢残月茶の煙「三冊子」
◇ 三十日月なし千年の杉を抱く嵐「〃」参宮
◇ 手にとらば消えん涙ぞあつき秋の霜「〃」帰郷
◇ 碪(きぬた)打ちて我にきかせよや坊が妻「〃」吉野
◇ 露とくとく心みに浮世すすがばや「〃」西行庵跡
初「試にうき世すすがん苔清水」
◇ 義朝の心に似たり秋の風「〃」常磐塚
◇ 秋風や藪も畠も不破の関「〃」不破
◇ しにもせぬ旅寝の果てよ秋の暮「〃」大垣
初「死よしなぬ浮世の果は穐の暮」
◇ 明ぼのや自魚しろきこと一寸「〃」桑名
初「雪薄し白魚自キ事一寸」「笈日記」
◇ しのぶさへ枯れて餅かふやどり哉「〃」熱田
◇ かさもなき我をしぐるゝかこは何と「あつめ句
初「笠もなき我を時雨るゝか何と」
◇ 狂句木枯しの身は竹斎に似たる哉「紀行」名古屋
◇ 凩の身は竹斎に似たる哉「泊船集・三冊子」
◇ 草枕犬も時雨れかよるのこゑ「〃」名古屋
◇ 市人よこの笠うらふ雪の傘「〃」抱月亭雪見
「市人にいで是うらん笠の雪」
◇ 海くれて鴨のこゑほのかに白し「〃」熟田海辺
◇ 海くれて鴨き声ほのかに白し」「三吟」
◇ としくれぬ笠きて草鞋(わらじ)はきながら「〃」伊賀

◆貞享二年(1685)

◇ 誰ガ婿ぞ歯朶に餅おふ牛の年(紀行)
◇ 旅烏古巣はむめに成にけり「鳥の道・泊船」
◇ 春なれや名もなき山の薄霞(真蹟)奈良
◇ はるなれや名もなき山の朝がすみ(真蹟)
◇ 樫の木の花にかまはぬ姿かな(紀行)鳴滝山家
◇ ぎぬにふしみの桃の雫せよ(〃)伏見
◇ 辛崎の松は花より脇にて(〃)琵琶湖
◇ 菜畠に花見皃なる雀哉(〃)水ロヘの道
◇ 命二つの中に生たる桜哉(〃)水口
◇ 山路来て何やらゆかしすみれ草(〃)山路
初「何とはなしに何やら床しすみれ草」自鳥山
◇ 杜若われに発句のおもひあり「千鳥掛」鳴海知足亭
◇ いざともに穂麦喰はん草枕(紀行)熱田桐葉亭
◇ 梅恋て卯花拝むなみだかな(〃)熟田
◇ 思ひ出す木曾や四月の桜狩「熱田三歌仙」
◇ 鳥さしも竿や捨けんほととぎす「千鳥掛」鳴海
◇ 行く駒の麦に慰むやどり哉(紀行)甲斐
◇ 山賎のおとがい閉るむぐらかな「続虚栗」甲斐山中
◇ 夏衣いまだ虱(しらみ)をとりつくさず(紀行)帰庵
◇ たびねして我句をしれや秋の風(〃)奥書
◇ 雲折り折り人を休める月見哉「孤松」

雲折り折り人をやすむる月見哉「はるの日」
◇ めでたき人のかずにも入ン老のくれ(真蹟)
目出度き人の数にも入らむ老の暮「其.歳」

◆ 貞享三年(1686)

◇ 幾霜に心ばせをの松飾り(其角丙寅歳旦帳)
◇ 古池や蛙飛び込む水の音「蛙合」・閏三下刊
◇ 古池や蛙飛ンだる水の音「庵桜」.三月下刊
◇ 花咲て七日鶴見る麓哉「ひとつ橋」
◇ 花ざかり七日鶴見る麓かな「水の友」
◇ 観音のいらかみやりつ花の雲(真蹟.「未若葉」)
◇ 起きよ起きよ我が奪ん寝る胡蝶(あつめ句)
起きよ起きよ我が友にせん酔ふ胡蝶(真蹟・短冊)
◇ 名月や池をめぐりて夜もすがら(あっめ旬)
◇ ものひとつ瓢は軽き我が世かな「四山集」
◇ もの一我がよはかろきひさご哉(あつめ句)
◇ 雲をりをり人をやすむる月見かな「春の日」
◇ 明行や二十七夜も三日の月「孤松」・(あつめ句)
あけぼのや廿七夜も三日の月「小文庫」
◇ 旅寝して我が句を知れや秋の風(真蹟跋文)
◇ 東にしあはれさひとつ秋の風(真蹟)
◇ 東西のあはれさひとつ秋の風(去来伊勢紀行)
◇ 花皆枯て哀をこぼす章の種「孤松」
◇ 花みな枯れてあはれをこぼす草の種(あつめ句)
◇ はつ雪や幸ひ庵にまかりある(あつめ句)
◇ 初雪や水仙の葉のたはむまで(あつめ句)
◇ 君火をたけよきもの見せむ雪まるげ「続虚栗」
◇ 月雪とのさぼりけらし年の暮(あつめ句)
◇ 年の市線香買に出ばやな「続虚栗」一応ここに置く。

◆ 貞享4年(1687)
◇ 誰やらが形に似たり今朝の春(歳旦)
◇ よくみれば萕花さく垣ねかな「続虚栗」
◇ 花に遊ぶ虻なくらひそ友雀(四吟歌仙)
◇ 卯の花も母なき宿ぞ冷じき(其角亡母追善)
◇ 月はやし梢は雨を持ちながら「鹿島詣」
鹿島詣では八月十四日より廿五日
◇ この松の実生えせし代や神の秋「鹿島詣」
◇ 狩りかけし田面の鶴や里の秋「鹿島詣」
◇ 芋の葉や月待つ里の焼畑「鹿島詣」
◇ 萩原や一夜はやどせ山の犬「鹿島詣」
◇ いなづまを手に取る闇の紙燭哉「続虚栗」
◇ 起きあがる菊ほのかなり水のあと「続虚栗」
◇ 痩せながらわりなき菊のつぼみ哉「続虚栗」
◇ 蓑虫の音を聞きに来よ草の庵(あつめ句)
◇ 旅入と我が名呼ばれん初しぐれ(其角亭送別)
卯辰紀行、真享四年十月より五年四月
◇ 星崎の闇を見よとや蹄く千鳥(紀行)
◇ 京まではまだ半空や雪の雲(〃)三河保美
◇ 寒けれど二人寝る夜ぞ頼もしき(〃)吉田

寒けれど二人寝ぞたのもしき
◇ 冬の日や馬上に凍る影法師(〃)天津縄手

冬の日の馬上にすくむ影法師(紀行)
◇ 鷹一つ見付けてうれし伊良胡崎(〃)伊良湖崎

いらこ崎にる物もなし鷹の声
◇ いざ出む雪見にころぶ所まで(真蹟)名吉屋
初「いざ行かむ雪見にころぶ所まで「あら野」
治定「花摘」「三冊子」
いざさらば雪見に転ぶ所まで
◇ 歩行ならば杖突坂を落馬かな(〃)桑名
◇ 旧里や臍の緒に泣く年の暮(〃)伊賀

芭蕉発句天和年間

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◆天和元年・延宝九年(1681)
◇春立や新年ふるき米五升(真蹟)
年立や新年古し米五升「泊船集」
初ハ似合しや新年吉き米五升「シャク尾冠」
◇ 餅花やかざしにさせる里が君「堺絹」
◇ ばせを植てまず僧む荻の二葉哉「続深川」
◇ 藻にすだく白魚やとらば消えぬべき「東日記」・(真蹟)
◇ 山吹の露菜の花のかこち顔なるや「東日記」・(真蹟)
真蹟には「冬の露」とある。
◇ 五月雨の鶴の足みじかくなれり「東日記」
◇ 愚に暗くいばらをつかむ蛍哉「〃」
◇ 梅柳看よ若衆哉女哉「武蔵曲」
◇ 梅柳さぞ若衆哉女かな「泊船集」
◇ タ顔の白く夜の後架に紙燭とりて「武蔵曲」(元年作)
◇ 侘びてすめ月侘斎が奈良茶歌「武蔵曲」(元年作)
◇ うかれ行月網笠の窓ヲ家として「武蔵曲」(元年作)
◇ 郭公まねくか麦のむら尾花「武蔵曲」
◇ 芭蕉野分して盥(たらい)に雨をきく夜哉「武蔵曲」
ばせを野分盥に雨を闇夜かな「三冊子」
◇ こちの子は酒乞ひ蟹は月を見て(木因書留)
初ハ「河豚ノ子は」「三冊子」
◇ 櫓の声にはらはた氷る夜やなみだ「続深川」
櫓の声波ヲ打つて腸氷ル夜やなみだ「武蔵曲」

◆ 天和2年(1682)
◇ くれくて餅を木魂のわびね哉(歳旦)
「露沾(ろてん)集」には「わび音哉」
◇ 花にうき世我酒白く食黒し
◇ 艶なる奴花見るや誰が歌のさま「真蹟」
初メ「艶なる奴今様花に弄斎ス」
◇ 梅 柳 無 若 衆 哉女 哉(前句とも木因宛書簡)
◇ 武蔵野の月の若生えや松島「松島跳望集」
◇ 月十四日今宵三十九の童部「三津和久美」
◇ 世の中はさらに宗砥のやどり哉「笈日記」
泊船集は「宗祇のしぐれ哉」

◆ 天和3年(1683)
◇ 夏馬の遅行我を絵に見る心かな「一葉集」
◇ 夏ぽくぽく我を絵に見る心哉「三冊子」
◇ 我を絵に見んトモ。
◇ 馬ぽくぽく我を絵に見る夏野哉「水の友.三冊子」
◇ ほととぎす正月は梅の花咲けり「虚粟」
◇ 清く闇かん耳に香焼いて郭公「虚栗」
◇ 青ざしや草餅の穂に出でつらん「虚栗」
◇ 甚や花なき蝶の世すて酒「虚粟」
◇ 髭風ヲ吹いて暮秋嘆ズルハ誰ガ子ゾ「虚栗」
◇ 世にふるもさらに宗砥のやどり哉「虚粟」
◇ あられ聞やこの身はもとの古柏「続深川」

◆ 天和4年・貞享元年(1684)
◇ 元日やおもべばさびし秋の暮(真蹟)「続深川」
◇ 花の雲鐘は上野か浅章か
◇ 戸の口に宿祝なのれほととぎす「五十四郡」
◇ 忘れずば佐夜の中山にて涼め「丙寅紀行・泊船」
◇ 野ざらしを心に風のしむ身かな「甲子紀行」
◇ 秋十とせ却て江戸を指故郷「紀行」
◇ 霧しぐれ冨士を見ぬ日ぞ面白き「〃」箱根関
◇ 雲霧の暫時百景をつくしけり
◇ 猿を闘く人捨子に秋の風いかに「〃」富士川
◇ 道のべの木僅は馬に食はれけり「〃」
◇ 馬に寝て残夢月遠し茶のけぶり「〃」小夜中山

馬上落んとして残夢残月茶のけむり「赤冊子」
馬上眠からんとして残夢残月茶の煙「三冊子」
◇ 三十日月なし千年の杉を抱く嵐「〃」参宮
◇ 手にとらば消えん涙ぞあつき秋の霜「〃」帰郷
◇ 碪(きぬた)打ちて我にきかせよや坊が妻「〃」吉野
◇ 露とくとく心みに浮世すすがばや「〃」西行庵跡
初「試にうき世すすがん苔清水」
◇ 義朝の心に似たり秋の風「〃」常磐塚
◇ 秋風や藪も畠も不破の関「〃」不破
◇ しにもせぬ旅寝の果てよ秋の暮「〃」大垣
初「死よしなぬ浮世の果は穐の暮」
◇ 明ぼのや自魚しろきこと一寸「〃」桑名
初「雪薄し白魚自キ事一寸」「笈日記」
◇ しのぶさへ枯れて餅かふやどり哉「〃」熱田
◇ かさもなき我をしぐるゝかこは何と「あつめ句
初「笠もなき我を時雨るゝか何と」
◇ 狂句木枯しの身は竹斎に似たる哉「紀行」名古屋
◇ 凩の身は竹斎に似たる哉「泊船集・三冊子」
◇ 草枕犬も時雨れかよるのこゑ「〃」名古屋
◇ 市人よこの笠うらふ雪の傘「〃」抱月亭雪見
「市人にいで是うらん笠の雪」
◇ 海くれて鴨のこゑほのかに白し「〃」熟田海辺
◇ 海くれて鴨き声ほのかに白し」「三吟」
◇ としくれぬ笠きて草鞋(わらじ)はきながら「〃」伊賀

芭蕉発句

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芭蕉発句抄

漢文2年(1662)〜延宝五年(1677)

寛文年間
◆寛文2年(1662)
◇春やこし年や行けん小晦日(最初の発句とされる)
◆寛文4年(1684)
◇姥桜さくや老後の思ひ出
◇月ぞしるべこなたへ入らせ旅の宿
◆寛文12年(1672)
◇雲と隔つ友かや雁の生き別れ

延宝年間
◆ 延宝3年(1675)
◇ 人毎の口にある也したもみぢ
◇ 針立や肩に槌打つから衣

◆ 延宝4年(1676)
◇ 天秤や京江戸かけて千代の春「当世男」
◇ 此梅に牛も初音と鳴きつべし「奉納両吟」
◇ 武蔵野や一寸ほどな鹿の声「当世男」
◇ 山のすがた蚤が茶臼の覆かな
◇ 雲を根に冨士は杉形の茂りかな「続連珠」
◇ 命なりわづかの笠の下涼み
◇ 百里来たりほどは雲井の下涼み
◇ 詠(なが)むるや江戸にはまれな山の月
◇ 富士の風や扇にのせて江戸土産
◇ 夏の月御油より出て赤坂や
◇ 一百里きたりほどは雲丼の下涼み
◇ けふの今宵寝る時もなき月見哉「続連珠」
◆延宝五年(1677)
◇ 門松やおもへば一夜三十年「六百番俳諧発句合」
◇ 梢よりあだ窪ちけり蝉から「〃」
◇ 霜を着て鳳を敷き寝の捨子哉「〃」(延宝7年改作)
◇ 冨士の雪盧生が夢を築かせたり「〃」
◇ 成りにけり成りにけりまで年の暮「〃」
◇ 色付くや豆腐に落ちて薄紅葉(杉風と両吟)
あら何ともなや昨日は過ぎて河豚汁「江戸三吟」

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