最悪 奥田英朗 不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。銀行員のみどりは、家庭の問題やセクハラに悩んでいた。和也は、トルエンを巡ってヤクザに弱みを握られた。無縁だった三人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める。比類なき犯罪小説、待望の文庫化!(裏表紙より) 評価:☆☆☆ メインの3人のそれぞれの出来事を考えてみると、そういう現実がリアルにありそうだ。それぞれが、それぞれの事情で深みにはまっていく…。我を失っていく様なんて、本当に見事な描写です。そして、そんな3人があの場所に会したとき、なんだかあまりにも滑稽で笑ってしまいました。決してコメディではありません。でも、人間、追いつめられると意味もなく笑ったりするでしょう?なんかそんな感じのおかしさを感じてしまったんです。その後の3人についても、タイトルの「最悪」が適用されるかと思いましたが、こういう終わり方なら納得でした。
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暗い気持ちになりましたか?
トラバさせてください☆
2011/2/17(木) 午後 10:00
川谷やみどりみたいな人は、周囲にいそうな気がします。
というか、一歩間違えば自分も似たような状況に陥るかも。
運命を分けるものって何なのか、考えてしまいますね。
2011/2/19(土) 午前 1:10
KORさん、私もトラバしました☆
読んでいる途中はねぇ、やっぱり暗くもなるわね。
まぁ、あのまま終わらなくてよかったわ^^;
2011/2/21(月) 午後 2:59
Angelさん、仕事をしている人って、何かしら彼らのような岐路に立たされることがありますよね。
家でのんびりしていると、そんな現実を忘れてしまいそうで怖いです。
…って、家にいても、そういうことはあり得ることなんでしょうけどね><
2011/2/21(月) 午後 3:00